Rosa Guitarra

ギタリスト榊原長紀のブログです

4/16

2022-04-16 | ギターの栄養



ベランダの植物は
最近だいぶ放ったままだったのですが

数年前に川辺で採って来た野生のクレソンが
綺麗に花をつけてました

一枚葉を採って食べると
山葵に似た良い香り





本当に1年中毎日開花し続けているロベリアも
冬に比べしっかりした花を沢山つけてます





ミントもこんなしっかりした葉





散歩で採って来たヒメツルソバも
金平糖のような可愛い花を咲かせてます





ベランダにジョウビタキを呼びたくて
たわわに実が生っているピラカンサを昨年購入しましたが
あっという間にヒヨドリに実を完食されてしまいました

そのピラカンサに蕾が沢山出来てます
今年も沢山赤い実を実らせるでしょうけど
きっとまたヒヨドリに完食されちゃうだろうな





これ、名前忘れましたが
可愛い小さい新芽





睡蓮鉢のウォーターマッシュルームも花をつけてます



このビオトープ
もう完全に自然のサイクルが為されてる状態
セリやミツバなどこの中にいろいろ植えましたが
結局一番適合してたのでしょうね
ウォーターマッシュルームと苔だけが残ったようです







身近に置いた鉢植えやプランターは
私という人間の手が加わった状態のものではありますが
植物の生命力とか自然の力は
その人工的な環境を打破して健やかに育ってるわけで

植物が健やかなら虫も元気に過ごせ
元気な虫の糞をバクテリアが食べて土を肥やし
大地が肥えていれば人もその恩恵に与れる

なので
こういったささやかな風景を眺めるだけで
精神は穏やかに充足されます


私は考え方がクレイジーなので
音楽を道としながら
音楽の中で音楽してることが
つまらなくてしょうがない

楽器を弾くことも
楽器にフォーカスして楽しむだけでは
つまらなく感じてしまう

良い音楽を奏でるために
楽器を上手に弾くことの鍛錬を続けながら
その究極の終着点は
楽器を手放してもそこに音楽が存在していることである


なので
私という存在自体が音楽そのものとなるような
人生の過ごし方をしたいという
大それたことを常々思っているわけで
(生きてる間に上手くそれを為し得るか否かはともかく)


微笑みとか
共有とか
喜びとか
願いや
祈り
傷み
などを
自然という鍋の中でコトコト煮て出来た料理を
弁当箱に詰めて
タダで配り歩くのが
音楽だと



楽器を手放すためには
厳しい楽器の鍛錬が必要であり
鍛錬の先に人様からの賞賛を受けることが出来
その代償として
私の左肩の中には今、玉砂利が一つ入ってる

コリッコリの肩こりが辛いのであります
;.;





総じて
道は厳しくも楽しいものである

か...






そういえばうちの団地
少し前からオナガの鳴き声が聞こえてて
その捕食者であるツミの姿も目撃してます
 

昨年はこの両者の姿を沢山目撃しましたが
この地が気に入ったのでしょうか
またやって来たようです

ツミは電線の上で交尾してたので
この地に巣を作るつもりかもしれません

ベランダ巣箱で子育て中のシジュウカラの親や
ヒナが巣立つ時とかにどうか捕食されませんように

自然の摂理は如何ともしがたいと知りつつ
願ってしまう














 

コメント
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