金曜に夏休みをもらって、2日間で初めての「塩見岳」に行ってきました。
このエリアで唯一残った山。
本当は塩見から熊ノ平、北岳に抜けたかったが、
誰も付き合ってくれないので・・・ピストンにしました。
快晴でしたが・・・・疲れました。
暑いのは山の上でも同じですね・・・。
バックに間ノ岳、北岳、仙丈ケ岳、甲斐駒・・・・
いつか、このルートつなげたいなあ~。
富士山もばっちり見えました!
三伏山からの塩見への道。
長かったあ~。
でも・・・歩きやすくて・・・天気も最高で・・・・
良く働いたご褒美ですね!!(勝手な言い分・・・)
詳細はまた・・・
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
朝4:20出発→高速で松川IC→鳥倉林道P7:5着1630m(トイレ)
7:30P出発→8:10登山口(トイレ)1745m→9:15-25コル2180m(ここから三伏峠まで2km2時間とある)→10:5水場2350m→10:37塩川尾根との合流2475m→11:8-30三伏小屋・峠(トイレ・昼)2615m→11:45三伏山2640m→12:45本谷山2658m→14:25塩見新道との合流→塩見小屋2:50、夕飯4:30、2食付8000円。
3:40起床:4:20朝食、5:20塩見へ出発→6:30~7:15塩見岳→8:00小屋に戻り、8:30下山→合流点8:40→10:13本谷山→11:00-30三伏山→11:40-45三伏小屋→12:5合流点→12:25水場→コル13:4→13:50登山口→14:20P戻り。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
鳥倉林道終点の駐車場から林道を40分。
向こうに見えている、ところがちょうど中間くらいでしょうか。
なだらかに登っていきます。
お決まりの登山口。ここにも簡易トイレあり。
最初の40分くらいは、このような森の中をやや急登で、
一気に上がる感じです。
するとちょっと緩やかな道になって・・・・
三伏峠まで大体三分の一まで来ました。コルです。
ここから山の北斜面を緩やかに登りますが、
斜度は緩やかですが、足場は木製のはしごなど何箇所かあります。
とにかく北斜面なので涼しかったです。
それが救いでした。
そしてもう15日くらい雨が無いということで、
足元もからっとしていて、歩きやすかったです。
登山口から三伏峠の間には、こんな標識もあるのですが、
全部は見当たりませんでした。最初のコルが3/10を過ぎた頃で、
5/10を過ぎたところに水場があります。
8/10を過ぎると塩川小屋からの合流地点です。
ここからはやや急にジグザグに急登を登ります。
峠、三伏小屋まであと20分です。
途中、展望が開けます。
右奥に塩見岳。左の端は仙丈ケ岳・・・その右の白いのは甲斐駒、素晴らしい!!
三伏峠から塩見岳。
三伏小屋のトイレ。普通のほうが100円、水洗は200円。
水洗は小屋に希望を伝え、鍵をもらって入るというもの。
今回は行きも帰りも普通を利用しました。それでも紙もあり良心的でした。
さて、ここからは展望も良くなりますが、暑さも出てきます。
ここまでは、今日のうちに塩見に登れたらなあ~、などという野望をもっていましたが・・・。
10分くらいで三伏山。展望最高!!
まだまだこの先の苦労を真には感じていませんでした。
ここから眺めの良い中、しまいには下ります。
噂の本谷山に向けて、日向を登り返します。
振り返ると、右の樹林の中に三伏小屋。
とにかくここが一番暑かったですね。
ようやく本谷山。
ここに来た頃には、約束の3時に小屋に着けるか心配になりました。
もう「今日、塩見に・・・」なんて野望は・・・・なしです。
でも、ここはとにかく日陰が無いので、少し進んだところで、
倒木を椅子にして休憩としました。
ここからは約30分、緩やかに下ります。
そしてなんとなく右に方向を変えたな?沢を渡ったな?と感じた辺から、
40分くらいの急登となります。
近づいてきたけど、まだまだ遠い・・・小屋はどこか?
(ちょうど真ん中あたりのこんもりしたところの逆側なので、小屋は見えないのでした)
ようやく最後のポイント、新道との合流点。
ここからはまた展望も良くなりますが、岩も出てきます。
最後のやや急登です。
ここに上がると、本当は縦走したかった間ノ岳へのルートもはっきり見えます。
いつかはきっと!
そして約束の3時の10分前に、小屋に到着。
本日の宿泊者は15人。2食付で8千円。
小屋番さんが毎日1時間以上かけてくみ上げてくる沢の水が、
500mlサービスでいただけます。
右が宿泊用、左は受付・売店・食事処。
右の奥は、予約無の方が泊まると評判の小屋。
こんな感じでした。
夕飯も全部手作りとのこと。そうめんに揚げ物に小鉢。
かりっと揚がって、熱いお茶もたくさんいただきました。
ここのトイレがまた利尻で体験した、簡易の袋のトイレで処理するものでした。
女子の宿泊者には3枚、男性は1枚もらえます。(男性の小は別に対策があるので)
これ以上は1枚100円で購入ができます。
トイレブースは2箇所あり、嫌なにおいもあまり無くて清潔でした。
残念ながら夕焼けは期待できそうになかったので、7時半ごろには就寝。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
朝も手作りご飯。暖かい卵焼きにアンがかかっていて、美味しかったです。
塩見岳とお月様。
4時頃の星空も満点でした!
5時半に頂上を目指します。
天狗岩から西峰への岩場。
岩場から小屋や天狗岩を振り返ります。
結構高度感あります。
そして・・・・
まず西峰に。バックに仙丈ケ岳と甲斐駒。
そして西峰から東峰を。富士山と良い感じです。
東峰から西峰。
熊ノ平に向かう縦走路。その先に間ノ岳・北岳・甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳。
悪沢・赤石方面。
中央アルプス、木曽駒と空木。
今日は下まで戻る。遠くに三伏小屋が確認できる。
(左から2つ目の小山の白いところ・・・)
8時には小屋に戻って、下山の準備。
昨日の寝床を確認。入り口左の2階。
2人だと若干きつそうですが、一人だったので快適でした。
ただ・・・何度も下りたりするには大変で・・・
ということで・・・お世話になりました。
トイレブースはこれです!
塩見小屋で購入した、七宝焼きのピンバッチはオシャレです。
三伏小屋でも懲りずに買ってしまいました・・・。
当方は今日(5日)に奈良田からダイレクト尾根ピストンで「笹山」登頂してきました。なんと厳しい急登だったか・・・標高差1900Mはきつい。
しかし、これで山梨百名山は全て日帰りで完登しましたよ。レポもみてください。また・・