今日の続きは、また明日

毎朝、カメラ片手の散歩で撮った写真を気の向くままに・・・

今日は人日の節句

2024年01月07日 | 徒然なるままに
晴れ!!


冬晴れが続きますね・・・昨日、寒の入りでしたので、寒晴(かんばれ)とも・・・

「寒晴れの逃げも隠れもできぬ空」(黛まどか)

空気が澄んでいるせいでしょうか、冬晴れの空は混じりっけのない青

遠くの山々や近くの家屋や木々も、その輪郭がはっきり見えます。

おかげで、ピント外れがばれますね・・・

冬晴れに比べ寒晴れは、その語感からも厳しい寒さを感じます。

朝焼けを写す川面のカルガモ


ヒヨドリも朝日を受けて


ツグミも・・・ピントが合ってませんm(__)m


富士山


アオサギ


ツグミ


日陰には霜の降りた落ち葉


ぺんぺん草


正式和名はナズナ・・・春の七草のひとつ

その七草・・・「セリ,ナズナ,ゴギョウ(ハハコグサ),ハコベラ,ホトケノザ(タビラコ),スズナ(カブ),スズシロ(ダイコン)」ですが・・・

それぞれその名前から縁起を担いだ意味があるとか・・・

セリ.・・・競り勝つ
ナズナ・・・撫でてケガレをはらう
ゴギョウ・・・仏様の体
ハコベラ・・・繁栄がはびこる
ホトケノザ・・・仏様の円座
スズナ・・・神を呼ぶ鈴
スズシロ・・・ケガレがなく清廉潔白

そして、今日は七草がゆの日ですね。

この七草、まな板の上で包丁の背などでトントンたたいて細かくし、水に浸して柔らかくします。

この時、まな板を叩いてこんな歌を歌うそうです。

「七草なずな 唐土の鳥が 日本の国に 渡らぬ先に ストトントン」

この歌には、農作物に害虫・疫病が流行しないよう害鳥を追い払う儀式「鳥追い」の名残がみえます。

新年の一年間が無病息災でいられるよう、音を立てて害鳥を追い払うように、邪気や厄病を追い払う意味合いが込められているんでしょう。

昨日も会ったんですが・・・ピントが合わなくて載せませんでした。ジョウビタキ





先ほどの朝焼けの川面のカルガモ・・・今は青空を写しています。


水仙


ロウバイ






今日、七日は「七草の節句」で知られていますが、「人日(じんじつ)の節句」とも呼びます。

古代中国では正月七日を、正月一日から六日まで獣畜を占い七日目に人を、当日の晴雨で吉凶を占う事から人日と呼びました。

ちなみにその獣畜は正月1日に鶏、2日に狗(犬)、3日に羊、4日に猪、5日に牛、6日に馬で8日目は穀を占ったそうです。

(羊と猪が逆の説もあります)

それぞれの日にはその動物を殺さないように、7日には犯罪者に対する刑罰を行わなかったとか。

7日の人の日には邪気を祓うために、七種の若菜を入れた粥を食べ、一年の無病息災を祈ったのだともいわれています。

六世紀ごろの中国中南部の荊楚地方の風俗を記した『荊楚歳時記』には、「正月七日を人日となす。七種の菜を以て羹を為る」とあります。

これは人日の日に七種の若菜を羹(熱く煮た吸い物)にして食べると年中無病でいられるという俗信を伝えたものです。

それが、奈良時代に日本に伝わったのがはじまりで,その後,お正月に若菜を摘んで食べる“若菜摘み”や7種の穀物をお粥にして食べる風習などと結びついたと言われています。

「人日やはや文机のうす埃」 (猪狩銀龍)

「人日の日もて終りし昭和かな」 (稲畑汀子)

1989年の今日、昭和天皇が87歳で崩御した日でもありますね・・・・35年も昔・・・昭和は遠くなりにけりですね・・・

2022年の総務省の人口推計では・・・

明治・大正生まれの人口は 50 万2千人(総人口に占める割合 0.4%)、
昭和生まれの人口は 8700 万2千人(同 69.6%)、
平成生まれの人口は 3461 万6千人(同27.7%)、
令和生まれの人口は 282万6千人(同 2.3%)と、

昭和生まれが全人口の三分の二を占めてはいますが・・・

前年2021年では
明治・大正生まれの人口は67 万7千人(総人口に占める割合 0.5%)、
昭和生まれの人口は 8833 万2千人(同 70.4%)、
平成生まれの人口は 3446 万3千人(同27.5%)、
令和生まれの人口は 203万1千人(同1.6%)でしたので

10年もすれば、過半数を割るかもしれませんね。

ちなみに、戦後生まれの人口は1億 874 万5千人、総人口に占める割合は 87.0%だそうです。

政治家を含め戦争を知らない世代が大部分、勇ましい発言が通りやすくなっている一因かもしれませんね。

では、今日の続きは、また明日(^^)/~~~
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