僕(竹パパ)が子供の頃、定番だった
寝てる赤ちゃんの上に吊るす「ガラガラ」の大きいやつ、、って今もあるのかな...
紐を引っ張ると、カランカランと柔らかい音をたてながらゆっくり回って、
何本もぶら下がったやつが広がる..仕組みの
僕が赤ちゃんの時は「歩行器」っていうのもあった
僕はそれに乗ってました
足にキャスターが付いた丸い枠で、その中に赤ちゃんがスポッと入ると
ちょうど足が地面に着くくらいの高さにお尻を支える椅子みたいなものがぶら下がってて
そこに半分座って支えられながらテケテケ歩く...という
オムツとか必需品を買うために、赤ちゃん用品を見るけど
この歩行器って、今、目に入らないので
無くなっちゃったのかな..なんて思ってました
僕は大好きだったんだけど..
親に話したら調べたらしくて
赤ちゃんが自力で歩こうとするのを助けちゃうんで
かえって筋力が付くのが遅れる、っていうことになって
あるにはあるらしいけど、流行らなくなっちゃったらしい
自力でまだ歩けないくらいの赤ちゃんが歩行器に乗って歩く様は
親にとっては可愛く感じるのだろうけど..
時代によって、何が良いとか悪いとかって180度変わるもので...
というか、赤ちゃん用品の話じゃなくて音楽だって何だってそうで
若い頃、音楽の流行っていうものについてゆこうとして
一生かかって習得するはずの職人の技、楽器を弾きこなすってことを
数年サイクルで変わってく流行に合わせて、
あれもやらなきゃこれもやらなきゃって切り替えてたら自分が壊れてしまったので
もうず~っと前から流行を追わない生き方に徹底したんです
正確には、追わないというより
不変なものを探してく、という生き方をしようって
だから現代の育児ではどんな物が「良い玩具」といわれてるか、とか
察知するアンテナが全然働かない
面倒なので玩具全般買わない、ってことで良いか、と
そんなふうに無頓着に日々すごしてるのですが...
ある時、洗濯物を干してると先生が
アイ~~~~ア~~~イ~~ウ~~~~~ア~~~~~~と呼ぶので
バウンサーに入れて、干してる下に置きますと
ぶら下がった洗濯物に手を伸ばして対話し始めたりするわけで
あ~...やっぱり「ぶら下がりガラガラ」は、赤ちゃんにとって
面白い物だったんだなと、あらためてわかる
好奇心を促進させる玩具
それはイコール生命力を促進させる道具
歩行器は淘汰されそうだけど
ガラガラは「不変の玩具」として殿堂入りさせて良いんだろうな
けど、素材のプラスチックが良くなかったとかなんとか
時代が進むと価値観も変わっちゃうとこがあるんだろうから
我が家では「干してる洗濯物」が「ガラガラ」ってことにしよう
時代が変わっても洗濯物なら、まぁ、変わらないだろうし
あっ
そうそう
何人かの人には話したんですが...
僕等がビールなんかを飲んで「カァ~~ッ」って声を発するのって
CMとかだったらビールを美味しくみせるためにデフォルメしてるんだし
歳とって来ると、たいして大変でもない時でも「どっこいしょ」っていう癖がついたり
まぁ、なんていうか
「物を飲んで出る声」ってのは一種の癖で
止めようと思えば止められる、大人になってから作られた世界、
なんじゃないかなって思ってたんですが
でもそうじゃないんだって先生が教えてくれました
先生が最近、スプーンでお白湯を飲むようになって
一口に対してスプーン一杯の分量や、母乳が出るペースだったら
口の中がいっぱいになることもなく
マイペースで喉に流し込んでいけるんだろうけど
ときおり自分で引き寄せたカップからガブッと飲むことがあって
結構な分量のお白湯を一気にゴックンと飲み下すと同時に
目ん玉を丸くして「あぇ~~~~ぃふ...」みたいな声を発します
ゲフッて感じで
すごくオヤジ臭くて面白いです
物をゴクリと飲むときは
赤ちゃんでもオヤジ声を発するんだって知りました
今日から先生またプチ里帰り