日常散策

日々の記録とその他のこと

大阪の建築ガイドブックによる散策について。改め大阪の建築を歩く。京橋。

2011年06月30日 | 町あるき


 京橋に来ました。
 京阪京橋ビルですが、改築でしょうか。ホテルやショッピングセンターが入っています。







 京橋駅の北側にある建築MAP物件のK2ビルディング。1990年竣工。篠原一男アトリエ。
 写真は南面で、北側はまた違ったデザインになっています。



 京橋はええとこだっせ、のグランシャトービル。1971年の開店だそうです。
 パチンコ店、中華料理店などが入っています。CMが有名かも。





 ダイエー京橋ショッパーズプラザ(現ダイエー京橋店)です。1971年竣工。竹中工務店設計施工。
 ダイエーはショッパーズプラザ名で全国展開をしていたようですが、今はごく少数となっていて、こちらも正式名称は京橋ショッパーズモールだそうです。
 外観などはほぼ竣工当時の風情ではないでしょうか。40周年セール中です。

 グランシャトーCM。












コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旧M邸見学会と。カメラ売った価格公開!!

2011年06月25日 | 近代建築


 芦屋、打出小槌の旧M邸見学会へ行きました。
 昭和10年築。鉄筋コンクリート造りの超モダン住宅です。離れには茶室もあり。
 建て坪だけで、1階が58.45坪、2階が45.60坪に地階もあります。家具もオリジナルが残されていました。すばらしいです。



 さて、帰りは友人たちと結局天満方面へ。鮪関係を食す。立ち飲みも寄って遅い時間なので、ビックリされました。
 JRは、事故の関係でダダ乱れ。阪急に乗って帰宅しました。

 詳細は次回に。

○ カメラ販売価格です。幾らだと思いましたか。

  何とですね。 何と1500円でございました。これはこれですばらしいです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マイ・バック・ページ

2011年06月24日 | 映画
 結局、本も買って読みました。
 色々な決別の物語。
「私はきちんと泣ける男の人が好き。」が印象に残りますね。(多数意見かも。)
 わたしとしては、久しぶりに映画の中の登場人物が生きている(つまりそれぞれの人生がある。)感じがいたしました。
 小道具紹介。
 ペンタックスSP.妻夫木くん愛用のカメラです。1964年発売開始。映画はブラックでした。シャッター音は一緒でしたね。
 ハイライト。1960年発売開始。70年代あたりは煙草と云えばハイライトでしたが、69年にセブンスターが出て段々人気がシフトされて行きました。
 タールもニコチンも重いです。たまに吸うとうまいかも。

マイ・バック・ページ - ある60年代の物語
マイ・バック・ページ - ある60年代の物語川本 三郎 平凡社 2010-11-26売り上げランキング : 1862Amazonで詳しく見る by G-Tools


 本には出ている歌。森進一、港町ブルース。震災以降聞かないかも。宮古釜石気仙沼って歌詞にぴったりはまっていて、良い歌です。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旧公設市場

2011年06月23日 | 近代建築
 京橋へ行く前に学研都市線に乗って、ちょっと気になっていた市場跡を見に行きました。
 昔はあちこちにあって賑わっていた公設市場もどんどん減っています。
 こちらは閉めてからも久しいようですが、アーチ型の門とか市場の看板文字に風情があります。

 次は京橋~。

○みなさんは、デジカメですか。
 今はデジタルですよね。やっぱり。私の最近の写真もほとんどがデジタルです。これはカメラまかせに綺麗に簡単に安価に写せるからに違いありません。でもデジタルなら暗くても、明暗差が大きくてもきちんと補正して画像データを残してくれないと、デジタルの価値がないと思うのです。
 それが駄目ならフィルムで楽しく写して行きますね。手間はかかりますが。

 で、また進化したようです。こちらはアメリカの企業さんで、撮影の後にピントを合わせればいい、という方式です。とにかく写しておけば手前でも奥の方でもピントが合わせられます。
 これ、良いですよ。人でも猫ちゃんでも写しておけば後でピントを考えれば良いのです。すごいですね。データ容量は大きそうですが。

 あとは写ってない個所も見ることが出来るとか、過去が写せる過去カメラとか開発出来ないかなあ。と思う次第です。





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪の建築ガイドブックによる散策について。改め大阪の建築を歩く。富国生命ビル。

2011年06月17日 | 読書


 だいたいですね。ここまで来ると大抵酔っぱらってますからね。それに歩き過ぎ。

 ビルの外観および、アトリウム空間はフランスのドミニク・ペローさんですって。知らんわ。
 アトリウムって何。って内部公開空地のことですって。かえって分からんですわ。



 お店も綺麗やね。イチゴ食いたい!苺くれへんかな。モーニングは270円からかあ。安いやん。でも今は夕方の5時やんね。あかんわ。



 見上げるとこんな感じ。柱は白やね。丸ないとあかん。四角は角が立つ。

 天井もエエよなあ。並べ方も指示してるんやろなあ。それがプロちゅうもんやな。

 雨の日も現代ビル歩きはええ感じですわ。



 ガラス越しには阪急百貨店か。昔のだったらもっと良えのにな。市電も走らせて欲しい。ついでにトロリーバスもあったらもっとええけど。

 あっ。ついでに付け加えておくけど、2011年竣工で、設計施工は清水建設はんですわ。やっぱええ仕事されとります。
 
 大阪も変わって行くね。ほな、また。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪の建築ガイドブックによる散策について。改め大阪の建築を歩く。長堀~梅田。

2011年06月17日 | 町あるき


 長堀橋に出てきました。通るたびに気になっていた日産プリンス大阪の長堀店です。



 ちょっとガスビルっぽい、流線型のデザインです。
 しかし、雰囲気が何時もと思って近寄ると車がない。。移転統廃合で出て行っておりました。建物はどうなるんでしょうか。改装すると良いお店が出来ると思うのですが。スタバなら絶対流行りますね。タイル装飾のアイスクリームコーナーもあるし。



 末吉橋西詰には、住友邸撞球室があります。明治期の建物。ビリヤード室でこれだけの建物だったら本宅はどのような規模だっただろうか。建築は明治12年以降とのこと。 



 島之内をうろうろして、アップリカのビルです。1989年竣工。丹下健三設計。写真を撮っていたら斜めの部分に自分が写ります。って云うことは45度?ベビーカーをイメージしているそうです。



 アップリカで構造はどうなんだろうか、と思っていたらこんな建物もありました。これだけ突きだしていても大丈夫。いろいろ造れるんですね。



 いろいろ歩いて梅田角田町に到着。東阪急ビル。1966年竣工。賃貸情報を見ると2階部分で440万位です。法人設立検討。

 つづく。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪の建築ガイドブックによる散策について。改め大阪の建築を歩く。心斎橋。

2011年06月16日 | 町あるき


 心斎橋の通りをうろうろ。
 東心斎橋1のGALLERIA。1988年竣工。安藤忠雄。外観はこんな感じ。



 が、中に入るとすごい吹き抜け空間があります。ここも入ってみないと分からない建物。喫茶店あり。



 同じ東心斎橋1にある大成閣。中華料理店です。1964年竣工、1980年増築。村野藤吾。アルミ成形だそうです。



 心斎橋筋を北上します。キリンプラザもソニータワーも無くなっちゃってますね。無くなるのは知ってても感心ない時は無いですし。
 
 こちらは、心斎橋タワービル。1980年竣工。出江寛設計。八角柱のアルミタワーでございます。



 さて、その南にある大阪の建築ガイドブック物件の心斎橋PARCOです。1971年12月竣工。外装は白のショックベトン カーテンウォール。竹中工務店設計施工。よくみるとかっこ良いかも。
 でも、実は建て替え計画があって、この平成23年9月で閉店で解体、建て替えされるとのことです。老朽化が進んで、賃貸契約が9月で来るのが理由だそうです。
 商業ビルが中々残らないはずです。



 OXY鰻谷も無いか。。と、ロンスカール高吉ビルです。建築MAPの地図に名前は出ているのですが、ネットで調べてもデータなし。
 でも、円柱二つで味わい深し。

 つづく。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪の建築ガイドブックによる散策について。改め大阪の建築を歩く。道頓堀。

2011年06月15日 | 町あるき


 松竹座に着きました。1923年竣工で、大林組設計施工ですが、近年改築でファサード保存。1994年。映画館も少なくなりました。



 戎橋からのグリコの看板。橋も架け替えられました。
 建築MAPを帰ってから見ると、この看板があるのは道頓堀複合施設、1998年竣工で高松伸でした。



 橋の上では、バンド演奏中。背後は戎橋ビル、1994年。竹中工務店です。



 廃墟風ビルの後ろの観覧車は、ドンキホーテでしたっけ。ビルは放置されているようですが、実は駐車場だったり、店舗も入ったりしています。





 東心斎橋まで来て、浪花組本社ビルです。1964年竣工。もちろん、村野藤吾。
 どう云う発想で、このデザインになるのでしょうか。

 つづく。

○マイ・バック・ページ映画主題歌




○で、予告編です。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BREAKING NEWS 中古カメラを売っちゃえの巻。。。。!で、結果は。。

2011年06月14日 | 写真機


 チノン、ジェネシス。ちゃんと写ります。ブリッジカメラ。1988年発売。一眼レフ。



 コニカ アイ。ハーフサイズ専用機。1964年発売。HEXANON30mm F1.9(5群6枚の大きな瞳のかわいい奴です。
 でも、露出計の針折れで。。直せる方は直せるかも。



 オリンパストリップ35。1968年発売。ペンEESをフルサイズにしたもので、今でも使いやすい。電池不要。でも他にまだ2台あるんです。



 ヤシカエレクトロ35。70年あたり。オート露出です。ろうそくの明かりでも写りますが売りでした。これも各種いっぱいあるので。。



 ミノルタ ハイマチック7s。1966年発売。これはよく綺麗に写ります。オートは不可でしたが、手動で可。



 京セラのコンパクトカメラ。レンズはツアイス!です。欲しい人は欲しいかも。



 フジカV2。1964年発売。結構、今でも人気。でも絞りが連動しないので。。



 リコーオートハーフEF2。1979年発売。オートハーフの最終機種です。写るかも。。



 初代キヤノネット。1961年発売。キヤノン初の大衆向けカメラ。これはちゃんと写るはず。本当は持っていても良かったかも。



 オリンパスXA2。1980年発売。これもちゃんと写るはず。でもこれもまだ他に持ってるんで。。

 などなど取り混ぜて、20台位を某カメラ屋さんへ売りに行きました。
 
 幾らだったと思いますか。

 答えは次回に。ってCMか。。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪の建築ガイドブックによる散策について。改め大阪の建築を歩く。難波へ。

2011年06月13日 | 町あるき


 千日前通りを更に東へ進みます。大阪市信用金庫桜川支店が気になりますが、川西湊町ビルへと着きました。1935年竣工。1階には喫茶店が入っています。道頓堀川に面していて、非常に良い雰囲気です。





 湊町ビルと四ツ橋筋をはさんで建つのが、キャナルテラス堀江です。2008年竣工。データは開発した住友倉庫のホームページに情報がありました。
 設計は日建設計で、施工は清水建設。鉄骨造2階建で東棟と西棟とがあります。遊歩道も整備されていて、この時は若手芸人さんが練習中でした。デートコースでしょうか。



 キャナルテラスの北側に建設中のMIRABELL SOUTH 。いわゆるデザイナーズオフィス、マンションです。
 サウスがあればノースもあります。賃貸物件で28万から56万あたりとのことです。皆さまも如何ですか。



  更に東へ進むと道頓堀のホテル街となります。ここに建つのが建築MAP物件のD-HOTEL OSAKAで、データによると竹山聖、アモルフ設計。1989年竣工。こちらは休憩3000円か。。なるほど。。
 こちら側からはコンクリートのでかい建物に見えますが、実は細い薄い建物です。
 竹山聖さんの他の物件はと思って検索すると、北野高校がそうでした。卒業生だったんですね。

 つづく。

○この本も出版されてから10年以上経過。無くなった建物も多くなりました。ある意味、今見ると興味深いです。

建築MAP大阪/神戸
建築MAP大阪/神戸ギャラリー間

TOTO出版 1999-06-20
売り上げランキング : 61716


Amazonで詳しく見る
by G-Tools
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BREAKING NEWS フレンチトマトと栄温泉。。

2011年06月12日 | 読書
 先日、たまに行く京都三条東洞院にある洋食のフレンチトマトさんで、ランチを食べて帰ろうとすると、「コーヒー、どうぞ。」と呼び止められました。

 ランチにはコーヒーは付いていないはず。。「コーヒー付いてんの?」と云うと、よく来てくれはるから、とのこと。じゃあ、とまた座るとこの6月25日でリタイアすると言われるじゃありませんか。

 えっ、と他に居たお客さんといっしょに声をあげました。

 何でも店の賃貸契約更新を機会に地元へ帰ってお総菜屋さんを始めるそうです。そこでもがんばって欲しいとは思いますが、何時もの店がまた無くなってしまいます。

 外では洋食を食べたい方なので、手軽で美味いので足が向いていました。ここでランチでイノダでコーヒーです。(その後に銭湯へ行ってから立ち飲みに行くと黄金コース!)

 コースの一角が崩れます。。残念。

 もう一つ。

 大阪天六あたりには、これもたまに行く銭湯が何軒かあります。その一軒が栄温泉。

 立ち飲みに行ってから(良い子は飲んでから風呂はいけませんよ。)、古本屋へ行って、安売りのお菓子屋さんで菓子を仕入れて入りに行きます。(この順番は日によって違いますが。。)

 と、洗い場の入り口ガラスに張り紙が。。6月30日をもちまして閉店と致します。

 う~ん。ここもですか。。

 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪の建築ガイドブックによる散策について。改め大阪の建築を歩く。汐見橋駅に着く。

2011年06月10日 | 町あるき


 大正橋から千日前通を汐見橋まで来ました。
 南海高野線汐見橋駅。1956年改築らしいです。都会の駅とは思えない雰囲気ですが、利用者は増加傾向にあるとか。



 駅舎も見どころですが、何と言ってもこの沿線案内がすごいです。これも昭和30年代。もっとアップにして詳細を検討。ですね。



 阪神高速越しに見えて来たのが、新桜川ビルです。元公団らしいです。



 道路に合わせたアール型の建物です。



 後ろはこんな感じ。なるほど団地だ。

 つづく。

○時間があったので、大阪駅ビルで久しぶりの邦画鑑賞。マイ・バック・ページを見てきました。

 川本三郎さんの自伝的小説とされています。本は読んでいません。

 映画は1970年前後の時代を描いて行きますが、今撮るとして雰囲気は楽しめました。妻夫木聡がやたら煙草(ハイライト!)を何処でも吸ったりして。部屋にはギターがあるし。

 勤務先の新聞社屋はCGで、これも何がモデルかは分かりませんが、面白し。
 安田講堂が映画のスタートですが、思い返すとこのころは何だか学生の方に共感していたような(小学生でも)気がします。しかし、この映画の事件や浅間山荘にリンチと来て、世間もイヤケがさしてしまいましたってところでしょうか。(そうさせられたのかも。)

 川本さんも映画に行ってしまいましたしね。

 ちょっとでもあの時代に人生がカスっているほうが楽しめると思います。

 いずれにしても松山ケンイチと共演だからか、わたくし以外の観客は全員女性でした。。

 挿入歌のCCR、雨を見たかい、真夏の出来事、恋の季節を紹介しておきます。
 
マイ・バック・ページ - ある60年代の物語
マイ・バック・ページ - ある60年代の物語川本 三郎 平凡社 2010-11-26売り上げランキング : 1200Amazonで詳しく見る by G-Tools


『マイ・バック・ページ 』OFFICIAL BOOK
『マイ・バック・ページ 』OFFICIAL BOOKマガジンハウス マガジンハウス 2011-05-20売り上げランキング : 31356Amazonで詳しく見る by G-Tools











 これがかかると70年代の喫茶店。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪の建築ガイドブックによる散策について。改め大阪の建築を歩く。大正駅をスタート、その1。

2011年06月08日 | 読書


 「大阪の建築ガイドブックを歩く」に掲載の建物から少し離れて、今回は大正駅からスタートです。
 駅からすぐの三軒家東にある三光湯。変わらずにありました。しばらく行っていないので、機会を見て入りたいです。



 大正駅の両側には橋が架かっていまして、東側は木津川橋梁と言います。1928年。古いです。



 ここから歩いて、以前に行った沖縄料理屋さんにと思いましたが、お休み。。
 ガード下の方に入りました。沖縄そばです。焼き豚うまし。



 店から大正橋方面へ行くと、戦前風のたてものが残っています。装飾も興味深いです。通りを入ると有名な居酒屋さんもありますが、時間は早いので、先へと進みます。



 大正橋を渡ったところに大地震両川口津波記の石碑があります。1854年に起きた地震の際に、水の上なら安全と船に逃れた人が津波にやられてしまい、1707年に同様のことが起きたのに忘れてしまっていたことを戒め、後の人に伝えるべく、地震の翌年に立てられたものです。
 
 石碑と云えば大阪駅北側にあった、人を救助して自身が犠牲になった方の碑は何処へ行ってしまったのでしょうか。ご存じの方がいらっしゃたらよろしくお願いします。

 つづく。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京遊覧乗合自動車 親切な婦人案内係附

2011年06月07日 | 絵はがき
 これも古書市で買いました「東京遊覧乗合自動車」のパンフレットです。

 昭和10年5月発行。多分10万部が印刷されたものです。検索してみると、東京乗合自動車とは現在のはとバスでした。また、パンフレットのイラストにあるバスガイドさんの看板は実際もこのままの看板だったようです。

 昭和10年あたりの東京見物なんて憧れますね。コースは、上野~新橋~東京~宮城~泉岳寺~明治神宮と云う感じで、三円三十銭でした。

 今日のガイドは渡辺けい子さんとハンコが押されてあります。

 昭和10年の日本橋から銀座三越。行きたいなあ。当時なら新築の近代建築三昧でございます。何とかならないものでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花巻温泉と花巻温泉電車!

2011年06月06日 | 絵はがき





 古書市にて購入しました。花巻温泉パンフレットで、昭和6,7年頃のものです。
 花巻温泉は大正12年に開発された温泉で、動物園、植物園、貸別荘など計画的に配置されたようです。

 イラスト地図には、遠く岩手山があります。
 花巻からは鉄道が温泉まで伸びていて、20分程度で着くとパンフレットに書かれています。

 しかし、それも興味ありますが、もっと興味深いのが電車です。



 これは、「旅」の昭和31年11月号。温泉特集号ですが、中にあるのが鉛温泉の風景です。何なんでしょうか、この電車は。
 田宮虎彦さんが書かれた文章には、花巻温泉は近代的な娯楽温泉で、鉛温泉は静かな、古風な、ひなびた温泉とあります。湯治場ですね。藤三旅館。行ってみたいです。

 そこへこんな電車でごとごとと向かっていたのです。昭和40年初頭まで走っていたらしいです。車両も保存されているので、ぜひ復活をお願いしたいところです。(無理を承知)

銀心中 (1961年) (新潮文庫)
銀心中 (1961年) (新潮文庫)田宮 虎彦

新潮社 1961
売り上げランキング : 516781


Amazonで詳しく見る
by G-Tools
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする