日常散策

日々の記録とその他のこと

大阪の建築ガイドブックによる散策について。中之島西部~四ツ橋筋編。その2

2011年05月23日 | 町あるき



 出入橋から堂島3に来ました。大阪データ通信局(現NTTDATA堂島ビル)です。1974年竣工。設計は電電公社建築局。施工は大阪データ通信局、と竹中工務店、大林組、銭高組、間組のJVです。何だか企業関係を垣間見るような気がします。
 外装はプロフィリットとアルミ材の組み合わせ。プロフィリットって何?と調べると溝型ガラスで、これは現在の花形建築素材でございました。うちの応接間にも使いたいですね。(笑)
 このホームページには茨木市のレーモンド物件紹介がありました。現在のですが。



 ちょっと前までなら、ここから田蓑橋を渡って大ビルへのコースでしたが、それもなくなりました。
 今日は阪大病院跡地に立ち並ぶビル群を抜けて川べりに向かいます。
 その中にあるのがロイヤルホテル カフェ&バー リバーサイドテラスです。ブラインド全開にすると風景よし、と思います。デートコースかな。出来れば堤防が低くて、ボート遊びなぞされていたら尚一層風情ありでしょうか。でも防災面で無理か。。夜が良いかもです。



 玉江橋を渡ってから関電病院に行っていないことに気付きました。
 関電病院は1967年竣工。日建設計で、施工は竹中工務店っです。比較的規模の大きい病院建築はあまり残されていないので、貴重です。



 そして、大阪ロイヤルホテルです。1965年竣工。吉田五十八研究室、竹中工務店。施工は竹中工務店です。帰ってから調べると隣の新館(1973年築)も同じ設計者でした。



 中のレストルームです。豪華。滝あり。緑が綺麗。(関電病院とともに再訪予定、と日記に書いておきます。)



 隣の建物が本にある大阪国際貿易センター、1960年竣工だったのですが、1999年に建て替えられて大阪府立国際会議場となっています。愛称グランキューブ大阪、設計は黒川記章、施工は竹中、大林等などのJVです。ホテルと連絡橋ありです。

 黒川さんだったのですね。でかい重量感のある建物です。喫茶コーナーの曲線が綺麗だったので撮影。こちらも夜も良さそうです。 



 北へ堂島大橋を渡るとメリヤス会館がありますが、土佐堀橋を渡って土佐堀通りに来ました。肥後橋あたりまで何もないかも、と思っていましたが三井倉庫の向かいに何だか見たビルがあります。

 村野藤吾建築案内にあるタケダグリーンビルでした。1974年竣工です。マンションの狭間によくぞ待っていてくれました。感謝。

 つづく。
 
コメント
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