年の瀬も迫った2018/12/30
Duo・le concertの打ち合わせに
長野市 鈴木さん宅に伺いました
前回の西ツアーで慣れてしまったので
経費節約、今回も下道で
一応、渋滞に巻き込まれないようにと夜中に出発
神奈川から相模湖を掠めつつ
大月を通り甲府盆地を横断し
夜明け前の一番寒い時間に清里高原を抜けるのですが
車の計器では外気温マイナス15度の表示
雨雪は降っていないのに霜で道がキラキラ光ってました
昨年敢行した西ツアーで立ち寄った長野の
豊かな自然の恵みと人の温かさが忘れられず
また訪問したのでした
下道で長野に向かう車など他には1台もおらず
全く渋滞も無くかなり朝早くに着いてしまい
予定外の早い到着に鈴木家の予定を大幅に乱してしまいましたが...
まずは朝の散歩がしたい
そういうのが最高の贅沢
前回訪問した時はリンゴがたわわに生っている風景でしたが
今回は雪景色
恒例の「ここにカエルが居るはずなんだけど」の鈴木氏
凍ってます
この貯水池の縁の高さからは
ここに居たカエルは外に出られないと思うのですが...
どうやって生き延びてるのか?
前回、秋に写真に撮った風景が全て
雪景色に変わっていることが面白くて
いろいろ写真に撮りました
向日葵です
向日葵を撮ってるところを鈴木氏に撮られました
収穫しなかった実を残したままの林檎の木
マンホールの模様も林檎
柿
ツララ
橋の手すりにツララで出来た大きなカタツムリ
下向きにツノが2本
雪うさぎ
散歩の後は蔵の街「小布施」へ
こちらも前回訪れた古民家カフェ
そしてどこの地を訪れても
そこに冬の素敵な風景があります
酒蔵
誰でも中庭を通れるようにしてくださってます
レンガの煙突の真下にて
中庭に雪の動物たち
サルスベリに雪の猿と雪の熊
ナマケモノ
犬とオットセイのキス
雪の精の子供達
小布施の後は
前回ライブをさせて頂いたお店
しじゅうからさんにご挨拶に伺いました
前回はバタバタして気付きませんでしたが
マスターはギターを弾く方だったのですね
マスターのギターは鳴りの良いヤマハ製のクラシックギター
鈴木先生のレクチャー風景
ギターを奏でるマスターのお顔が
無邪気であまりにチャーミングだったので
こっそり盗撮を試みましたが...
あっさり見つかってしまいました^^;
ギターは
音楽は
弾く人も聴く人も
人の
人生の
良き友だと改めて思いました
演奏で訪問する時は全く食欲も起こらないので
前回は頂かなかったのですが
今回はお店のメニューから食べ物を頂きました
美味しくするための幾つものこだわりが感じられ
手作りならではの旨味満載で本当に美味しかったです
「手作りならではの旨味」
それは自分の独奏が目指す方向と同じです
年齢を重ね
演奏出来る時間の制限が見えて来る毎に
波長の合うご縁の貴重さ大切さが身に沁みます
しじゅうからさん
ありがとうございました
また訪れることが出来ますように...
。。。
31日 早朝起床
まだ日の出前に「お数珠頂戴」に出かけました
「お数珠頂戴」とは
長野駅にある牛に引かれて、の善光寺で
何百年も毎日欠かさず執り行われている
朝の業のために登庁するお坊様が
参拝者の頭に数珠で触れてゆく
というありがたい風習だそうで
鈴木氏に誘われ体験してみることになったのです
下の写真の大きな赤い番傘の下に
お数珠頂戴で通り過ぎたお坊様がいらっしゃる
本堂に入って行き
大勢のお坊様で朝の業が執り行われます
自分も本堂に入り
導かれるままに祈り謳って来ました
お経を読み上げるお坊様が放つ音程の
長3度上と完全5度を下側(完全4度下)でハモってきました
あとは明るい響きなのでたまに長6度
4度はまぁ...やめときました
7thはうっかりトライトーンが発生すると不吉なので
やりませんでした
9th以上もテンションがキツ過ぎて
三途の川を渡る際
方向を見誤るかもしれないのでやめときました
悪戯心が起き
完全5度から増4度、完全4度、長3度、と半音ずつ下がって
「アジアの純真」のイントロを奏でようかと思いましたが
近くに別のお坊様が座ってたので
叱られるといけませんので我慢しました
お戒壇巡りもし
極楽浄土への引導も頂き
今生の自分も生まれ変わって来ました
善光寺の後はやはり前回の西ツアーの時にお世話になった
りんご園の方にご挨拶に伺いお餅つきに混ぜて頂きました
餅つきは僕は生まれて初体験です
Duo・le concertより新年のご挨拶です
初めは餅に上手く杵を当てられなかったのですが
徐々に慣れて来ますと
本来は調子にのる性格なものでこんな図になります
自分たちでついたお餅を頂きました
長野の、人の温かさに本当に感動します
ありがとうございました
そして大晦日の天気は晴天
信州の山並みは勇壮にして鷹揚
今回Duo・le concertの今後の構想も話し合いつつ
長野の自然や人を堪能しつつ
31日、まだ陽の高いうちにお暇しました
大変有意義な2日間でした
そして帰路も下道
途中の街で遭遇 ^^