るーたんの日記

山歩き・食べ歩き・旅のひとりごと日記

日本百名山『塩見岳』

2010-09-05 00:19:50 | 日本百名山

金曜に夏休みをもらって、2日間で初めての「塩見岳」に行ってきました。

このエリアで唯一残った山。

本当は塩見から熊ノ平、北岳に抜けたかったが、

誰も付き合ってくれないので・・・ピストンにしました。

快晴でしたが・・・・疲れました。

暑いのは山の上でも同じですね・・・。

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バックに間ノ岳、北岳、仙丈ケ岳、甲斐駒・・・・

いつか、このルートつなげたいなあ~。

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富士山もばっちり見えました!

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三伏山からの塩見への道。

長かったあ~。

でも・・・歩きやすくて・・・天気も最高で・・・・

良く働いたご褒美ですね!!(勝手な言い分・・・)

詳細はまた・・・

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朝4:20出発→高速で松川IC→鳥倉林道P7:5着1630m(トイレ)

7:30P出発→8:10登山口(トイレ)1745m→9:15-25コル2180m(ここから三伏峠まで2km2時間とある)→10:5水場2350m→10:37塩川尾根との合流2475m→11:8-30三伏小屋・峠(トイレ・昼)2615m→11:45三伏山2640m→12:45本谷山2658m→14:25塩見新道との合流→塩見小屋2:50、夕飯4:30、2食付8000円。

3:40起床:4:20朝食、5:20塩見へ出発→6:30~7:15塩見岳→8:00小屋に戻り、8:30下山→合流点8:40→10:13本谷山→11:00-30三伏山→11:40-45三伏小屋→12:5合流点→12:25水場→コル13:4→13:50登山口→14:20P戻り。

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鳥倉林道終点の駐車場から林道を40分。

向こうに見えている、ところがちょうど中間くらいでしょうか。

なだらかに登っていきます。

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お決まりの登山口。ここにも簡易トイレあり。

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最初の40分くらいは、このような森の中をやや急登で、

一気に上がる感じです。

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するとちょっと緩やかな道になって・・・・

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三伏峠まで大体三分の一まで来ました。コルです。

ここから山の北斜面を緩やかに登りますが、

斜度は緩やかですが、足場は木製のはしごなど何箇所かあります。

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とにかく北斜面なので涼しかったです。

それが救いでした。

そしてもう15日くらい雨が無いということで、

足元もからっとしていて、歩きやすかったです。

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登山口から三伏峠の間には、こんな標識もあるのですが、

全部は見当たりませんでした。最初のコルが3/10を過ぎた頃で、

5/10を過ぎたところに水場があります。

8/10を過ぎると塩川小屋からの合流地点です。

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ここからはやや急にジグザグに急登を登ります。

峠、三伏小屋まであと20分です。

途中、展望が開けます。

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右奥に塩見岳。左の端は仙丈ケ岳・・・その右の白いのは甲斐駒、素晴らしい!!

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三伏峠から塩見岳。

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三伏小屋のトイレ。普通のほうが100円、水洗は200円。

水洗は小屋に希望を伝え、鍵をもらって入るというもの。

今回は行きも帰りも普通を利用しました。それでも紙もあり良心的でした。

さて、ここからは展望も良くなりますが、暑さも出てきます。

ここまでは、今日のうちに塩見に登れたらなあ~、などという野望をもっていましたが・・・。

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10分くらいで三伏山。展望最高!!

まだまだこの先の苦労を真には感じていませんでした。

ここから眺めの良い中、しまいには下ります。

噂の本谷山に向けて、日向を登り返します。

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振り返ると、右の樹林の中に三伏小屋。

とにかくここが一番暑かったですね。

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ようやく本谷山。

ここに来た頃には、約束の3時に小屋に着けるか心配になりました。

もう「今日、塩見に・・・」なんて野望は・・・・なしです。

でも、ここはとにかく日陰が無いので、少し進んだところで、

倒木を椅子にして休憩としました。

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ここからは約30分、緩やかに下ります。

そしてなんとなく右に方向を変えたな?沢を渡ったな?と感じた辺から、

40分くらいの急登となります。

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近づいてきたけど、まだまだ遠い・・・小屋はどこか?

(ちょうど真ん中あたりのこんもりしたところの逆側なので、小屋は見えないのでした)

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ようやく最後のポイント、新道との合流点。

ここからはまた展望も良くなりますが、岩も出てきます。

最後のやや急登です。

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ここに上がると、本当は縦走したかった間ノ岳へのルートもはっきり見えます。

いつかはきっと!

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そして約束の3時の10分前に、小屋に到着。

本日の宿泊者は15人。2食付で8千円。

小屋番さんが毎日1時間以上かけてくみ上げてくる沢の水が、

500mlサービスでいただけます。

右が宿泊用、左は受付・売店・食事処。

右の奥は、予約無の方が泊まると評判の小屋。

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こんな感じでした。

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夕飯も全部手作りとのこと。そうめんに揚げ物に小鉢。

かりっと揚がって、熱いお茶もたくさんいただきました。

ここのトイレがまた利尻で体験した、簡易の袋のトイレで処理するものでした。

女子の宿泊者には3枚、男性は1枚もらえます。(男性の小は別に対策があるので)

これ以上は1枚100円で購入ができます。

トイレブースは2箇所あり、嫌なにおいもあまり無くて清潔でした。

残念ながら夕焼けは期待できそうになかったので、7時半ごろには就寝。

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朝も手作りご飯。暖かい卵焼きにアンがかかっていて、美味しかったです。

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塩見岳とお月様。

4時頃の星空も満点でした!

5時半に頂上を目指します。

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天狗岩から西峰への岩場。

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岩場から小屋や天狗岩を振り返ります。

結構高度感あります。

そして・・・・

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まず西峰に。バックに仙丈ケ岳と甲斐駒。

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そして西峰から東峰を。富士山と良い感じです。

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東峰から西峰。

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熊ノ平に向かう縦走路。その先に間ノ岳・北岳・甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳。

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悪沢・赤石方面。

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中央アルプス、木曽駒と空木。

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今日は下まで戻る。遠くに三伏小屋が確認できる。

(左から2つ目の小山の白いところ・・・)

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8時には小屋に戻って、下山の準備。

昨日の寝床を確認。入り口左の2階。

2人だと若干きつそうですが、一人だったので快適でした。

ただ・・・何度も下りたりするには大変で・・・

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ということで・・・お世話になりました。

トイレブースはこれです!

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塩見小屋で購入した、七宝焼きのピンバッチはオシャレです。

三伏小屋でも懲りずに買ってしまいました・・・。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 塩見岳登頂おめでとうございます。林道はわかり... (ピークハンター)
2010-09-05 17:59:02
 塩見岳登頂おめでとうございます。林道はわかりやすかったですか・・・・。
 当方は今日(5日)に奈良田からダイレクト尾根ピストンで「笹山」登頂してきました。なんと厳しい急登だったか・・・標高差1900Mはきつい。
 しかし、これで山梨百名山は全て日帰りで完登しましたよ。レポもみてください。また・・
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ピークハンター様、「山梨百」達成おめでとうござ... (るたん)
2010-09-05 23:25:52
ピークハンター様、「山梨百」達成おめでとうございます!全て日帰りとは、脱帽です。私は、笊・笹・鋸がテントでした。ところで、どの山が一番印象的でしたか?私はやはり鋸と笹かな?最後の山ほど、難しく良く調べたからでしょうか?またレポ、楽しみにしております。こちら今度の週は仕事と田部井さんの講演会に参加の予定です。裏銀座・・・双六運動場の実物を見てとても感動しました。私はあと今年・・・空木と薬師に行きたいです。(気持ちだけは。妄想入ってます)
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