『美女と野獣』あたりから始まった、大人の鑑賞に堪えうるアニメ編。その辺のシリーズの中で、特に好きなのが『ムーラン』なのだが、これは一般的にはあまり受けがよろしくない。
だんだんと尻つぼみの様相で、次は一体どんな手でくるんだろうと思ったら、絶対にあり得ない手でキターーー!といっても、「101」なんかは、イメージピッタリで、そんなにあり得ない手法ではなかったような気がしないでもないが、それでも、ディズニーが自虐的な表し方の選択をとったのは、潔かった。
さてさて、お話はもろにおとぎ話。物語の主人公は美しい娘のジゼル。白馬に乗った王子様を夢見て、ちゃんと王子様はやってくる。そして二人は運命の恋におち、魔女の邪魔にもめげずに、ゴールイン。いつまでも幸せに暮らしましたとさ。めでたし、めでたし・・・・。
のはずが、そうはいかなかった。今回の魔女の邪魔は、強烈。何と、現代のNYに飛ばされてしまう。
おとぎ話の世界とは、対極にあるような現実的なNYで、ずれまくりのジゼルちゃん。すべてはこの【あぁ、勘違い】が、おもしろさのすべてなのだが、彼女のずれよりは、やっぱ我らが王子様っしょ。
ジェームズ・マーズデン最高です。サイクロップスでお目目隠してて、いまいちぱっとしなかったのですが、お目目全開の『スーパーマン』あたりから、ノリにノってます。
あの王子のコスチュームの似合うこと、似合うこと。おまけに『ヘアスプレー』で、ご披露した歌のうまさも、見事。このタレントぶりに脱帽です。あのわざとらしい王子をわざとにみせないようにできるのは、あなただけです。
この王子の配役がすべて。あとの話は、それなりの流れで、真の愛をみつけたあと。よろしいんじゃないでしょうか。ところどころに入る、お歌も結構自虐的に適度に痛くて、いいです。
悪い魔女はやっつけられなければ、ディズニーじゃないし、お決まりは踏襲しつつ、妙な満足感に包まれた一本でした。
絵を見たときからナサニエルはティモシー・スポールだよなあ、と予想して、見事にピタリ賞。スーザン・サランドンに迫力の魔女役もぴったりでしたわ。今あの役ができるのは、あなたとミシェル・ファイファーだけ。
こういう映画もいいんじゃないでしょうか。とっても幸せな気分になれました。
ジゼルをやったエイミー・アダムスの年齢に、ちょっと引いてしまいましたが、(30過ぎてた)、そこも狙いだったのかなあ。
◎◎◎○
『魔法にかけられて』
監督 ケヴィン・リマ
出演 エイミー・アダムス パトリック・デンプシー ジェームズ・マースデン スーザン・サランドン レイチェル・カヴィ ティモシー・スポール
だんだんと尻つぼみの様相で、次は一体どんな手でくるんだろうと思ったら、絶対にあり得ない手でキターーー!といっても、「101」なんかは、イメージピッタリで、そんなにあり得ない手法ではなかったような気がしないでもないが、それでも、ディズニーが自虐的な表し方の選択をとったのは、潔かった。
さてさて、お話はもろにおとぎ話。物語の主人公は美しい娘のジゼル。白馬に乗った王子様を夢見て、ちゃんと王子様はやってくる。そして二人は運命の恋におち、魔女の邪魔にもめげずに、ゴールイン。いつまでも幸せに暮らしましたとさ。めでたし、めでたし・・・・。
のはずが、そうはいかなかった。今回の魔女の邪魔は、強烈。何と、現代のNYに飛ばされてしまう。
おとぎ話の世界とは、対極にあるような現実的なNYで、ずれまくりのジゼルちゃん。すべてはこの【あぁ、勘違い】が、おもしろさのすべてなのだが、彼女のずれよりは、やっぱ我らが王子様っしょ。
ジェームズ・マーズデン最高です。サイクロップスでお目目隠してて、いまいちぱっとしなかったのですが、お目目全開の『スーパーマン』あたりから、ノリにノってます。
あの王子のコスチュームの似合うこと、似合うこと。おまけに『ヘアスプレー』で、ご披露した歌のうまさも、見事。このタレントぶりに脱帽です。あのわざとらしい王子をわざとにみせないようにできるのは、あなただけです。
この王子の配役がすべて。あとの話は、それなりの流れで、真の愛をみつけたあと。よろしいんじゃないでしょうか。ところどころに入る、お歌も結構自虐的に適度に痛くて、いいです。
悪い魔女はやっつけられなければ、ディズニーじゃないし、お決まりは踏襲しつつ、妙な満足感に包まれた一本でした。
絵を見たときからナサニエルはティモシー・スポールだよなあ、と予想して、見事にピタリ賞。スーザン・サランドンに迫力の魔女役もぴったりでしたわ。今あの役ができるのは、あなたとミシェル・ファイファーだけ。
こういう映画もいいんじゃないでしょうか。とっても幸せな気分になれました。
ジゼルをやったエイミー・アダムスの年齢に、ちょっと引いてしまいましたが、(30過ぎてた)、そこも狙いだったのかなあ。
◎◎◎○
『魔法にかけられて』
監督 ケヴィン・リマ
出演 エイミー・アダムス パトリック・デンプシー ジェームズ・マースデン スーザン・サランドン レイチェル・カヴィ ティモシー・スポール
最初に彼を見たのは「アリーmyラブ」ってドラマだったのですが、
その時も歌ってて、いいなぁ~!と思ったんですよ。
その後いつも恋人をかっさわれちゃう役ばっかり
だったから心配していたのですが(´▽`*)アハハ
「ヘアスプレー」に本作と歌を披露できて(´▽`) ホッ
としています~www
sakuraiさんの感想に絵文字がいっぱいあるので、つい違う所に来たかな?と思って見直ししちゃました~(笑)
楽しい映画でしたね~
私も観終わった後に幸せな気分になりました♪
マースデンはハマリ役でしたね(笑)
仰るようにあのコスチュームが似会う俳優さんはなかなかいないと思います
花開いて、よかった。
でも、こういうわざとらしい役が似合うって、どうなんでしょうね。
マーズデン!!ええです。
あの方向で、行ってもらいたいですが、なんか次は妙に社会派あたりの役でもしちゃいそう。
ほんとうに、このキャスティング素晴らしかった。
やっぱ、彼がぴかいち!
sakuraiさんが同じことを書かれていて
とっても嬉しくなりました。
残念ながら、吹き替えで観る事になってしまったんで、歌声を堪能できなかったんですが
充分、楽しさは伝わってきました。
でも、この映画の続編はやめて欲しいなぁ~~。
かなりヒットしてるみたいだから、ありそうな気がして。
吹き替えって、いったい誰がやったんすかね。
サイクロッップスのタレントぶりは、なかなかですわ。
次はどんな役してくれるのか、楽しみ、楽しみ。
もしかしたら、スーザン・サランドンは本当に魔女(笑)かも。 きっとあのメイクが実は素顔だったと思いませんか(笑)? しかとハマりました、彼女に。 僕が以前記者会見で見たときは、凄く疲れた顔をしてましたから^^
やっぱ今こんだけ迫力ある魔女をやれるのはミシェル・ファイファーか、この人ですよ。
疲れた顔しても、化粧しちゃうと、ぱりっとなっちゃうんでしょうね。
見る者を楽しませようという映画の基本だと思いますよ、これは。
王子様!!最高でした。
ジェームズ・マーズデンはあて書きかと思うほどに、王子様にぴったりですね。
あんなにタイツが似合う人はそうはいません。
ティモシー・スポールはアニメの絵からしてそっくりでしたねー。
ジゼルも魔女もみんなキャスティングがぴったりで、とても楽しめました。
映画はキャスティングがとっても重要なことを教えてくれますよね。
毎度ありがとうございます!
良かったです!面白かった!
さすがディズニーですね。昔のディズニーアニメ
の味をちょこっと絡ませながらアリエナイ魔法の
物語、最高でした。下手したらパロディになりそう
なギリギリ状態だったけどね。エイミー・アダムス、
今年34歳らしいですね。よくやってくれました!
年齢を感じさせないぶりっこプリンセスですね。
あのサービス精神は、映画の王道ですよ。
どっちかって言ったら、魔女の方に近い存在になってきてますが、あすこまでのスーザン・サランドンも素敵でした。
…「ムーラン」って見てません。オススメ作品ですか??(ちなみにウリ坊の事で反応いただいた「タンポポ」もキチンと観たことがありません)
「魔法に…」の鑑賞以降、過去のディズニー作品が観たくなった私ですが、うちにあるのはレーザーディスク…観る機械が故障しててありません…どこかでデッキが安く売っていませんかねぇ。
では、また来させていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。
でも、おもしろい。良くできてる。なかなかいい作りですよ。
よかったらどうぞ。
『タンポポ』ってラーメン屋さんがメインですが、さまざまな食べ物のうんちくが出てくるんですよね。
いまだにいろいろ勉強になる!と思ってます。
うちにも壊れた機械が一つ。
なけなしの金で買った、あのバカ高かったLDの数々・・・。勿体ないです。
合ってるみたいですよね。
もっと歌わせて上げて欲しかったです。
私は、掃除するゴキブリとネズミと
セントラルパークのミュージカルが
この映画の見所だと思いました。
良かったですよ。
サイクロップスとは、違った一面で。
絶対こっちのキャラの方が似合うと思いますがね。
ゴキブリは素晴らしかったのですが、あたしはスーザン魔女に座布団3枚を。
コメントありがとう
本作は子供より、大人向けかもしれませんね。
キャストも全員そこそこの年齢ですから・・・。本来なら姫も王子も10代だと思うのですが、俳優たちは30代ですからね。子連れの男性と恋におちる訳ですから、そうしないと辻褄があわないのでしょうね。
sakuraiさんは、ジェームズ・マーズデンがお好きなようですね。彼のことはよく知りませんでしたが、コメディーが似合いそうですね。
自虐ネタも余裕で描けるのは、ディズニーの太っ腹を感じました。
ジェームズ・マーズデン!!「X-メン」で苦悩のサイクロップス役が印象深くて、この役柄でぶっ飛びました。
よかったです。