女性の健康と睡眠９現代人が多く抱える睡眠のトラブルとは

女性の健康と睡眠９
現代人が多く抱える睡眠のトラブルとは
全般的に眠りに関する不満を持っている方は
増えてきていると思われます。なかでも、
現代のインターネットの普及との関係を示唆されて
いるのが、生活パターンがずれていってしまい
夜寝つけず、朝起きられないという症状で、ＩＴ企業
の方に多くみられます。
私たちの睡眠は体内時計でコントロールされていて、
その設定は１日は約２５時間。それを毎朝太陽の光を
浴びることで、脳が２４時間に調整しているのです
夜遅くまでテレビを見たり、パソコンなどをやっていると
脳が興奮してしまい、なかなか寝つけなくなります。
その結果、睡眠不足で朝寝坊を続ければ、朝の光で
体内時計のズレを解消することができなくなってしまいます
早起きして必ず明るい光を浴びる。それだけで必ず
睡眠のリズムは戻ってきます。人間にとって
太陽の光を浴びることはとても重要なことなのです

女性の健康と睡眠８女性の睡眠にかかわるトラブル２

女性の健康と睡眠８
女性の睡眠にかかわるトラブル２
睡眠が不足するとグレリンという食欲を高める
ホルモンが大量に分泌され、逆にレプチンという
食欲を抑えるホルモンの分泌が減少します。
そのため、食べすぎるようになって肥満に
つながります。睡眠を十分にとらないと、
生活習慣病のリスクも高まるのです。また、
寝不足の朝は食欲がなく、起きている夜には
食べすぎてしまう生活習慣に陥りやすく
太りやすくなります

女性の健康と睡眠７女性の睡眠にかかわるトラブル

女性の健康と睡眠７
女性の睡眠にかかわるトラブル
女性特有のからだのバイオリズムなどもあって
どうしても女性は男性よりも睡眠のトラブルを抱え
がちです。睡眠にまつわる様々な問題のなかでも
特に女性とって気にしてほしいポイント
寝ている間に食べてしまう病気
女性に多いと言われる睡眠関連食行動障害
睡眠障害の一つで、寝ている間に無意識のうちに
何かを食べてしまうという行動です。
その間の記憶は完全に、もしくは部分的に欠落して
います。そのメカニズムは不明ですが、何かの
睡眠障害があると起こりやすいので、まずは睡眠障害の
治療を先に施します。その効果が上がるうちに
症状が軽減されることが多いのです

女性の健康と睡眠６男性よりも少ない睡眠時間

女性の健康と睡眠６
男性よりも少ない睡眠時間
２０代以外では女性の方が男性より睡眠時間が
すくなく、特に４０代の日本人女性は世界で最も
睡眠時間が短いといわれています。これは、
女性が男性よりも身ずくろいに時間をかけること
さらに仕事のほか家事や育児に追われるなど、
睡眠時間を犠牲にする場合が多いことが理由に挙げられ
ます、また、女性ホルモンの影響でリズムが乱れ
睡眠の質に悩むケースも
不眠症は女性に多い
不眠症は女性に多いといわれ、年齢が高くなるほど
その数は増えていきます。医学的な理由は不明ですが
生理前後の体温の変動なども関係しているのではと
考えられています。また、睡眠不足症候群という
睡眠障害の予備軍が多いのも女性だといわれます
その症状は、自分で気ずかないうちに睡眠不足になって
いて、日中の作業能力が上がらないというものです

女性の健康と睡眠５女性ホルモンと睡眠のかかわり

女性の健康と睡眠５
覚えておきたいメカニズム
眠りについての基礎知識
女性ホルモンと睡眠のかかわり
体温の高い黄体期は睡眠リズムが乱れやすい
体温が下がり始めたときは寝つきやすいと
いわれるように、体温と睡眠の間には密接な関係が
あります。しかし女性の場合は、生理周期２８日の
体温リズムがあり、それは乱れることが多いのです
たとえば、排卵してから月経までの黄体期と呼ばれる
高温期には、基礎体温を上げる作用のあるプロゲステロン
というホルモンが増加します。その結果、最低体温が
底上げされ、体温のメリハリがつきにくくなります
そのため、昼間は眠気を感じるのに夜はなかなか寝付け
ないなど、睡眠が乱れる原因になるのです

女性の健康と睡眠４成長ホルモン

女性の健康と睡眠４
覚えておきたいメカニズム
眠りについての基礎知識
脳やからだの修正作業をしてくれる
成長ホルモン
ノンレム睡眠時に最も分泌される成長ホルモン
深いノンレム睡眠（写真の表の３から４の段階）
には、脳下垂体から成長ホルモンが大量に分泌されます
これは、たんぱく質の合成を促し、疲労回復や肌の
調子を整えるほか、脳神経の発育や細胞の修復にも
深くかかわるなど、からだだけでなく脳も成長させる
といわれています。日中１時間から３時間くらいの周期で
分泌され、入眠後のノンレム時に大量となります
肌の調子を整える働きもあるといわれる成長ホルモンは
２２時から２時の時間帯に最も分泌量が増えます
そこでこの時間帯は女性にとっての、
シンデレラタイムと呼ばれる事もあります

女性の健康と睡眠３眠りについての基礎知識

女性の健康と睡眠３
覚えておきたいメカニズム
眠りについての基礎知識
眠りの基本的なメカニズムを知ることは、
良質の睡眠へ近ずく第一歩。良い眠りは肌の調子や
体調も左右します。それに、日中の活動や仕事の
能率にもかかわるなど、あらゆることに関連して
いるのです。
レム睡眠とノンレム睡眠のサイクル
寝入って最初の７０分から９０分くらいは
ノンレム睡眠（１から４までの段階があり数字が
大きいほど眠りが深い）があり、その後レム睡眠が
出てきます。平均的な周期は９０分から１２０分
くらいで、ひと晩に４回から５回それを
繰り返します

女性の健康と睡眠２覚えておきたいメカニズム

女性の健康と睡眠２
覚えておきたいメカニズム
眠りについての基礎知識
眠りの基本的なメカニズムを知ることは、
良質の睡眠へ近ずく第一歩。良い眠りは肌の調子や
体調も左右します。それに、日中の活動や仕事の
能率にもかかわるなど、あらゆることに関連して
いるのです。
眠りを構成するのはレム睡眠とノンレム睡眠の２種類
からだを休めるレム睡眠
脳を休めるノンレム睡眠
レム睡眠とはＲＡＰＩＤＥＹＥＭＯＶＥＭＥＮＴの
略で、睡眠中、まぶたの下で目がキョロキョロ
動いている状態。それ以外をノンレム睡眠と呼びます
レム睡眠では、からだの筋肉は弛緩し、脳波は覚醒して
いるときに近い状態。ノンレム睡眠では、筋肉は
完全には弛緩せず、脳波的には深く眠っている状態です
このように、二つの眠りで、からだと脳の
メンテナンスをしているのです

女性の健康と睡眠１

女性の健康と睡眠１
女性のための心地よい眠りへの誘い
人が健康的な生活を送るのに不可欠な睡眠
日々の暮らしが充実したものになるかどうかは
眠りにかかっていると言っても過言ではありません
特に女性にとっては、からだのバイオリズムにも
おおきくかかわっている問題だけに重要です。
脳とからだの休息の仕組みを知り、睡眠と
上手におつき合いできるようになりましょう
女性と眠りの基礎知識
眠りを構成すのは、レム睡眠とノンレム睡眠の２種類
脳やからだの修正作業をしてくれる成長ホルモン
女性ホルモンと睡眠のかかわり

女性の髪ケア１２

女性の髪ケア１２
予防と改善のセルフケア
ポニーテールなど、一か所に強い負荷がかかる
ヘアスタイルを長期間続けるのは避けたほうが無難
同じところに分け目をつけること自体はさほど
髪の負担にはなりませんが、日焼けによるダメージが
集中する可能性が懸念されます。血流不良につながる
肩こりや冷え、睡眠不足、食生活の乱れにも注意が
必要。そして可能な限り精神的ストレスを溜めない
ように心がけてください

女性の髪ケア１１予防と改善のセルフケア

女性の髪ケア１１
予防と改善のセルフケア
健康で美しい髪をつくるためにの食べ物
良質なタンパク質を摂取するのがよいと言われています
髪の主成分はケラチンというたんぱく質。そのため、
必須アミノ酸をバランスよく含んだ、良質なタンパク質が
育毛の強い味方に。鳥のささみや豚のヒレ肉、アジ、サバ
サンマ、などの青魚、乳製品、大豆や豆腐などが最適です
とはいえ、髪もからだの一部、栄養バランスの取れた
食事が大切であることも、お忘れなく
あくまでも、髪の毛には良いとされている食物です
沢山食べたからと言って髪が一気に増える訳では有りません

女性の髪ケア１０予防と改善のセルフケア

女性の髪ケア１０
予防と改善のセルフケア
痩せてしまった髪をもとに戻すことは可能です
まずは頭皮を清潔な状態にしましょう
そして、血行不良を改善することが大切
今すぐできることは、髪だけでなく頭皮の汚れも
きちんと落として、育毛剤などで保湿すること。
頭皮に付着したスタイリング剤や乾燥による
フケなどで毛穴が塞がれると、１つの毛穴から
２，３、本生えるはずの髪が１本になったり、
出口が狭いため細くなったりするのです。また、
洗髪時にはツボ押しを意識する、バスタブに浸かって
全身を温めるなど、血行促進を習慣に

女性の髪ケア９予防と改善のセルフケア

女性の髪ケア９
予防と改善のセルフケア
毛穴の休止期とは
一般的に、日本人の髪の本数は１０万から１２万本。
そのうち、１日に約１００本、季節の変わり目や体調の
変化によっては約２００本の抜け毛は正常値といわれて
います。ただし、地肌が透けて見えるような場合は、
毛周期が短くなっている可能性も。本来、脱毛とほぼ
同時に新しい毛が生えてくるのですが、ヘアサイクルが
短くなってしまうと、次の髪の準備が間に合わなくなると
考えられています。この場合、休止期に入っていても
毛穴は生きているので、頭皮、育毛ケアで健康な
状態に戻すことが先決です

女性の髪ケア８ボリュームダウンの要因とは

女性の髪ケア８
ボリュームダウンの要因とは
大きく分けて、２つの要因があると考えられます
まずは、全体の本数はさほど変わらないものの、
１本１本の髪が痩せて細くなることで、ハリやコシ
がなくなるケース
もう一つは、更年期などホルモンバランスの乱れに
伴って、抜け毛が増え、本数そのものが少なくなる
ケースです。
いずれも重要になってくるのは、頭皮の健康状態
いきいきとした髪を育むためには、土台を再生
することが不可欠なのです

女性の髪ケア７髪は発毛と脱毛を繰り返す

女性の髪ケア７
髪は発毛と脱毛を繰り返す
個人差はありますが、一般的に女性の髪の毛は
５年から６年のサイクルで発毛と脱毛を繰り返して
います。これを毛周期（ヘアサイクル）と呼びます
髪全体の８０パセントから９０パセントは成長期の
状態にあり、毛根の根もとで毛母細胞が分裂を
繰り返し、髪を伸ばします。そして、約１パセントは
毛母細胞の分裂が減少し、毛根が頭皮の浅いところへ
移動する、後退期で、期間は２週間から３週間。
その後、毛母細胞の活動が止まり、脱毛とほぼ同時に
次の毛の生成が始まります