迷宮映画館

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かにゴール・キーパー観戦記

2006年08月05日 | か行 日本映画
書くのもはばかられて、どうしたもんかと思っていたのだが、そろそろほとぼりも冷めた頃(何の?)ではないかという事で、書くことに。そう、かにです。かにがゴール・キーパーをするのです。じゃーーん!

かにだのコアラだのイカだのが、いろいろとご活躍されるわけだが、怖いもの見たさとでもいいましょうか、何となくそそられた『かにゴール・キーパー』!でも到底一人で見に行く気にはなれず、ほっておいた。しかし、ながながと上映してきたかにちゃんもそろそろ終わり。んでもって我らは当地をしばらく離れる。どうする?かに?

旅行に行く前日、子供と映画に行く事に。「『日本沈没』と『かにゴールキーパー』、どっちがいい?」
2人とも声を揃えて
「『かにゴールキーパー』
えーーー、やっぱ見るんですか?しようがねえ、見っか!

さて、まず映画館へ。夏休み前に渡された割引券なぞは絶対に忘れない。二人の少年と一緒に映画館の窓口に行くと、もぎりのおじさんに
「『カーズ』はここじゃないんですよ」
といわれる。
「イヤー-『かに・・』なんですけど・・・」
「ははぁー」
何となく不審な目で見つめながら、割引券を出そうとしたら
「あのーー、これは委託で上映しているもので、割引も駐車券も何もないんですよ。一律1000円。それでもいいですか?」
そういわれて引っ込むわけにもいかず、
「はぁ、分かりました」
といって、3000円を出す。
「いやーー頼まれて上映しているもので、委託なもので・・・」
をやたら繰り返す。いろいろ言われてきたのか、ぼやきたくもなったのかは不明だが、どこか釈然としないまま、ポップコーンをもらって、中に入った。

予想通りといいましょうか、中はがら空き。誰もいない。子供たちには「アイス・エイジ2」に続いての快挙(?)。予告も何もなく、いきなりの上映が始まった。
「地球の環境の劇的な変化は、さまざまな自然に影響を与えていた・・・」
というような、なかなか崇高な出だしから始まったのだが、あとはストーリー書く気にもなれないので、割愛いたします。

張りぼてのかにが演技をし、真面目にかに相手に役者やってる俳優さんたちにモーレツにカンドウしながら、かにがソープで働き始めたあたりで「やばっ!」かあちゃんは焦る。ちびに「ソープって何?」って聞かれたら、どうしよう。うーーん、あたしは一体何をやってるんだと、この頃になってモーレツに反省し始めた。
やっぱ、日本沈没にしとけばよかったかな・・・。

なんのかんのと約一時間半で映画終了。きわどいシーンもちょこちょこありながら、なんとか終った。これほど焦って見た映画もなかったような。かにミソがなくなるとラリルかに。代わりに入れるのが「西京ミソ」って一体?反則丸出しの相手チームは、かにをぼこぼこにするのだが、手足もぎ取られたかにが再生するって一体?深く突っ込んではいけないと思いつつも、いろんな面で深く反省したかあちゃんだった。

そのあと沖縄に行った面々だが、海辺でかに見つけると「あ、ゴールキーパーがいる。ゴールキーパーだ!」と喜んで(?)いた2人だった・・・・・。


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