■日々是鉄砲玉■

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滅びの美学????

2007-12-25 | *自堕落日記*
「フランダースの犬」日本人だけ共感…ベルギーで検証映画(読売新聞)


朝、めざましTVでもやってましたね。
ヤフにもニュースで上がってたし。

う~~~~~ん。
う~~~~~ん。
滅びの美学、と結論が出ちゃってる検証映画なのかしら?


しかし欧州では「負け犬の死」扱いって、なんだかヒドイ(T▽T)/
騙されて濡れ衣きせられて馬鹿なヤツが死んだよってコトですかね。
あんまりだ。ひどい言われようだよ。
酷いよ、アロアの父ちゃんよぅ。(←物語思い出し中)

以前も現地に銅像が出来たのも日本人が押し寄せるから、とか、
役所には日本人が持ち込んだ絵本が沢山あるとか、そういうのを
見ましたです。

スイスでは日本のアニメを思いっきり模倣したハイジの絵本(でも下手)が
ありました。

つまりは世界名作劇場(カルピスお子様劇場?ハウスお子様劇場だっけ?)
がとても出来が良かったって事なんじゃないかしらね。

ちなみにアタクシ、スペインのプラド美術館でルーベンスの絵を見たら
やっぱり一人で泣いてました。いやん。
今でも最終回を見たら泣いちゃう確率100%(自信アリ)


滅びの美学じゃなくて憐憫とか惻隠の情じゃないの?
哀れむ、悼むじゃないの?

このお話は最後の最期に見たかったルーベンスの絵が見れたという所に
救いがあるだけであとは本当に酷い扱いでネロ~~~~と泣いてしまうの
ですが、これを19世紀に書いたイギリス人(だっけ?)にもそういった
日本人と同じ「情」があったんじゃなかろか。

滅びの美学とは違う別の感情がさ。