世界各地で異常な猛暑=米で気温52度、北極圏でも30度超え―国連機関7/24(火)
【パリ時事】国連の世界気象機関(WMO)によると、今年6~7月は北極圏を含め世界的に気温が上昇し、異常な猛暑に見舞われている。
カナダで熱波の影響で多数の死者が出るなど、日本と同様、世界各地で被害が相次いでいる。
欧州北部では高気圧の停滞のため、平年より3~6度高い気温が続く。雨が降らず水不足も深刻で、農作物への影響が懸念されている。
ノルウェーとフィンランドの北極圏で7月、気温が33度に達した。スウェーデンでは約50件の森林火災が発生した。
1913年7月に56.7度の世界最高気温を記録した米カリフォルニア州デスバレーでは7月、52.0度を観測。このほか同州ロサンゼルス近郊チノで48.9度、アルジェリアのサハラ砂漠で51.3度に達するなど、世界各地で異常な高気温となった。
カナダでは東部のケベック州で熱波に加え湿度も上昇し、高齢者ら数十人が死亡した。一方で東部のニューファンドランド島では6月26日に雪が降り、地元メディアによれば約2センチ積雪した。
WMOは異常気象について「温室効果ガスの増加による長期的な地球温暖化の傾向と関係がある」と分析している。最終更新:7/24(火) 8:17時事通信
熱帯原産の世界各地で異常な猛暑で繁殖し始めた日本 伊東 乾2018/07/24
日本に住み着いてしまった外来種の問題に警鐘を鳴らしています。
例えば、東京都環境局が発表する「危険な外来生物」という告知があります。
ここでお役所の言う「危険」は3つの意味があり
A 環境生態系を破壊する
B 人間に危害を及ぼす
C 農林水産業に被害を及ぼす
これらに該当する外来生物が危険と認定されています。
東京都内で発見された指定危険外来生物としては
1 セアカゴケグモ
2 ハイイロゴケグモ
3 カミツキガメ
4 アカカミアリ
5 ヒアリ
6 キョクトウサソリ
7 クロゴケグモ
の7つが挙げられています。大半が節足動物で温かい地域が原産です。