日常散策

日々の記録とその他のこと

旧兵庫県農工銀行尼崎支店

2007年09月30日 | 近代建築
 です。
 つらつらと写真を昔の見ていると、尼崎にあった農工銀行のものが出てきたので紹介します。(ロゴの位置は無断転用対策なので、あしからず。)

 国道に出ると、このビル(現在は解体されています。)ともう一つ今もある椿本ビルが建っていました。
 当時は石油会社の社屋として使用されていて、下廻りは石造りの重厚な建築です。玄関は国道に面しておらず、写真では右側にありました。装飾の柱が途中で止まっており、上まで突き抜けていないのが特徴でしょうか。玄関も同じようになっています。

 煉瓦建築?農工銀行と「近代建築総覧」にはありますが、調べるとこちらに詳細がありました。
 大正12年(1923)築だったようです。

 Nikon NEW FM2

○読書 君たちに明日はない 垣根涼介
 嫌いなリストラのそれも企業から請け負う仕事をしているのが主人公の小説ですが、面白く読めました。ちょっとずつ救いが入っているからかな。。
 続編もあるようなので、楽しみです。周五郎賞の方が良いのかも。

君たちに明日はない (新潮文庫 (か-47-1))君たちに明日はない (新潮文庫 (か-47-1))垣根 涼介 新潮社 2007-09-28売り上げランキング : 2053Amazonで詳しく見る by G-Tools
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アルテビル長堀橋

2007年09月27日 | 近代建築
 見た感じは近代的機能的で、ひょっとして村野?って思わないか。。

 某氏によると、これは高島屋呉服店の成れの果て(もとい、改装されたもの)らしい。
近代大阪の建築によると、1922年岡田信一郎設計とのことで、これも某氏によるところの「うれしかなし建物」の一つだったのか、と思い至りました。

 かつては、堺筋は大阪のメインストリートだったのです。白木屋、三越、高島屋に松坂屋。高島屋の貴重さが分かります。

 Leica M6 BIOGON T*2.8/28 ZM
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大阪信用金庫日本橋支店

2007年09月26日 | 近代建築
 マネキン越しに見えるのが、大阪信用金庫日本橋支店です。
 片岡安設計。
 屋上コーナーと玄関廻りの装飾が特徴です。そう目立った建物ではありませんが、堺筋を歩いて行くと取り敢えず撮影する建物です。マネキンは何時もいらっしゃったのかどうか思い出せないのですが、中々のドレスを召して勢揃いです。

 Leica M6 BIOGON T*2.8/28 ZM
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とかげ

2007年09月23日 | よしなごと
 家の中に迷い込んで来た、とかげの子供を捕まえて、庭に離しました。

 虫関係の皆さんは好みではないのですが、両生類・は虫類の皆さんは比較的平気です。もっと云えばとかげ君は好きなのかも知れません。

 全体にとかげ君はすばしこくて、見つけてもささっと岩の隙間なんかに入ってしまいます。居た、と思ってもすぐにどっかに行ってしまいます。

 夜。ガラス窓にへばり付いているヤモリさんも中々愛嬌があると思うのですが、如何でありましょうか。
 
 OLYMPUS OM-2n G.ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8

 左手にカメラを持って撮影。オート露出なのでOKです。
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阿倍野の猫

2007年09月22日 | 町あるき
 阿倍野へ行く目的は決まっていますが、再開発でその楽しみもどうなることやら。ま、これも楽しめる内に楽しみましょう、と言うことです。

 テレビのなつかしの歌で「あなたの心に」を聞いて、一回しか見ていない「アベノ橋魔法商店街」に使われていたと思い出しました。
 春の風、青い空に涙の海。そしてそれが涙の海なら~のフレーズが好きです。

 再開発が進む阿倍野ですが、路地奥にある鳥居に猫が居りました。やはりじっとせずにどうしようかと悩んでいる様子です。

 取り敢えず、一枚。
 
 OLYMPUS OM-2n G.ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8
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かえるとねこ

2007年09月20日 | 町あるき

 寺町通りのカエルさんです。蝶ネクタイがお似合いです。収集するなら、カエルか猫の飾り物集めも良いかもしれませんが、山ほど種類があるに違いありません。

OLYMPUS OM-2n G.ZUIKO AUTO-S 50mm F1.4


 これも猫写真?ですが、居なくても良いとは思いませんか。中々難しいところです。

OLYMPUS OM-2n G.ZUIKO AUTO-S 50mm F1.4
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ガスビル

2007年09月18日 | 近代建築

 やっぱりガスビル。だからガスビル。何たってガスビルです。
 このコーナーが綺麗。今、御堂筋をはさんで向かいが工事中で全体が見えるんですね。乳白色のタイルが良いのかな。北側は増築だそうだけど、問題なし。

Pentax SP Super-Takumar 55mm F1.8


 外観で気になるのは、この張り出し部分です。何だと思いますか。色々考えるのですけど。
 今度、食堂帰りに酔ったふりして見に行ってやろう、と思ってます。って行けるのか。。

Pentax SP Super-Takumar 55mm F1.8
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神戸女学院

2007年09月17日 | 近代建築
 岡田山の神戸女学院。昭和8年ころ築。
 スパニッシュミッションスタイルのキャンパスは、何度来てもほれぼれいたします。噴水が控えめなのも、また良いです。
 ここはどこも魅力的ですが、やはり中庭がとどめです。ヴォーリズさんも思ったように設計したのではと考えます。
 
 Leica M6 BIOGON T*2.8/28 ZM
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大連 追補1

2007年09月16日 | よしなごと
 大連、追補1は、メインのカメラだったNikon NEW FM2と満州遊覧バス案内のパンフレットです。
 Nikon NEW FM2は扱い良いカメラですが、今となってはピントを合わせ露出を合わせてシャッターを押すと云う動作が、なかなか面倒な向きもあるかもと思います。
 しかも、決定的なのはフィルムカメラだと云うことです。今はフィルムカメラはあまり売れてません(これはカメラ屋さんが言ってます。)。
 わたしとしては、色々とちょっと前のカメラを買って、進歩のプロセスを確認したり、楽しめる時に楽しもうと思っております。
 カメラの進歩は如何に手間を省いて、露出やピントの合った写真を手に入れるかの歴史でもあります。
 が、次は多分デジタル一眼レフを買ってますね。

 満州遊覧バス案内は昭和13年発行で、旅順、大連、ハルビン、奉天、新京の案内が掲載されています。中でも興味深いのがハルビンで、案内人(バスガイド)は白系ロシア娘が担当されていて、日本語でガイドをするとあります。当時で一円五十銭。ぜひ乗ってみたかったです。

 Leica M6
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竹富の道

2007年09月15日 | よしなごと
 今日は、天六で昼酒。その後ぶらぶらと何時もの通りです。ちっとは変化のあることを考えてもとは思うのですが、だんだんと保守的になって来ます。
 天満から環状線で鶴橋に出て、桃谷まで歩いているとスコールの様に晴れているのに雨が降ります。
 それで思い出したのが竹富島。
 白い砂の道に真っ青な空。黄色の花に、赤みがかった屋根。暑いけれどわくわくする道です。
 次は気分だけでも沖縄。大正あたりに行きましょう。

 Nikon NEW FM2 PL filter
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靫公園周囲散策

2007年09月14日 | 町あるき

 ぶらぶらと靱公園辺りに来ると、最近は公園の回りに喫茶店が出来ていて、なごみ空間となっております。
 ちょっとした花屋さんとか雑貨屋さんとかがあって、わたしなぞの「撮り歩き者」には良い感じです。

Pentax SP Super-Takumar 55mm F1.8


 持って行ったのはペンタックスSPで、レンズにはスーパータクマー 55mmと言う標準レンズとしてはちょっと長めのモノが付いています。
 発売開始は1964年で、とにかくよく売れた機種なので、今でもお手軽に安く買えますが、露出メーターは駄目なのが多いかもしれません。
 これはたまたまOKでした。
 カード屋さんと画材屋さんです。美術・芸術系は見てるだけでも面白いです。

Pentax SP Super-Takumar 55mm F1.8

○「めがね」って言う映画が、かもめ食堂に続いて封切られます。
 キーワードは「たそがれる」。
 なごみ・いやし系の映画。良いですね。ロケは沖縄と思いましたが、与論島でした。
 どっちでも良いから行きたいです。あっ。映画も。
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伏見ビル

2007年09月11日 | 近代建築

 「さてと、伏見ビルは、大正12年築と。」
 「何メモ見てるの。」
 「いやあ。何時もメモせえへんし、行ったとこも忘れるし。何とかせなと思て。」
 「ふ~ん。そう。」
 「何や。それだけかいな。この建物はですね。元はホテルやったらしい。」
 「こんな所にホテル?」
 「昔は夜も賑わっていたと思うで。」「木のオブジェ。葉っぱの色、綺麗な。」

Minoltina-S


 「中はですね。ギャラリーなどが入ってるねん。」
 「ちょっとおしゃれやね。」
 「照明がちょっと暗いけど。。」
 「隣にもあるけど、喫茶店あったらなあ。」「銭湯でも良い!」
 「そんなん出来るか。」

Minoltina-S
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今宵の旅カメラ

2007年09月08日 | 写真機

 大連行きには、何を持って行こうかと検討を重ねた結果、勝負カメラであるところのニコンFM2君は早々と決定です。
 続いてシャッターを押せば写るオリンパストリップちゃんが続きます。

Nikon NEW FM2 NIKKOR-O.C Auto 35mm f2


 で、荷物の量を鑑みて残りは趣味と実益の一台であるところのキヤノン7君となったのでした。キヤノンP君とは最後まで争ったのですが。
 ま、次があればまた変ると思います。ライカ様はちょっと心配で持って行かなかったのですが、持ってっても良かったですね。
 
○本は自称脱力写真家の藤田一咲さんのご本です。この方の本を色々と読んでいる人は見た写真が多いのですが、中々良いですよ。ねらっているのも似ているので、好きです。

Nikon NEW FM2 NIKKOR-O.C Auto 35mm f2

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Polaroid636

2007年09月07日 | 写真機



 本体があんまり安いので、ついつい買ってしまいました。が、フィルムが結構高いじゃないですか。20枚も撮ると、中古カメラが買えるぞ。
 ま、家でこどもにはうけたので良いとするか。日和系の写りは好きではないので、こんなものかと思う今日この頃です。

Polaroid636
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三越大連支店

2007年09月06日 | 町あるき

 大連駅前の連鎖商店街にある旧三越大連支店です。1937年の竣工。ピンクの色はオリジナルではないと思いますが、これだけ綺麗に使われているのも感動です。
 写真は実はバスの中からです。時間切れであきらめていたのが、帰りに丁度前を通ったのでした。ラッキーです。

Nikon NEW FM2 NIKKOR-O.C Auto 35mm f2


 紹介するのは、所有する昭和13年発行の「満州遊覧バス案内」にある大連遊覧バスのページです。
 写真は三越です。塔屋には三越の旗がひるがえっています。当時からランドマークだったのでしょう。
 ちなみに運賃は一円八十銭。解説によると当時の大連の人口は50万5千人で、内日本人は16万人だったとのことです。
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