必然的なヒストリー

クソムシが歴史系映像の感想を書いたり、妄想キャスティングしています。このブログは純度の高い自己満足で構築されています。

はだしのゲン

2007-08-12 00:50:44 | 自己満足な評論

とりあえず「はだしのゲン」を見てみました。

いろいろツッコミどころが多かったけど、終盤で
成宮さんが少年2名に
「よし!裸になれ!」
と言ったシーンで全てが吹っ飛びました。
もう狙った配役としか思えんよ。(そう感じた理由は敢えて申しますまい・・・)
そりゃ政二さん、元気になるわ(確か原作では政二さんは死んだはず)

その他のツッコミどころ
・頭蓋骨がキレイすぎるのは放送上の都合で仕方がないとしても、中井貴一さんの頭蓋骨は面長でないとリアリティがない。
・ピカドンで毛が抜けてしまったゲンに対して「ハゲ、ハゲ」言い過ぎ。Oさん(同局の朝番組で司会をしている人)への配慮が足りない。ヅラって言うなよ!
・朴さんがピカドンの被害に合っていないのが不思議。どこに隠れていたのでしょうか。
・「月月火水木金金」の歌(フレーズ?)は一部のサラリーマンやOLを憂鬱にさせるのでやめて欲しかった・・・


ドラマの結論としては、とにかく戦争は悲惨だ!この悲惨さは未来永劫、語り継がねばなるまい!原爆は二度と使ってはいけないよ!
ということで宜しいですかね?
原爆投下に至るまでの日本政府と米国政府間の動向や背景についての持論は一家言持ったの反応が怖くて書けません・・・。琉河はヘタレなのでゴーマンかます事なんて出来ませぬ(笑)

原爆については広島平和記念資料館の展示物を見ると、その凄惨さは伝わってきますからね。中身がドス黒くなっている弁当箱とか生皮とか・・・。
琉河は数年前に1回行った事がありますが、機会があればもう一度行ってみたい場所ではありますね。今度は研究目的で。
修学旅行生と一緒にノートにメモ取りながら館内を回るのも一興かもしれまん(笑)
前に行った時は
「うわー!うわー!戦争って悲惨だねぇ」
で終わってしまいましたから。


7 コメント

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なるほど (ryi)
2007-08-12 09:40:41
>「月月火水木金金」の歌(フレーズ?)は一部のサラリーマンやOLを憂鬱にさせるのでやめて欲しかった・・・
それはそうですねぇ。
普通にそういう軍歌があったんだよなぁ。で聞いていました。
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7連勤! (琉河岬)
2007-08-12 19:37:53
ryiさん、こんばんは!

土曜と日曜が抜けているのが悲しいですね~(TT)
休日ナシで働けってことか~!
と思うと憂鬱になります。
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幻の第2部 (えびすこ)
2013-01-12 14:14:05
少し前ですが原作者の中沢啓治さんが、昨年12月19日にお亡くなりになられました。
「はだしのゲン」は主人公の成人後の物語もある予定(単行本最終巻の最後に「第一部・完」とある)でしたが、中沢さんの病気もあって未完のまま終わりました。
最晩年まで第2部の作成の構想を持っていたようですね。自身の思いから打ち切りを決めかねていたようです。
この記事を見てふと思い出しました。
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くやしいのう (三年鴉組)
2013-01-13 10:07:56
漫画版ですが、子供の頃に読んで思いっ切りトラウマになりました。今も原爆投下直後のあたりは読めません。

>ドラマの結論としては、とにかく戦争は悲惨だ!この悲惨さは未来永劫、語り継がねばなるまい!原爆は二度と使ってはいけないよ!
ということで宜しいですかね?

とりあえず、そうとらえるのが正解だと思います。
あと、昭和天皇を含む旧帝国への憎悪の描写をしてネトウヨ連中に反日扱いされた中沢氏ですが、彼の辛く壮絶な人生を考えるとそこまでの気持ちを抱く事自体はわからんでもないし、何も考えずに罵倒するのは避けたいところです。

でも、第一部ラスト辺りで殺人を犯した隆太に、人殺しの昭和天皇が責任を取ってないのだからお前も逃げていいんだ、って言う理屈はどう考えてもおかしいと思うんですが。
相棒の杉下右京がいたら「人が罪を犯したから自分も許されるなどと言う理屈はありませんよッ!」と激高されそうです。
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漫画を読んでみたいです… (琉河岬)
2013-01-15 02:18:57
えびすこさん、三年鴉組さん改めまして!

>「はだしのゲン」は主人公の成人後の物語もある予定(単行本最終巻の最後に「第一部・完」とある)
>第一部ラスト辺りで殺人を犯した隆太

私は実のところ漫画を詳しく読んだことが無いのです…。
覚えているのは友人の家でたまたま置いてあった(おそらくその子の親が読んでいたのでしょう)本をぱらぱら読んだだけで、最後に丸坊主になった主人公が「これからも頑張るぞ!」的な画で終わったところまでしか読んでいません。

機会があれば全部読んでみたいですね。
>昭和天皇を含む旧帝国への憎悪の描写をしてネトウヨ連中に反日扱いされた中沢氏ですが
酷い話ですね。当時の子供たちからしてみれば、戦争に負けた上に振り返ってみれば残されたのは生活もままならない焼野原なわけですから、中沢氏が憤る動機も理解できます。
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サイドドラマチック・ヒストリアの話題ですが (tomohiro)
2013-01-15 12:23:29
太平洋戦争ネタの「裸足のゲン」の
話題だから言いますけれども、
この太平洋戦争の前後の1970年代あたり
まではあまりにも事件が多すぎるように
思います。暗い事件明るい事件
大きな事件小さな事件と・・・。
現在の大河は1980年代ぐらいの在る程度
融通の利いた大河から比べると
殿様商売の大河なんで、大きな発展は
ないと思うのですが、大河班に真剣に
色々な時代に向き合って欲しいので
大河は解体すべきなのではと思います。
同じnhkの
「bs歴史館」
「歴史秘話ヒストリア」
「その時歴史が動いた」
は、果敢に色々なテーマに挑んでいるような
気がします。
結構今あげた番組では
「裸足のゲン」
で取り上げた時代も取り上げるケースが多い
ですね。
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1970年代となると (琉河岬)
2013-01-20 23:13:56
tomohiroさん、改めまして!

1970年代を大河ドラマとしてテーマにしにくいのは、当ブログをはじめとして「大河ドラマ」という冠が付くだけで、史実と比較したくなる方が多く1970年代ともなると当然その時代を生きていらっしゃった方も多く、戦国モノよりも余計に事実誤認が無いか気にしなくてはならないからではないでしょうか。
フィクションひとつ織り込むだけでも事実と整合性が取れるように作らなければならない空気があると思います。

大河ドラマとして取り上げるにはリスクが高いので、今まで通り朝ドラか、このまえ話題に挙がりましたサイドドラマチック・ヒストリアで取り上げるのが吉だと思います。
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