毎週のように新幹線に乗って神戸から東や西に移動するわたしは、いつも座席の背もたれを気兼ねせずに倒せるように車両の一番後の席を予約します。
この一番後の席と壁との間は、大きなスーツケースを入れらることが多く、背もたれを倒せないことがあります。まあそれはそれで先を越されたと我慢するとして、先日、とってもびっくりしたことがありました。
わたしが大阪から新幹線に乗車すると、すでに一番後の席と壁の間には大きなベビーカーが折りたたまれもせずに突っ込まれ、その上に大きなミッキーマウスの風船がフワフワ浮いているのです。
これでは背もたれは一切倒せないので「今日は最悪」と思いながら、せめて壁からPCの電源を取ろうとベビーカーを少し移動させてごちゃごちゃしました。すると、男性が車両の中央からやってきて「どかします」とベビーカーを座席と壁の間から引き出しました。
「ベビーカー置くなら折りたためよ」と不快に思っていたわたしは、引き出されたベビーカーを見てびっくりです。
なんとこの親は、ベビーカーの中に子供を寝かせているのです。子供をまるで荷物扱い。”両親は席も遠いのに、よくもまあ、こんな小さな子供を荷物のように座席と壁の間に押し込むよな”と、悪寒が走りました。
あっけに取られて見ていたら、父親は子供抱いて母親にまかせ、また戻ってきてベビーカーを折りたたみ、ミッキーマウスの風船を持って自分の席に戻って子供を自分の膝の上で寝かせていました。結局、この親は、子供を膝の上で寝かせるのがいやだったんでしょうね。こんな親が車に子供を置いてパチンコしているのでしょうか。子供を膝の上で寝かせるなんてとっても幸せなことなのに、悲しくなってしまいました。
こんなヤツには、税金からこども手当を渡してほしくないです!