三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 3月8日 中古市場は厳しくなる一方

2012-03-08 | メンテナンスお気楽日記
                   中古処分品?ばかり増えてくる。ゴミ屋じゃないョ。

今日はドラム交換のお仕事です。当然?新品ではありません。

ケバの発生が確認され、仕事を続けるためには部品交換しか方法がありません。
新品交換したいのはヤマヤマだが、償却に何年掛かるか、それより予算も厳しい。

依頼は「キズのないドラムを世話して欲しい、多少高くてもイイ」でもAランクは在庫薄。
倉庫の在庫もBランクばかり、糸道に影響しないキズでも、やはり見た目が大切。

無理もない、ここ何年も新品販売からご無沙汰しているのに、中古機械にAランクが付いている訳がない。
中古機械の組み付け整備に際しても、少しでも良いのから使っていくから、おいおいC(処分)が増える。

国内の二次メーカーもあったが、販売不振でサッサと撤退してしまった。当然の流れ?。
インドなど東南アジア製の品も見せてもらったが、まだまだ使い物には程遠い。

部品がない?で、メーカーに純正品を注文する。帰ってくる答えは、
「在庫がきれています。製作まで約一か月。ロットが少ないので割高になりますョ。」

笑い話じゃなく「新規設備には中国語、ハングル語の説明書が付いて来る」なんて明日かも?
自分のお客様の中にも、上海展示会で台湾製の機械を購入した工場もあります。先見の明?

国内での機械製造が無いということは、当然中古機械も無くなるということ。
機料店の中には「在庫を持ったとこだけが、生き残れる」なんて言われるが、
それが出来るのは、大型店しかない。なんか電気店やスーパーの流れと似ている。

悲感ばかりする事もないョ、路地裏を歩けば結構オモシロイ店があるのも事実。

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