三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 2月18日 「いい仕事してますネ~。」

2013-02-19 | メンテナンスお気楽日記
            四つ枠の新品製作。なぜか?うれしくなる。

先週の木工所。その後も何度か顔を出した。手直し依頼のため。
組み合わせの際、スーッと入って欲しい箇所が結構きつくて入らない。

鉄材料なら、何ミリと指定すればコンマ何ミリのプラス研磨で組み合わせが出来る。
ところが、木材は生き物?。膨張収縮は使う材料によって様々。

いくら乾燥素材や複合素材だといっても、プレスすれば縮むし離せば膨れる。
その為には、仕上がりの仕様をイメージしての加工が必要となる。

だから、注文指示の際「ここはキツメで、ここはユルメで動きが欲しい」
親方に話ておかなければ、図面だけでは必要なポイントは伝わらない。

木工細工なら自分でも出来る。ノコギリとクギがあれば日曜大工?。
加工も簡単だし、材料はホームセンターに行けば揃う?なんて簡単なものじゃない。

日本建築の中には、クギを一本も使わない建物もあると聞いている。
それが何百年と、自然の脅威?に耐えながら現在に存在している。

木の持つ特質やクセ。力の掛かりや逃がし。正に匠の技。

鉄骨にセメント。ボルトや溶接によってそれなりのモノは出来る。
それが近代化だとも思ってきた。ものづくりはカタチづくりで良かった。

壊れる(壊す?)ものづくりは産業経済を牽引してきたのも事実。
時代は動いてこその発展であり、変化でもある。

でも今一度考えて欲しい。日本のものづくりのブランドは
「壊れない機械、壊れにくい機械」すなわち「品質」にあったはず。

その為には、素材はもちろん、加工を極める技術者が一番大切な存在。と、まあ。

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