「カケラ」中村映里子さん舞台挨拶

さてさて、その中村映里子さん。
なんと、山形は南陽市の出身だとか！！
いやーー、こう言っちゃなんですが、結構ないなかでっせ。あんなかわいい子がいたら、それだけで、珍事のような気がしないでもないですが、その辺のことも聞けるのかなあ・・・と、楽しみにしながら、お話を。

さて、まずデビューのきっかけからびっくり。
中学校に入る前に、東京に遊びに行ったときに、なんとスカウトされたのだとか・・・。
小学校の６年生ですよ！で、行っちゃったと！！ここは親がすごいですね。もしあたしがその立場の親だったら、絶対にうんとは言わないでしょう。

でも、映里子さんとお話して、ありかも・・とも。２１歳のお嬢さんとは思えないほどしっかりしてて、自分の考えをきちんと主張できて、表現できる。鍛えられた面もあるかもしれませんが、多分に備わった資質もあるかと思います。これだったら、外に出せると思ったのかもしれませんな。

この役はオーディションで得た役だったとか。
今までの役柄から、満島ひかりちゃんの方がはっきりした役のリコちゃんで、中村さんの方がおとなしめのハルちゃんだと。

でも、監督は彼女らの中にある内に秘めた何かが見えたのか、まるで反対のイメージの配役にしたのだとか。

で、リコちゃんの中村さんに対しては、めちゃめちゃ厳しい演技指導をして、ぶつかって、ぶつかって、怒りとか、内からの発奮を引き出して、あの役柄を作ったと。

中村さんは、自分にもそんな面があるとは思ってもいなかったのだが、徐々にそういった面が自分でもわき出てくるのがわかったとか。



一方、満島さんの方には、一切演技指導とかはなし。「これはどうしましょう？？」なんて聞かれても、上の空の返事で、まともに取り合わなかったと。どんどんと満島さんは不安が募っていき、いらいらしながらの自信がみえなくなったようなのが、あのハルちゃんになったと。
おそるべし、モモ子監督。

そんな話をお聞きした後に、一緒にお酒のみをしまして、目の前の写真が、冒頭の一枚です。いやーー、お顔がちっちゃくてかわいい！神様って不公平・・・。つくづく思いますわ。

よく出来た娘さんっすよ。年みると、うちの大仏とおんなじ・・・。やっぱ不公平・・・とも思ったのですが、ＤＮＡのなせる技なら、しようがないか。

矢口監督の「ハッピー・フライト」にも出演なさってたようですが、ぜひ「スウィング・ガールズ」にも出たかったとか。もろにあの辺が舞台でしたもんね。

モデルはやってきたけど、ぜひ女優としてがんばっていきたいと。いままでもさまざまなオーディションを受けてきて、いろいろと落ちた経験もあると。苦労も欠かしません。

ぜひ、これからもがんばってもらいたいですね。かなりの厳しいレッスンも続けているようで、半端な気持ちで臨んでいるのではない、しっかりしたビジョンをもって、これからも進んでいく！というちゃんと裏打ちされたものを持ってらっしゃいました。

応援したいです。

こちらは書いていただいたサインでした。