幸せアップ+α

TVを見ていることが多いし、いろいろ感じることがある。

「ハケンの品格」続編も希望します

2020-08-05 15:11:03 | ドラマ

ハケンの品格 は、今日で最終回で、あっという間に終わるという感じです。

新聞の記事より。

前作の爽快感を残しつつも、ほろ苦さが増したとの声も聞かれる。

背景には派遣労働者が直面している現実がある。

主人公の大前春子:篠原涼子 は、気象予報士や1級左官技能士などあらゆる

資格を持つという設定。

契約が更新されない雇い止めの不安。休日が多いと月あたりの賃金が

減るので食費を切り詰めないといけない。等々、派遣社員の直面する現実が

次々と描かれる。

( 春子はスーパーハケンなので時給は高い )

 

今年4月には、政府が掲げる「同一労働同一賃金」に関連する

法律が施行された。派遣も対象だが、

正社員と同じ待遇を求める権利が与えられたわけではない。

ドラマでも「正社員と同じ仕事をすれば同じ賃金がもらえる」という

派遣社員の希望が打ち砕かれる場面がある。

 

TVドラマに詳しいライターの田幸和歌子さんは、今作は時事ネタを盛り込む

など大企業や権力への批判のメッセージ性が強くなった一方、

派遣社員が以前のように特別な存在として描かれなくなったとみる。

「13年前に比べ、派遣の在り方に夢や希望を描きにくくなっているのでは」

 

メディア文化評論家の碓井広義さんは、前作では強者と弱者として

描かれた正社員も、今作では不安定な立場に置かれていると指摘。

「以前は『弱きを助け、強きをくじく』として正社員を悪役にする

わかりやすい展開で視聴者の溜飲を下げたが、現代はそう単純ではない。

そうした苦さもエンターテインメントに織り込み、物語に深みが増した

 

脚本を担当する中園ミホさんは

「意識的に明るく楽しいものを作ろうとした」と明かす。

だが、前作から取材している派遣労働者に改めて話しを聞く中で、

待遇は改善されていないとも感じていたという。

どうしても爽快にまとめられなかった。

「なんとかすかっとする話にしようとしても、そこに着地させようとすると

ウソぽくなってしまって、甘いハッピーエンドにはできない。

それだけ世の中が厳しくなっているのかもしれないですね」

春子は何事にも動じない、クールに見えるけれど、実はホットな心の持ち主。

そんな春子の真の姿が魅力的に描かれている。

7話で里中賢介:小泉孝太郎 が春子に公私ともにパートナーに

なってほしいとプロポーズした。

最終回の予想はつきますが・・・。

これで終わりにならないでほしい。続編楽しみにしています。

その時は、もっと暮らしやすい、弱者に優しい日本であってほしい。

 

韓ドラは、こんなこと無いでしょうというのが多いけれど楽しい。

「ハケンの品格」今の日本を描いている。春子みたいな人はいないけれどね。

 


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