Rosa Guitarra

ギタリスト榊原長紀のブログです

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2023-04-01 | ギターの栄養

以前、大雨の上がった後
まだ飛べないムクドリの雛が地面に落ちていて
猫に捕食されかけていたのを保護して
自然に還すまでの半年ほど我家で育てたんです

名はピーちゃんで
猫の爪に左肩をやられたので
左の風切り羽の付け根に羽が生えず白っぽくなっていて
結局放鳥の頃まできっちりは生え揃わなかったんです



保護してしばらく差し餌をしたので私に随分慣れて
肩に留まりたがってずいぶん糞をされました
(右側はちゃんと羽が生え揃ってます)




さんざん練習の邪魔もされましたが



私の手の中で眠ったりして可愛かったんですよ





放鳥して半年ほどは毎日

夕暮れ時になるとちょっと離れた何処かの木で
ピーらしきムクドリの鳴き声が聞こえてたんです

群れに合流できず1羽だけで
地面に降りるのも怖くて
ずっと木の上で暮らしてたら可哀想だな

でもメスだったので
そのうち繁殖期になれば必ずオスが寄ってきてツガイになり
それをきっかけに群れに入っていけるのではないかな
なんて想像してました



夕暮れ時の鳴き声もいつしか聞こえなくなり
きっと群れに入れたのだ
と思うようにしてました

そのうちいつかオスと一緒に
うちのベランダの前に挨拶に来るんじゃないか
来たらいいのにな

でも放鳥した時のピーは
まだ幼鳥の毛並みだったので
成長の毛並みになるとだいぶデザインが変わってしまうので
もし戻ってきたとしても
ピーだとわからないかも

左肩の傷跡が残っていれば
それが目印になるかもしれないけど
なんて考えながら



 そしてかれこれ半年以上経ちました




このところ何度か
ムクドリのツガイがベランダの前に来るようになって
今日もまた来たんです

オスメスの見分けは簡単で
オスは色が濃くメスは薄い

手前のがメスで
そして左肩の付け根が白いんですよ




オスは地面を穿り返すのに夢中ですが
メスがうちのベランダの方をずっと見てるんです

これはピーじゃないかと思いました
でも
右肩の付け根も白いなぁ...

傷跡ではなく単に模様の配色なのか...




左の色が濃いのがオス
そして右のメスがずっとうちのベランダを見てるんです

逃げないように窓や網戸越しに撮ってるので
ピントが合いませんが






この子です






この写真は放鳥間近の頃のピーですが
この目と




今日のこの子の目が
同じ鳥だと感じるのは
私の欲目なんでしょうね






窓越しですが「ピーッ」と呼んでみましたが
この辺りのボス猫が現れたので飛び立ってしまいました





また明日も来るといいな














コメント
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