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紙上句会 9月

2021-09-20 16:39:34 | 俳句の練習

今月の句会は、緊急事態宣言中で行政センターの教室が閉鎖のため

紙上句会になりました。メールで中心者に3句送り、それを、まとめて

先生に送りました。先生が選んだ7句が以下です。

兼題は、コスモス、秋の夜、その他です。

 

特選   夏草の伸びる速さとコロナかな    

秀逸    空き家にも凛と一本秋桜        

秀逸      いつぞやの押し花二つ夜長かな     

秀逸   天高し藤井聡太のたたずまい      

佳作     秋の夜や酒杯にとどく風の音      

佳作       早や三月妻の墓前に秋桜        

佳作  番所跡釣り人来たり秋の宵  

 

先生の言葉:

特選⑬ 

夏草とは夏に生い茂る草の総称。青々と広がっている雑草である。

その様子はあたかも猛威をふるっているコロナウイルスの

様に似ている。季語である「夏草」がメタファー(暗喩)としても

効いていている。不安な日々を感覚的にとらえた優れた時事句。

一日も早い収束が待たれる。

芭蕉に〈夏草や兵(つわもの)どもが夢の跡〉

 

私の句は選ばれませんでした。

私が特選にしたのは、藤井聡太のことを詠んだ句です。

私の句は以下です。

 

1 コスモスや友とノートとスニーカー

2 随筆のページもわずか秋の夜

3 すぐに止むたぶんこほろぎ気がつけば

3番は3段切れだと思いましたが考えがまとまらず・・・

 

先生の添削:

秋の夜の読書を具体的に一工夫。   

随筆の続きを閉ぢる秋の夜

         

誰の持ち物かを明確にし、ドラマ化。 

コスモス野友のノートとスニーカー

 

気がつけば、を変更する。        

鳴き止むは多分こおろぎ今宵また 

 

紙上句会も楽しめました。

 

 

 

 

 

 


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