酒好き文化風俗研究者

みんなで美味しいお酒を飲む方法を模索中!
酒好きの最大の敵であるアルコール依存症に勝つ事を支援しています。

世界統一を考える。その二

2019-02-21 | 文学
 2月21日 木曜日

 おはようございます。 ウィン・ウィン王国です。


世界統一、宗教編です。

切実なる死の恐怖を克服せずして何が思想か。

切実なる死から逃避して何が生活か。

切実を突破せずして何が生きがいか。

ウィン・ウィン王国こそが生を与え、死を授ける者である。

名誉を以って天国へと導こうではないか。

永遠に続く地獄とは死ねない地獄である。

それは望むと望まざるとに関係なく、

死とは神からの贈りものなのである。

我々はすでに地獄に堕ちている事実なのだ。

この事実は不変であるが、対応は可能だ。

奇跡はある意味において地獄での法則破りとも言える。

複雑な現象を創り出すことは誰にでも出来ることだが、

真理を理解し 「一人一宗」 を自覚するなら、

暗黒は大抵、断固たる抵抗に会うや否や退散するものである。

地獄を理解しない者には、真の幸福はありえない。

天に命を預けて、天の意思に従え。

全てを捨てれば全てを得られる。

何人ともその人物の力量以上の試練に会うことは出来ないように、

運命の大きな流れの中では、社会が停止することは稀である。

善水の如く慌てず、しかし休まず、人はみな己が負の目に巡るが如し。

処世術の心得は、自らの存在を集団に授けるところに本領がある。

世界人類の大問題に参加せよ! 新世界秩序へと貢献せよ!

世界統一は一人ひとりの目覚めに試されていると言ってもいいだろう。

定言命法である。自他共に認める命令、ウィン・ウィン思想だ。

世界統一が意味を持たないと感じたらゲームオーバーだ。なぜなら

自然状態とは敵対行為の脅威が常に存在する戦争状態とも言えるし、

人間の内にある自己破滅的な欲動を解放し安定させる必要があるからだ。

汝に告げる。

災いに屈せず、さらに大胆な一歩を踏み出せば良い。

勝利の女神はアグレッシブな者をこよなく愛す。

同時に、敗北は無視し、勝敗には拘らないつもりだ。

目的とは近づくほど困難が増大する。ならば目標を遠ざければいい。

怠け者はそっくりそのままにして置くのが得策だ。

感情的な活動では、どんな種類のものであろうと結局最後に破断する。

己の自我を人類の自我へと拡大せよ!

苦しみが残して行ったものを利用すれば、苦難も遠のくかもしれない。

真理と偽りは幸福と不幸同様、表裏一体にして同一の源泉ゆえに、

過ちをも認めなければ真理に到達しえない難しさは残るが、

両者は完全に対等で分離するまでは融合できないのだろう。

現象そのものが学理なのである。

ならばためらわず掴め! 聖なる明らかな秘密を!

お釈迦様はこう告げます。

「諸法無我、一切の物事は自らの思い通りになるものではない」 と。

ハイデガーは言います。

「覚悟と決意が現象化する。逃げては現象化しない」 と。

「一人一宗」 における融合は静けさの中で創られ、人格は世の激流の中で磨かれる。

人類の文明が素晴らしいのは、ウィン・ウィン時代。

そんな時代が目の前に来ているのである。


    つづく。