東電元会長ら3人強制起訴へ 原発事故で検察審査会議決 2015/7/31 14:16
東京電力福島第1原子力発電所事故をめぐり、東京第5検察審査会は業務上過失致死傷などの容疑で告訴され、東京地検が不起訴とした東電の勝俣恒久元会長(75)ら旧経営陣3人について「起訴相当」とする議決をしたことが31日、関係者の話でわかった。
検察審が3人を起訴すべきだと議決したのは昨年7月に続き2度目。今後、東京地裁が指定する検察官役の弁護士が3人を起訴し、刑事裁判が始まる。東日本大震災後の津波で発生した未曽有の原発事故について、東電旧経営陣の刑事責任が法廷で争われることになる。
業務上過失致死傷罪で起訴相当とされたのは勝俣元会長のほか、武藤栄元副社長(65)と武黒一郎元フェロー(69)。
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