いつもご愛読いただいている皆様に支えられて、区切りの400回を迎えることができました。心から御礼を申し上げます。記念の通過点を越えて、更に魅力のある記事をお届けできるよう決意を新たにしています。
以前にも書きましたが、神田神保町にあるスタンドバー「しゃれこうべ」の2代目マスターのご好意で、お店のHPの一角をお借りして始めました。お店でご一緒した何人かの常連さんからコメントやら、ご批評などをいただくのが何より有り難く、励みでした。
ひとりでも多くの人に読んでもらいたい、とは思うものの、自分の方から積極的にPR活動をしたことはありません。アマチュアの書いた雑文を読んでくれなんて、頼まれた方々には余計なプレッシャーで、迷惑な話に決まってますから。
2016年2月に、現在のサイトに移行し、お店からは引き続きリンクを貼っていただいたのが有り難かったです。で、その移行を機にブログと本格的に向き合ってみようと考えました。
このサイトでは、ブログのオーナーには、前日のアクセス総数が分かるようになっています。数字が見えるのは励みになり、読者を増やしたいとの意欲も湧いてきました。サイトには、そのための仕掛けもあります。でも、そんな仕掛けを使ったり、つまらないPR活動を行う気はさらさらありませんでした。
オーソドックスで、地道なやりかたですが、魅力あるブログ作りに徹すると決めました。お店の読者の方々に加えて、ネット検索などで、立ち寄った方々が興味を持ち、リピーターになっていただければ「結果として」アクセスは増えるはず、との思いからでした。
そう特別なことはできません。記事の推敲に時間をかけ、多彩な話題を心がけ、ユーモアを忘れず、タイトルを工夫し、関連した記事へのリンクをこまめに貼ったり・・・の積み重ねです。
最初の頃、金曜日から翌週の木曜日までの1週間のアクセス数は、50くらいでした。決して数字を誇るわけではありませんが、5年経って、それが、300から350くらいになっています。本当に有り難い限りで、私なりの努力が少しは報われたかな、という気がしています。
現在のサイトには、もうひとつ、私の記事の中で、アクセスが多かったもののランキングが定期的に更新される機能もあります。時々チェックするのですが、ダントツで人気があるのが、「大阪弁講座」です。古い記事などへも、毎日のようにアクセスがあります。コアになる記事のひとつとして始めてよかったです。大阪弁ファンって多いんですね。
そのほかにも、初期の記事で、比較的読まれていたと記憶しているのがあります。(ちょっと営業っぽいですが)いくつかを、リンク付き(赤字部分)でご紹介し、未読の方々にお楽しみいただければ幸いです。
<大阪弁講座22 「ちょねちょね」ほか>(第193回)
ちょっとセクシーな大阪弁を取り上げました。この手の言葉に限らず、とにかく奥が深いので、ネタに困ることがない、というのが助かります。
<執念と緻密さと>(第160回)
戦後、生き残ったユダヤ人たちが、ナチスのゲシュタポ、SSに対して行った集団的復讐譚です。奇想天外な作戦を実行する「執念と緻密さ」を、社会派っぽく取り上げました。
<蒟蒻(こんにゃく)新聞>(第185回)
蒟蒻というニッチな商品の業界紙発行に後半生を捧げた人物の評伝です。佐野眞一氏の著書をベースにしていています。最後にその人物の息子さんと、佐野との交流にホロっとしました、
<空耳英語ー英語弁講座13>(第225回)
堅苦しくならないよう気を配りながら、シリーズ化しています。「岐阜には、割烹着(かっぽうぎ)で来い」が英語として通じるというんですね。はて・・・当記事でご確認ください。
<当たった予言、外れた予言>(第207回)
一応科学ものですが、私流に、外れた予言の外れっぷりをお楽しみいただく中身にしました。
<ナマケモノという生き方>(第202回)
完全無抵抗主義で生き延びられるカラダの仕組み。時々取り上げる生き物の世界は、不思議が一杯です。
<関西商法の秘密ー広告宣伝編>(第235回)
生まれ育った関西の話題だと、オリジナリティが発揮できますので、書いていても楽しいです。商売に限らず、いろんな関西ネタをこれからも拾っていこうと思っています。
いかがでしたか?記念の回に名を借りて、しっかり営業活動してしまいました。これに懲りずに、引き続きご愛読のほど、よろしくお願いいたします。