酒好き文化風俗研究者

みんなで美味しいお酒を飲む方法を模索中!
酒好きの最大の敵であるアルコール依存症に勝つ事を支援しています。

全能者へ。

2019-02-17 | 文学
 2月17日 日曜日

 おはようございます。 W²O & R²O です。


世界は安らぎを得ず、平やかなる安定を失い、恐怖だけが来る。

誰が一体、全能者との議論に勝てようか。

その時は、私は黙して従おう。

全能者は自らを義と重んじる存在に違いないが、

この世が地獄である以上、我らは共に試されているのだ。

現代思想は個人主義がもてはやされているが、

進化は集団にこそ実在する。

自らのためには死ねないのだ。運命は共同体だ。

勝利者がたとえ滅ぼされても、なお望む者だろう。

勝利者が集団を亡き者に変えても、私の魂までは奪えない。

我らは激変する。全能者の前に自らの主張を述べ、

この結果、どうなろうとも良い。覚悟した。

人は死んでも生き続ける、有名な言葉だ。

潔白の誓いが法的背景を持つことは、

ハンムラビ法典以来知られているように、

血を吐くまで弁論を続けて、王者の如く全能者に挑め!


この世には二つの神が存在するという。

光と闇との境目であるバランスが我らという。

どちらも神であることに違いないのだが、

どちらに傾くか、選択と責任だ。

時々、私たちは何のために生きているのか解らなくなる。

だからといって、死後に問題解決など求めはしない。

この世の出来事はこの世で解決すべき問題だ。

社会応報の原理を人生の実際に照らして吟味すれば、

信教は無残と化し、イデオロギーの損失となる。

グローバル社会の憤りだ。

もしや全能者は人間には関心がなく、

ただ法則に忠実、それに委ねるのみと捉えるならば、

従って、世界の苦しみや不幸は全能者の責任ではなく、

自動的な不幸に由来する。全能者にパワーはない。

世界の絶対だけを合わせて見ると、

すべてが逆さであり、すべてが思い違いであることが判る。

この世に神は存在せず、人は神には決してなれない。

全能者の存在さえ、危ぶまれている事実である。

なぜ? 

自らが義するその根拠が弱過ぎるのだ。

その上、私との対峙を望むのであれば

血の復讐から逃れられない。血の叫びは永遠だ。

全能者が望むなら喜んで挑もう。

地獄での掟と一定の住処の中では、

私との議論に全能者が答えなければ義ではなくなる。

誰が議論に勝てようか。

私を受け入れよ。


もう一つだけ言わせてもらえば、

女から生まれた者がどうして義でないのか。気に入らない。

女が男よりも格下だの、清くないだの、冗談じゃない。

私の著書、「男は女から生まれて、女に育てられる」 を知らないのか?


   つづく。