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相対的関係性。(この世の法則)

2019-02-08 | 学問
 2月8日 金曜日

 おはようございます。 ウィン・ウィン国王です。


類似して対立する二つの事柄には、

互いに影響し合いながらやがて融合し、

再び離れてゆくものである。

普遍的な法則とは、社会はいかなる困難な現象にも妥当し、

同時に現実の世界をそうした相対的な全体の中で卓越して選び出せる総体でもある。

可能な限り社会現象が対応していること、可能な社会構成が全体として有限であること、

反復からの表面に出現する、時と共に相対的関係性の中で最良の世界からその都度、

次のより良い世界に変化するという法則を理解するという要求を満たすことが重要である。

夫婦で例えるなら、初めは個別する二人が惹かれ合って融合し、やがて離れてゆく。

相対的可能性の中から選び出して実現させる社会が人間の物語になるという観点から見れば、

法則の理解不足を確認するものであることがわかる。

相対的関係性は私たちが考える以上のものを生み出し続ける。

偉大な思想、夫婦関係、企業契約といった確定された事柄だけが

公的行為という優越性を以ってこの現実を構成している訳ではなく、

多様な個人の人生経験、個人の役割が量においても質の中に圧倒的な存在を主張している。

法則の管轄と社会の管轄の中間という昔ながらの正当なやり方には、

逆に変革できるものであるかのようにも見えるその一つが、

一度、融合すれば今度は逆方向に進むという相対性理論。元には戻れないのだ。

創造的なものと融合し相まみれて逆方向へと進み出す現象である。

経済で例えるなら、資本主義と共産主義は、始めは反発し対立し競い合うが

経験と共に引かれ合い妥協し融合する。やがて一つのウィン・ウィン思想が誕生する。

その後、再び離れて行くが、今度は互いに逆方向に離れ出す。

資本主義は元の資本主義には戻らずに共産化へと進み、

共産主義も同様、資本化への道を選択する。

現代はそのどちらでもなく融合点に当たる、ウィン・ウィン主義の時代である。

相対性理論という威厳ある法則の妥当性、

すなわち創造の計り知れない卓越性を明確化することで、

利用されずに放置されている社会的過信を気づかせてくれる。

現実と法則という二つの様態による社会変化、あるいはこれを望ましく思う者には、

21世紀の社会変動を、到達されたものから変化される未来志向による、

まだ到達されていないものに向かって歩み始める時代の先駆者として記述される。

これは時代転機には適している。動くものは止められないのだ。

自然法則を取り出して一般化できるという安心感である。

相対的関係性が機能するには、時間が密接に関係するにしても、

相対する量、対比するものの質は、類似して競い合うことからしか理解ができない。

集団生活はその背後に見え隠れする

自然的伝達の意思を持っているという推測によって社会秩序を保ったのである。

神秘主義や啓蒙思想、合理的理論からなる対抗関係という競争が取り除かれても、

意識として知覚されないような相対的関係性というものが存在するのである。

人類が考え出した規則によってあらゆるものを定義しようとする、

偉大な思想の中心的な命題には明らかに反するものであるのだが・・・。

いずれにせよ、

ウィン・ウィン思想も二つに分断されて離されて行くものであろう。

来た道とは違う、逆方向に向かって。


     つづく。