日常散策

日々の記録とその他のこと

大阪の建築ガイドブックによる散策について。御堂筋編。その4

2011年05月19日 | 町あるき



 備後町の輸出繊維会館をあとにして堺筋方面へ行くと、森田ビルがあったのですが、他の建物を探して道を曲がって撮影しわすれたようです。
 結局、堺筋に出てフジカワビル(フジカワ画廊)です。1953年竣工。施工は大成建設。村野三連発ですね。ここは。
 村野藤吾建築案内によると画廊内の螺旋階段は後年に付けられたものだそうです。



 さて備後町に戻って堺筋を渡ると、大和ハウス備後町ビルがあります。ガイドブックによると、この建物は1956年竣工の国際電信電話ビルです。清水建設の設計施工。
 外壁は特殊仮枠によるコンクリート打放し仕上げです。本にある写真と見比べると、ほぼ当時のままのような感じです。



 国際電電ビルの斜め向かいが、大阪東郵便局です。1971年竣工。郵政大臣官房建築部設計課。施工大林組です。
 色は白に変えられています。



 郵便局をはさんで、北側にあるのが兼一ビル。



 南側が安土ビルです。古い建物が残されていますね。

 つづく。
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