欅並木をのぼった左手にあるお店

ちいさいけど心ほっこり、French!テイストなお店♪

うるおう水がわたしのなかに

2008-10-30 | poem
潤うような水がわたしの中から消えたとき。
ひび割れた地表のような気持ちが、かさかさの心が人を傷つける。
その時わたしにはどうすることもできなくて、心と心は触れ合っていくから。
怒りがわき、いらだちがとどまり、悲しい中で。
水はどこにあるの? いつのまにか探さなくなっていたわたし。

本当はやさしく笑えるのに。
水をふりまき気持ちいいわたしでいられるはずなのに。
心がかわいてしまったから。触れ合うものとのあいだで摩擦が生まれている。
ふんわりとしたやわらかさに欠け、わたしのなかに水がとどまっていない。

潤うような水が感情をとおってわたしのなかに。
導くのはわたしの気持ち。満ちていけば愛をふりまいていける。やさしくほほ笑んでいられる。
心と心のふれあいからやわらかい感情は通じあえるから。
それは本来のわたしの姿。

すみずみまでわたしの身体に水がしみわたって。やさしいことが自然で。
ふれあいは愛を生み、おだやかなわたしで笑っていられる。
水を探そう。わたしの生命がきらめくように。
かわいたわたしはわたしじゃないから。本来のわたしをとり戻すために。
水がわたしのなかにとどまっていられるように。