カツ★ガレーヂ

Vintage Motorcycle Laboratory

ヘッド分解

2017-06-09 07:06:10 | CB93 typeCR93
先日カムホルダーとカムに異常を見つけたCB93のエンジン。


よくよく調べて見るとやはりカム側も焼きついた様になっていますし、カムホルダー側に至ってはすり減って穴が変形してカムをはめても1mm近くガクガク動く状態。
終わっています・・・
カムもホルダーも新品に変えるしか無いように思いますが、構造的にオイルが回り難いこの箇所なのでまた焼付く可能性が有るように思います。
もっとオイルが回る構造にしてほしいのですが、このあたりがCB93のエンジンの弱点なのかもしれません。
エンジンを組んだ時にすぐに焼付いてしまった可能性もあるので組み立て直す時はよく注油して組まなければ・・・。


バルブ側も気密状態をガソリンをはって確かめてみる事に。
結果左気筒のIN側がだだもれ、EX側がちょい漏れという感じでした。
右はIN、EXともに問題無し。
ガソリンをはると確かめやすいですね。


IN側のバルブをチェックするとヘッド側に何かを噛んだような小傷が出来ていたのでこれが原因かと。摺合せをして再チェックした所完全に復旧。
バルブガイドにガタも無くバルブの変形も無いのでOKです。


EX側も摺合せをしていたのですが、確認中にバルブガイドに結構なガタが有るのを発見。
バルブガイドも要打ち変えかな・・・
細かく調べていくといくつも問題が出てきますね。

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