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世界統一を考える。その四

2019-02-23 | 文学
 2月23日 土曜日

 おはようございます。 ウィン・ウィン王国です。


様々なご指摘があろうかと思いますが構わず続けます。


始まりは、「メシアはミーム」 から。

祈りによる宗教統一です。祈りは心の支えであり、

内なる神と大いなる神との強い合一に突き動かされてゆく。

辞書的な定義によれば神智学とは、

霊的な忘我や直感あるいは特殊な個人的関係によって神の智を得ることを表明する哲学という。

この定義は 「一人一宗」 にも見事に合致する。

コーランにはこう示されています。

「アラーこそは最初なるもの、最後なるもの、外なるもの、内なるもの」 と。

また、コーランは信者たちにこう語りかけます。

「確乎たる信教を持った人々には、この地上に様々な神兆がある。

それらはお前たち自身の中にも。お前たちはそれが見えないのか」 と。

世界は聖光から発生し、この光に回帰するため自省するミカエルである。

宗教の真正さを保つには、時として異端者と告発される危険を冒さなければならいが、

まさに現世の大問題は、

世界全体のために証明しうる確固たる人物が不在だということに尽きる。

ジハードによって天国に直行できるならば、隠れずに表に出るべきである。

そして同胞たちの手によって絶滅せよ。

神に命を授けた者には、ゴール(死)から逆算する行為が望ましかろう。

また、喜んで捨て去る者には、

「自らの命は天に授かり、死生の権利も天理にあり」。佐藤一斎である。

「世の中には死ぬことよりも見事な行いというものがあるのだ」。

「必死の観念とは一日毎に仕切る」。残念記である。

うまく生きようとするな。ただ死ねば善いのだ。神の為に死ぬが本望。

柳生流では、「人に勝つ道は知らず、我に勝つ道を知りたり」。大ジハードだ。

葉隠れによると、「偉大なる狂気。初めから死へと突入せよ」。

「正気では大仕事は出来ない。死に物狂いで始めて上手く働く」。

「相手に勝たなくて善いのだ。いさぎよい討死こそ武士の美学」 と。

本居宣長はこう伝授する。

「もののあはれ。世はすべて神のはからいによるもの」 だと。

死期を感じてから人生が始まる。神聖に魁て散る。これである。

死から逃げ出さないからこそ、霊性との一大作用が合一するのである。

逃げては運命が始動しない。死は神からの贈り物である。

死生の境に出入し、その心胆を練り窮厄の域に浮き沈みして

その清節を磨き、さらに進んで世間の風霜に打たれ、

人生の苦味をなめようというほどの勇気を持ち奮って

浮ぶか沈むか生きるか死ぬか、泳ぎ切ってみることである。

山岡鉄舟剣法正伝にはこう示される。

「敵の好む所に従って勝を得る意」

「切結ぶ太刀の下こそ地獄なれ。踏み込む行けば後は極楽」 と。

夢想剣曰く、「勝つと知りて戦いに挑む一刀斎ではない」 のである。

勝利の女神は、命懸けの遊戯でなければ燃えないものであり、

目に見えるものと目に見えないものとの合一。

我々は生かされているのである。


    つづく。