地酒屋のロックンロール日記

酒好き・音楽好きの仕事がらみと個人事をつらづらと・・・

平成19年1月12日(金) 晴 新酒VS熟成酒

2007-01-12 19:34:39 | 日本酒

新酒熟成酒 熟成酒編

新酒ならではのフレッシュさ!本生ならではの口当たり!
管理と流通の発達のおかげでこの10年でいろんな生酒が飲める様になりました。
ほんと一昔前は「蔵人だけが飲める盗み酒」なんてネーミングで
「生酒」を珍重したものです。

日本酒に限らず選択肢のたくさんある時代になりました。
しかしやや日本酒の選択肢から「熟成酒」のカテゴリーが縮小している様にも思います。
その年々の造りが新酒を待たずして完売してしまう。
蔵にとっては売れ行き好調で非常に良いことですが、反面危険も含んでいます。

もう少しで「味わいの花」が咲くのに、その花を見ることなく摘まれてしまう。
本来、蔵の柱となるのはその「花」であるべきなのですが・・・

蔵で寝かせるではなく自分で寝かせる時代になってしまうのでしょうか?

とぼやきつつ・・・今年は何とか「ゆっくり」行きましょうよ!!

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「大七」の2003年山田錦 モカチョコの味わい!
こんな酒が出来るのであれば「大七」さんも安泰ですね。
「東洋美人」、「会津娘」詳しくは2006年12月16日のブログを見てね。

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「蒼空」 元旦より蔵入りし今年は一気に2200石??を目指します。
藤岡booちゃんの「究極の食中酒」宣言に業界一部話題沸騰中!!
今年は「究極の食中酒」とは?を突き詰めていきたいと思います。

と言うことで
「究極の食中酒バトル」決定!!!
詳細は追って御案内&エントリー募集!!
※エントリー条件 「我こそは究極の食中酒」と宣言すること!!

おっと横道に外れちゃいました。「長珍 阿波 山田錦」の力強さ
「石鎚」しずく採りシリーズ「山田錦」「雄町」ときめ細やかな味わいが楽しめます。

今日の教訓 「熟成酒があって新酒も映える」

ではご来店お待ちしております。