必然的なヒストリー

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オリジナル「八代将軍吉宗」と妄想キャスティングのクレジットをリンクする

2012-10-06 00:51:49 | 妄想クレジット決済

先日、「八代将軍吉宗」の妄想キャスティングを垂れ流しました。
では、オリジナルと琉河が作成した妄想キャスティングで配役クレジットをリンクさせるとどうなるのか試してみましょう。
サンプルで選んだのは第1話と最終話、そして吉宗が八代将軍に就任する第25話。
多くの人々が興味をそそられないであろう今回の試み。
いいのです、琉河が楽しければそれでいいんです。
では、どうぞ。


第1話「母の肖像」

上川隆也(徳川吉宗)
市川団子・平松來馬(新之助-少年時代-)
宇津井健(徳川光貞)
柳葉敏郎(加納久通)
真矢みき(お紋)

榎木孝明(徳川綱教)
高畑淳子(真如院)
西岡徳馬(徳川綱誠)・小日向文世(徳川綱條)
北村総一朗(水野重上)・長谷川博己(徳川継友)
ダンカン(隆光)・津嘉山正種(牧野成貞)
斉藤暁(小笠原胤次)・山西惇(土岐朝治)
梨本謙次郎(巨勢由利)・阿久津博子(育姫) 

樋口可南子(お伝の方)
白川由美(照子)
中田喜子(鷹司信子)
余貴美子(右衛門佐)
神山繁(徳川光友)
近藤正臣(徳川光圀)
加藤武(加納政直)
森口瑤子(大典侍)・優木まおみ(新典侍)
蓮佛美沙子(聞是院)・藤本哉汰(徳川家継)
その他大勢 

若尾文子(桂昌院)
稲森いずみ(月光院)
中尾彬(土屋政直)
林隆三(三浦為隆)
HYDE(間部詮房)
岩下志麻(天英院)
北大路欣也(徳川綱吉) -トメ-

まずオリジナルの第1回で驚いたのは連名陣の豪華さ。中山仁、山本圭、牟田悌三が連名になっていました。ただ、第1話は前回の記事でも述べましたが、吉宗が将軍に就任するか、しないか、というところから始まるので登場人物が他の回と比べて多いのです。その煽りで連名になってしまったと思われますが、役柄上仕方がないと言ったところでしょうか。2回目からはこの3名はピンクレジットとなり、場合によってはトメグループにクレジットされていました。


第25話「男の花道」

上川隆也(徳川吉宗)
玉木宏(松平通春)
柳葉敏郎(加納久通) 

大杉漣(有馬氏倫)
生瀬勝久(松平頼致)
長谷川博己(徳川継友)
遠藤憲一(成瀬隼人正)
北村総一朗(水野重上)
斉藤暁(小笠原胤次)・山西惇(土岐朝治)
鶴田忍(井上正岑)・石井愃一(戸田忠真)
ムロツヨシ(田沼意行)・久我未来(水野重期)

稲森いずみ(月光院)
水川あさみ(お古牟)
松重豊(阿部正喬)
本田博太郎(久世重之)
小日向文世(徳川綱條)
六角精児(稲生次郎左衛門)・藤本哉汰(徳川家継)
冲方丁(本多忠良)・子役(長福丸)
大奥の女性陣・その他大勢 

石坂浩二(新井白石)
中尾彬(土屋政直)
中村橋之助(竹腰正武)
HYDE(間部詮房)
岩下志麻(天英院) -トメ-

ドラマでは綱吉役の津川雅彦退場後、石坂浩二演じる間部がトメになっていましたが、琉河は吉宗将軍就任に大きく貢献した天英院をトメに。さらにこの回では宗春役の中井貴一が石坂を抑えてトメになっていましたが、さすがに玉木さんがトメというのは軽すぎるので柳葉さんを押しのけて2番手に配置。


最終回「祭ばやし」 

上川隆也(徳川吉宗)
玉木宏(徳川宗春)
柳葉敏郎(加納久通)
深田恭子(お久免)

伊藤淳史(徳川家重)
佐藤健(田安宗武)
生瀬勝久(徳川宗直)
宇津井健(徳川光貞)
石黒英雄(一橋宗尹)・大東駿介(田沼意次)
正名僕蔵(石河政朝)・山崎樹範(酒井忠恭)
中村靖日(西尾忠尚)・二反田雅澄(本多正珍) 

満島ひかり(お幸)
倉科カナ(お逸)
石垣佑磨(堀田正亮)
二宮和也(松平武元)
鈴木福(徳川家治)・本田望結(五十宮倫子)
西原亜希(俊姫)・林丹丹(森姫)
大奥の女性陣・その他大勢 

中村橋之助(竹腰正武)
松田龍平(大岡忠光)
稲森いずみ(月光院)
竹中直人(小川笙船)
渡辺謙(大岡忠相) -トメ-

オリジナルでは、お約束の主人公重篤走馬灯シーンで登場した津川雅彦がトメ。存命の宗春は登場せず、さらには大岡越前役の滝田栄もトメグループトップにクレジットされてました。新撮りではない回想で出てきた役者がトメになるというのはどうも好きではないので、ここはオリジナルに制約されずに存命の役でクレジットを構成。大岡忠光役に松田龍平をキャスティングしたのはそういった思いがあったからです。ちなみに松平武元役はオリジナルでは香川照之さんが演じており、この前回(第47話)と最終回の2回しか登場しない特別ゲストみたいな形で、なおかつ役柄も家重と宗武に大きく関わる重要人物として描かれていました。しかも第47話ではトメグループトップ。この「八代将軍吉宗」はトメグループトップに大きな価値を置いています。それだけVIP扱いされていた役でした。今回はその役を二宮さんに。お陰でキャストが最終回まで豪華になりました。ちなみにオリジナルの第47回では大河ドラマ初登場の阿部寛さんが4~6番手ぐらいの位置からいきなりトメグループにクレジットされていました。結構、「八代将軍吉宗」は流動的なクレジットと言えるでしょう。

さて、次回は八重の桜の配役について物申したいと思います。

~追記~
オリジナルの八代将軍吉宗で吉宗の父、光貞役を演じていた大滝秀治さんが2012年10月2日にご逝去されました。刑事役からお父さん、お爺さんまでどれを演じても唯一無二の独特のオーラを持っていた方だと思います。生涯現役の役者さんでした。とても残念です。


14 コメント

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NHKはこれを参考にしては? (えびすこ)
2012-10-06 09:01:16
連名(氏名を1回に3人分か4人分出す)で出るのは、全体の出演者数が多いと言う事ですね。子役の場合はだいたいが連名です。登場人物が多くても誰がどこにいると言うのが一目でわかればいいです。
2時間ドラマや映画では有名な俳優や俳優ではない人が、クレジットなしで出るケースもあります。
「天地人」と「江 姫たちの戦国」の一時期は、「登場人物の数が少ない」との意見がありました。この2作は有名な人が多い時代だから絞り込んだのでしょうか?「平清盛」の場合は一時はベテランが「1回の登場人物の多数派」を占めましたね。今は若手が多数派です。
次回はいよいよ「八重の桜」ですか。楽しみです。

大滝秀治さんが亡くなられましたね。
ご冥福をお祈りいたします。
今公開中の映画「あなたへ」に出ております。
関根勤さんも惜しんでおります。
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クレジットの醍醐味 (琉河岬)
2012-10-06 21:56:05
えびすこさん、改めまして!

自分の名前がどの位置にクレジットされるか、というのは下積みが長かった俳優さんほど拘ると聞いたことがあります。一方、全くこだわらないのは津川雅彦さんらしいです。

>「天地人」と「江 姫たちの戦国」の一時期は、「登場人物の数が少ない」との意見がありました。
登場人物が少ないのは脚本家が捌ききれないのでカットされたのではないかと推察しています。特に天地人は前田慶次も最上義光も登場しませんでしたからね。酷いものです(笑)

>関根勤さんも惜しんでおります。
手の込んだモノマネを見ると関根さんが本当に大滝さんをリスペクトしていることがよく分かりますよね。
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補足 (えびすこ)
2012-10-07 11:24:10
昨日の「どこにいるのかが一目でわかる」と言うのはクレジットの順番ではなく、劇中における出番と言う意味でした。人気のある人でもワンシーンしか出番がなくうっかり見落とすと、「どの場面にいたのかわからない」ことがあるので。
最近の大河ドラマでは脇役・端役で好印象の登場人物(ただし実在人物)が減っている気がします。今年は特にそう感じます。これは主人公の家族構成や行動範囲(+番組のコンセプトや脚色、時代背景)の問題もありますね。
「八代将軍吉宗」ではそれぞれ存在感を示しました。
最近では朝ドラの脇役・端役の方が印象に残ります。

今「八重の桜」HPの出演者一覧を見たんですが、新たに出演が決まった人がまだ載っておりません。今後順次更新されるので注目です。恐らくこれには物語構成上、架空の人物は出ないと思います。あと番組に関して何かのトラブルが起きる事は避けてほしいです。
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定番と異端の間で (tomohiro)
2012-10-09 07:29:22
ふと考えたのですが、
私が公開して欲しいといつも考えている
近代大河
世界名作劇場のnhkカスタム企画
室町時代
古代史
といった企画群と
定番の戦国や幕末をどのくらいの配分で
やるのかですね。
定番企画も必要悪だと思って居るので
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「八重の桜」で架空の人物はキツそうですね (琉河岬)
2012-10-10 20:31:50
えびすこさん、改めまして!

>人気のある人でもワンシーンしか出番がなくうっかり見落とすと、「どの場面にいたのかわからない」ことがあるので。
なるほど!勘違いしていました。確かに鬘をかぶると誰だか分からない役者さんもいますし、ドラマの性質上45分間でワンシーンだけ、ということもありますよね。

>恐らくこれには物語構成上、架空の人物は出ないと思います。
w他紙が生きている時代とドラマの舞台となる時代が近いので架空の人物は難しいかもしれませんよね。主人公自体が架空人物に近い知名度(失礼かもしれませんが)なので、逆に実在人物をこれでもか!と出してきそうな気がします。
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北条時宗まで遡るのかと… (琉河岬)
2012-10-10 20:40:20
tomohiroさん、こんばんは!

戦国、源平、幕末といった定番を外すと2001年の「北条時宗」まで遡ることになります。来年、再来年は幕末、戦国と続くので2015年は室町中期あたりが放映されるような気がします。
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お久しぶりです~ (ジェリー)
2012-10-10 21:23:33
久し振りに来てみたら、「八代将軍吉宗」のリメイクとは面白いところついてきましたね。

さて2014年の大河ドラマが「軍師官兵衛」、主演~岡田准一というのが発表されましたね。私は岡田さん好きなので、いつか大河にとは思ってましたが題材は意外なところをついてきました。

ネットでは色々と噂が挙がってましたが、黒田官兵衛の名はまるで耳にしなかったので私にとってはかなりのサプライズになりました。果たしてどうなるのか?来年もですが、期待と不安が混ざっています(笑)。
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2014年雑記 (tomohiro)
2012-10-11 18:16:20
2014年大河の事ですが、
ファンを裏切った某動画サイトで人気があった
ゲームを思い出します。
このゲームは何時の頃からかファンを裏切るような企画展開ばかりして、ファンをやめた人から
いつ爆弾を落とすか分からないコンテンツ
と言われるようになりました。
その後在る程度の人はコンセプトの似た
他の企画や、これまで顧みられなかった
キャラを担ぎ上げてmadを作ったりして
対抗している有様です。
其れを見ていると大河そのものよりも
外でなければやりたい放題出来ない
のかなと思って悲しくすら思います。
我慢をしろ、嫌なら見るなと
大河の有様を支持している人々は言いますが
大河そのものが色々な物をやることを
期待している人は切り捨てられるのでしょうか
尚配役については
竹中半兵衛は
過去竹中半兵衛を演じていた
山本耕史や筒井康隆のイメージ、
あるいは
「センゴク」のイメージで
タッキーか佐々木蔵之介かなと思って居ます。
尚、黒田長政は嵐の二宮かな・・・。



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私にとってもサプライズです! (琉河岬)
2012-10-14 00:36:33
ジェリーさん、ご無沙汰です!
コメントありがとうございます!

私は「明智光秀」という誤報を聞いていたので少しどんよりしていたので、黒田官兵衛と聞いて小躍りしています。
ただ今のNHKの大河ドラマに対する体制を考えると不安があるのは確かです。とりあえず、他の配役とキャラ設定を待つことにします。
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大河がやってくれるのが一番いいことだと思います (琉河岬)
2012-10-14 00:44:37
tomohiroさん、こんばんは!

>大河そのものが色々な物をやることを期待している人は切り捨てられるのでしょうか
私としても大河ドラマが面白くあることが一番だと思います。大河ドラマそのものが情報の発信源となり、sこから派生して視聴者が色々な二次企画を考えるというのが理想形だと思います。
特に今年は一部の狭い理解者向けに発信しているとしか思えない内容だと感じています。最大公約数の人が面白く思えるドラマを作ってほしいですね。
(意図を誤解して受け取っていたら申し訳ありません)
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