昨日、野鳥が撮影しやすいという自然公園に出かけ
家の近所では見たことのない鳥にも遭遇出来
それはそれで楽しかったのだが
何かほんの一片のつまらなさが残った
野鳥なのにどこか人間慣れしていて
敏感には逃げないのだ
逃げないどころか何羽も集まって来て
しばらくは頭上の枝を飛び回っている
それは
撮影するために人間が餌付けのようなことをしてることが
そこから透けて観えて来るのだ
だから半分動物園と同じ
餌付けされた公園の鳩と同じ
魅力を感じない
ベランダに来る鳥たちの方が敏感に逃げるし
向こうから餌をねだるような行動には出ない
私という人間との境界線が
そこにははっきりと示されている
お互いが不幸にならないためには
その結界を越えてはならないことも
教えている
私は野鳥を撮りながら
その本質は野鳥にあらず
自然界と極力同化するような波長に
自分を置きたいだけなのだと
気付かされるのである
花鳥風月を撮りながら
「キミと僕」のアンサーソングを作る準備をしている
ともいえる
迷子になった人生の中で
ほんの僅かに観えた光を写し取ったものが
「キミと僕」であり
アンサーソングは
自然と同化することで解放されている幸福を
写し取るものになるだろう
。。。
番外編
今日の可愛かったシジュウカラ
（ピンボケですが）
