Rosa Guitarra

ギタリスト榊原長紀のブログです

半日で8人兄弟

2017-04-24 | ギターの栄養



一郎



二郎



三郎



四郎



五郎



六郎



七郎



八郎




しかし今朝観察してからたった半日で
こんなに変化するんだな



人間の動きよりずっと遅い彼らの成長を
リアルタイムで感じることは、まぁ出来ない
だからこれも一つの
「目に見えない世界」と言えるかもしれない

リアルタイムには感じ取れない植物の成長を
こうして感じながら自分の心が喜んでいることも
5次元目の営みだと言えるのではないかしら



しかし、もやしみたいなくせに
土を押しのけて出てくるところが逞しいではないか


四郎はいつまで土を乗せてるのかな
双葉の又の間に土を挟みながら発芽しちゃったのだな


昨年はホームセンターで買った3株だけで
適度なグリーンカーテンになったから
今年はさぞ生い茂ってくれるんだろうな


兄弟の数が二桁になったら
何と呼ぼうか
十朗
十一郎
十二郎
とかでいいか
そのうちきっと誰が誰だかわからなくなるし

十だけはキリがいいから
十太郎にしてみるか

二十の位は「ノ助」にしよう

三十の位は「衛門」でいいか



ところで
野菜の種なんて
料理したら全部捨てているけど
試しにちょっとでも土の在るところに
自然農法のように適当に撒いといたらどうなのかな

淘汰されるものも勿論いるだろうが
必ず何かが生き延びて茎や蔓を伸ばし
葉を茂らせ実を結ぶだろう

此の世界にある土の全てに
適当に撒いといたらどう?


都会の大通りの中央分離帯のところに
茄子やトマトが生ったらどうかしら

歩道の街路樹にゴーヤが蔓を伸ばし実をつけ
それは誰のものでもないから
誰が捥いで食べてもいいわけ

アスファルトの小さな割れ目から伸びた蔓には
サヤエンドウが生ってたりする

排気ガスの中で育った野菜に抵抗がある?
でも
農薬の方が全然毒なんじゃないかしら



一戸建ての庭は勿論
小さな公園なんかにも野菜が沢山実る

縁側から手を伸ばし
その日の食材を収穫する


うちの団地は芝生部分が沢山在るから
もしそこ全部に種撒いたら
団地の全住人でも食べ切れないほど生るだろうな

そしたら近所の戸建てのご家庭にも分けて差し上げる
そして良い交流が育まれる


道を歩いていてお腹が空いたら
どこにでも自由に食べられる野菜が在る

用水路を発達させ
公園の水飲み場のように
無料で使用出来る水場を沢山増やす

そうすれば野菜や果物を捥いだ後
数分歩くうちに必ず水場が出て来て
洗って食べることが出来る


これってもしかしたら桃源郷じゃないか?



人類が病気になりやすい微生物も涌くなら
そういうのは最低限管理しながら

食べ残した芯と種は
土のところに適当に捨ててく
これは
捨てるのではなく
「撒く」ということになる

種は翌年発芽し
食べ残しの実は腐って肥料になる





でもね
こんな世界が現実になるとは
別に思ってないのですよ



でも
自分の身の周りだけで
ささやかに営むことは結構簡単に出来る
とは思っているのです

それにプラス
同じような波長の人たちと平和に関わったりしながら
(もしくは別に現実で関わらなくても根源的には既に繋がってるし)
反メタボな贅肉の少ない人生を送ることは簡単だと思っている

そしてそこには
宝石の採掘場みたいに
そうとう沢山の幸福感が内在されてる





あぁ...

これから毎日
此の子らとの対話と夢想が
活発になりそうだ

















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