プライベート的な主観的な後記だけど...
今年ディズニーのカバーアルバムを作る機会を頂いて
(未熟かもだけど)自分の持てるものを全て盛り込んで作って
レコーディングというのは1曲1曲作り込むので
リリース後にライブ演奏するとなると
今度はライブで何曲も続けて弾くには
レコーディングとは別のスキルが必要になって来るんですね
リリース後にインストアをやらせて頂いて
自分の演奏に納得出来ない部分が残って...
それで今回の入間イベントでも
ディズニーからの曲を弾いたので
イベント時のリベンジを目論んでいたわけです
本番前になると
今回は納得出来るプレイが残せるだろうかと
緊張が起こって
で
思い当たるわけ
オーディエンスに対して
極限まで誠実な音を届けたい
けど
それをするためには
リラックスする事が必要になる
リラックスするためにはある意味
無責任になることが必要になって来る
誠実で或るために無責任であろうとする
矛盾してるけど
これが真理ですよね
そしてこういうことが
人生の面白みとも相通じる事だと思うのです
笑いと涙は地続きだし
一見対極に見えるものが
1つの真理だったりする
今日はまずまず納得出来る演奏が出来ましたが
それを為し得るためには
客席の存在を消してしまうとこまで
自分の演奏に集中せねばならなかった
自分の事を
全く愛想のないギタリストだと思うが
僕が音に寄せる誠実とは
こういうところからしか触れる事が出来ないのだから
仕方ない
エンターテイメント的には全くサービス精神の無い僕
こんなスタンスで
音楽家として生き残れたなら
音楽の本質は
サービス業なんかじゃないって証になるかもね
音楽を商売にしたこと時点から
歪みが生じたと言える証になるかも
そういうことをいつも隣りに置きながら
音楽を商売にした崖っぷちを
僕は歩いている
来世に生まれ変わるとしたら
もう少し
気楽な性格に生まれ
気楽な人生を歩きたいものだが…