いつの間にか2012年大河ドラマ「平清盛」の追加キャストが発表されてましたね。
驚いたのは松田聖子さんがキャスティングされていること！
これは面白いかもしれません。しかも二役。意味が分かりません。
以下、追加キャスト
源頼朝（語り）:岡田将生
北条政子:杏
平時忠：森田剛
兎丸：加藤浩次
平忠正：豊原功補
平正盛：中村敦夫
舞子：吹石一恵
白河法皇：伊東四朗
平盛康：佐戸井けん太
平維綱：尾美としのり
鎌田通清：金田明夫
鎌田正清：趙和
藤原忠通：堀部圭亮
藤原家成：佐藤二朗
祇園女御・乙前（二役）：松田聖子
頼朝役が若いですね。松山ケンイチさんに合わせたのでしょうけど、語りであることと平家滅亡時での出演があることを考えると３０代の役者さんでも良かった気がします。
で、政子役の杏さん。これは北条時政役に渡辺謙さんを持ってくるぞ！というNHKの前フリと考えて良いですよね。さすがです。面白い演出を考えていらっしゃる。（笑）
冒頭の松田聖子さん以外の配役で驚いたのは平正盛が登場すること。清盛誕生を第一話と仮定すると、その時点で棺桶に片足突っ込んでいる人物ですよ。
残念な配役は白河法皇と藤原忠通。
白河法皇役はもっと目力の強い俳優、例えば平幹二朗さんとか仲代達矢さんでも良かった気がします。
伊東さんでも悪くないのですが、何かあるたびに「ニン！」とか言ってそうでシリアスな演技でも場面がコメディになりそうな気配。それを狙っているのなら成功だと思いますが。
藤原忠通役は堀部さんでも面白いとは思うのですが、先に頼長役の山本さんと忠実役の國村さんが発表されているのですよね。
この両名ぐらいの知名度がある役者さんがキャスティングされると期待していただけに残念。忠通は知名度でのインパクトでは敵わないので、演技で目立つ他ないと思います。
兎丸の加藤さんは役柄がよく分からないので、何も言及せずに永遠に保留しときます。
何気に森田剛さんが混ざっていますが、もっと良い役を貰える人だと思っていたので驚きです。結構、見せ場があるのでしょうか。
私は、祇園女御の配役には、本気でものすごいショックを受けたのです～(ノ_-。)
「面白い」などという余裕もありませんでした・・・
さすが琉河岬さんです。
二役という事で、かなり長い間の登場が予想され、あの軽～い歌声と
あのだいこ…(略)芝居を毎週長々と見せられるのかと思うと
今から頭痛いっす・・・(ノ_-。)
なんせ今年の大河がアレですから、来年に期待していたのですが、
NHKの大河に対する姿勢というのは変わらないのだとガッカリさせられました。
久しぶりに来たのに思いっきりグチ吐いてすいません！
毒吐きが出るならば、それが今の
大河の現場という事で
二役で松田聖子さんを起用ということはNHKにとっては目玉キャストの一人なのでしょうが、ファン以外の方にとってはありがたいのか、ありがたくないのか…（笑）。
大したセリフもなく、ただニコニコと座っているだけの出番ならば気にならないかもしれませんが。それは無理ですよね～。どんな画になるのか見てみないと皆目見当がつきません。
そうですね。
まだまだ追加キャストもあるでしょうし、怨嗟の声が沸きあがるのか、歓喜の声が沸きあがるのか、結論を出すには早そうです。
白河法皇：小生はいいと思いましたよ。「北条時宗」の北条政村の、一体何を考えてるかわからない演技を憶えてますから。
北条政子：彼女はキライなタレントではないんですけどねぇ、日本史屈指の女傑はねぇ・・・岡田クンに年齢を合わせたんでしょうけど。。。。あ、なるほど、北条時政ね（笑）
あまりウェイトが大きくないと思っときます。
余談ですが北条政子メインの作品なら菅野美穂チャンや篠原涼子チャンあたりを期待します。
祇園女御＆乙前：まぁ聖子ちゃんを出したいだけだったんでしょね（苦笑）
あと、源義経役の発表がありません、清盛公を描くにはdisれない人物なんですけどねぇ。
思わせぶりの伏線が多いから、毎回DVDで録画して何回も再生して見る人にはたまらなんだろうけれど、流し見するような視聴者向けではないし、実際に藤本脚本のドラマの視聴率は低め。
（これは、大森寿美男脚本のドラマにもいえる）
あと、主人公がネガティブで陰気くさいから、どうしても主人公に共感しにくいのもマイナス。
今回の平清盛も、出生で悩む設定みたいだし・・・
キャストについては、30～40代が多くて20代と50代以上が少ないという、かなり歪なキャスティング。
止めクラスの大御所がいないのは、大河のメイン視聴者である60代以上の視聴者にとっては、見る気にさせないと思うのだが・・・
2013年の八重の桜は、内藤Pらしく華のあるキャスティングになりそうなので、それには期待しておこう。
＞あと、源義経役の発表がありません
とっておきのキャスティングなのでしょうか？
松田聖子さんにはぶったまげましたが、この役は良い意味でぶったまげたいです。
＞思わせぶりの伏線が多いから
確かに、それは感じられます。ちりとてちんにしろギャルサーにしろ、「？？？？」な思いをした記憶があります。
この人の脚本で「花より男子」が大当たりした時は何事か！と思いました。
＞今回の平清盛も、出生で悩む設定みたいだし・・・
ある意味、松山ケンイチさんらしさが出るような気がしますが、“清盛”というイメージではないですよね。
＞キャストについては、30～40代が多くて20代と50代以上が少ないという、かなり歪なキャスティング。
これは私も別項で申し上げていますが、特異な例だと思います。申し訳程度に出演する伊東さん、中村さんを除いて「意図的にキャスティングした」としか思えませんね。
中井貴一さんが、このドラマでの一番の大御所というのも大河ドラマでは珍しいと思います。時代の流れを感じました。
しかも、若い頃の清盛が汚らしい格好で洛中を練り歩くとか、当時の洛中のスラム街もオープンセットで撮影しているみたい。
http://mantan-web.jp/2011/08/26/20110826dog00m200020000c.html
なんか、風林火山、龍馬伝の失敗（むさ苦しい男キャラ、汚い衣装、やたらと唸るような台詞回しetc）を繰り返しそうな気が・・・
源平大河で視聴者が見たいのは、煌びやかな平安王朝を再現した美しい歴史絵巻であって、リアルな平安時代の京都の町中では無いと思うのだが・・・
視聴率的には、厳しそうだなこりゃ。
＞この人の脚本で「花より男子」が大当たりした時は何事か！と思いました。
花より男子は、少女漫画で一番単行本が売れた漫画を原作にしているわけで、脚本家の貢献は低いでしょう。
しかも、パート1は、三人の脚本家が分担して担当（サタケミキオ、高橋ナツコ、藤本有紀）していて、尚且つストーリー構成はサタケミキオだからねぇ・・・（パート2は、全話サタケミキオが脚本しているし）
ぶっちゃけ、花男における藤本有紀の役割は、低かったとみて良いでしょう。
清盛の逞しさを表現するには、この手法が一番だとスタッフは考えたのでしょうが、成功するかどうかは謎ですね。もし、清盛が出世した後もむさ苦しさが抜けないようでしたら、失敗する可能性も出てくると思います。
＞しかも、パート1は、三人の脚本家が分担して担当（サタケミキオ、高橋ナツコ、藤本有紀）していて、尚且つストーリー構成はサタケミキオだからねぇ・・・
そうなのですか！それは初めて知りました。
元々は原作コミックの人気がすごかったこともありますし、藤本さんの役割は低かったのですね。