Rosa Guitarra

ギタリスト榊原長紀のブログです

対話

2010-04-22 | 竹斎先生

最近のパパと先生は上手く対話が出来てる




自我がハッキリしてきた先生

ママがトイレやお風呂に立つだけで、もう大泣きなんだ



少しずつ仕事復帰してきたママが出掛けて
先生はパパと二人でお留守番する日も増えてきた

勿論、ママが出掛けたら大泣き

泣いてる、というより怒ってるんだよね
涙を溢しながら
「なんで僕を置いていくんだよ~」ってね



だからパパは先生を抱っこして語りかけるのです


「わかるよ、キミの今の気持ち」

「ぎゃ~ん」

「うん うん よくわかるよ」

「ぎゃ~ぎゃ~ぎゃ~」

「うん、パパはよくわかってるつもりだよ」

「ぎゃ…?」

「そうだよ、パパはわかってるよ」

「ぎ…ゃ…」

「そうそう、よく考えてごらん、ちっとも泣く理由なんて無いことに気付くだろ?」

「う~」

「少し気付いたのかい?」

「あう~」

「よしよし、じゃパパと遊びながらママを待とうか」

「あうあうあう」





先生が泣くとこんなふうにパパはお話をするのです

赤ちゃんはパパよりママにまとわりつくでしょ

だからこそ
ママの居ない間にパパだけが味わえる時間なのです





先生は…
(ママは何で僕を置いてきぼりにするんだ)という苦情を
パパに聞いてもらってることを感じてる

先生が感じてること、それがまたパパに伝わってくる


パパが自分の話を聞いてくれるから
先生は今度は自分がパパの話を「聴く」ということを覚え始めるんだ









「聴かなきゃ」なんて意識してないところで
対話は育って行く


こうして最近のパパと先生は仲良しなんだよな



先生!
こういうパパからの愛をな、ちゃんと大人になっても忘れるなよ
なんて念を押さなくても大丈夫


聴き合うことの心地良さを覚えたキミは、この先沢山の人の心の声を聴いて
そしたら沢山の人がキミの声を聴いてくれるから
そこから生まれる暖かいものの中で育ってゆけるはず


今、パパと交わした時間を忘れてちゃっても、
命の営みのサイクル中に、ちゃ~んと刷り込まれてゆくんだから





zzz...







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