二百歳くらいまで生きたいものだといつも考えている
そうすればもっと愉快を見付ける技に長けることが出来る
勝敗を意識しているうちは
この世界は何処を向いても息苦しいことばかりだが
それを捨てた途端
この世界は愉快の宝庫に変わる
人間の能力は素晴らしく
世界中の人間が発することが全て自分の師となり娯楽とも嗜好品ともなる
人間に限らず
他の動物や自然の景物全てにそう感じ
この世界全てが輝いて見えるようになる
命とは好奇心の継続と言える
心臓と脳波が動いてる限り
この世の無限の宝の山を
尽きぬ好奇心によって自由に泳ぎまわる幸せな人生を得られる
例えば睡魔に襲われ 休憩に入るため肉体が動かなくなり
左脳が朦朧として来ても
右脳というか心とも言える部分では
歓びに飛び跳ねている自分の姿がある
人間は人間から奪おうとしてるうちは決して幸せにはなれない
そして戦争も無くならない
五十代半ばにさしかかり
今より無知だった頃の不摂生が祟り
だいぶ身体にガタが来ているが
そういった失うことと引き換えに
歓びを見付ける知恵を授かっているような気もする
人間の群
という社会の中で
長い時間かけて
ほんの小さな自分の居場所を作り
それが出来たならあとは欲をかかず
働く歓びを感じながら
自然という存在たちと気の交換をしながらエネルギー補給する
呼吸が楽になって行き
味覚や食の内容もオーガニックな方向へ移行して行く
ギターを爪弾く加減がどんどん小さくなって来る
大きく強く弾かなくても充足を得られるから
呼吸するように感謝が出来るようになって行く
植物から送られる波動を感じられるようになって行く
このところバランス良く自分らしく仕事も出来ている
そういうのも影響してるのだろう
さっきから微睡みながら桃源郷を漂っている