るーたんの日記

山歩き・食べ歩き・旅のひとりごと日記

2週間前の『日向山』と『鞍掛山』

2009-05-31 23:08:41 | 山梨百名山

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ぜんぜんタイムリーな話題でなくなってしまったのですが、

先々週、例のごとくまた日向山に行ってしまいました。

今回は近所のおじ様たちから、

「日向山の奥の鞍掛山に行くけど、前に行きたいっていっていたよね?」と誘われ、

ついついまた血が騒いで承諾してしまったのでした・・・。

でも・・・、眺め最高!!

正面に甲斐駒が「デーン」っていう感じです。

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振り返った日向山も良かったし、

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鞍掛山の直下の鞍部には、山梨県の絶滅危惧種の植物「クモイ○○クラ」も咲いていました。

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鞍掛山の頂上は展望もありません。

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貴重な植物、大事にしていきたいものです。

帰りは、日向山の分岐まで戻って、錦滝に。

最後の錦滝では、滝の岩肌にピンクが咲いていました。

これも「クモイ○○クラ」?とか思ったのですが、

ネットでの記録を検索すると「ユキワリソウ」とかあります。

実際これはなにでしょうか?

ご存知の方がおいででしたら、ぜひ教えてください。

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二百名山『御座山(おぐらやま)』

2009-05-31 18:35:06 | 日々の出来事

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地元の所属の登山グループの山行でした。

雨の予想だったので中止かな?とか期待したのですが、

行くことになりました・・・。今日は唐沢登山口から。ここで既に標高1450m。

頂上は2112mですから今日は標高差800mぐらいです。

8時過ぎについて、8時20分に出発。

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予定通り40分で不動の滝。

ようやくミツバツツジが出てきました。

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やっぱり石楠花にはちょっと早かったかもしれないです。

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分岐手前で雨も降り始め、ガスってましたが、

一瞬雲が取れて、頂上が見えました。

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石楠花も少しですが南面のようなところは咲いていました。

色が濃くて綺麗です!

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10時50分に避難小屋に到着。雨がひどいので、小屋の中で先にお昼にしました。

11時30分頂上アタック。

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だいぶ小雨になりました。

ごつごつした感じで、でも厳かな感じでした。

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イワカガミも綺麗な濃い色でした。

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12時10分に下山です。

来ながら「白い石楠花が合ったかもしれない?」という情報を検証すべく

注意して行くと、分岐のちょっと手前(頂上側)に、

真っ白な石楠花がありました。

上の写真には右にピンク、左に真っ白があります。

白のアップです↓

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山仲間はもう山暦うん十年の皆さんですが、

真っ白な石楠花は初めてかな?とのことでした。

この真っ白な石楠花はなんというのでしょうか?

そして2時10分には登山口に戻って、滝見の湯(350円)に入浴して戻ってまいりました。

雨には降られましたが、石楠花と真っ白な石楠花に大満足でした!


九州の温泉

2009-05-30 22:52:56 | 旅行記

今回、3日間の九州の旅で、いくつかの温泉に行ってきました!

初日は熊本から入って、阿蘇に登って、大分の「長湯温泉」へ。

宿は「国民宿舎 直入荘」。

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1泊1食で7500円ぐらい。

(朝の出発が早いので朝食は、パンほかです)

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夕飯は、山菜に魚、焼き物は豚肉と野菜。

おなかいっぱいになりました。

ここ国民宿舎で、施設の新しさは無いですが、親切なスタッフさんです。

朝ポットにお湯を入れてもらえたりもできました。

また、長湯温泉が開湯300年の記念期間中で、

なんとラムネ温泉に無料で入ることができました。

ラムネ温泉までは歩いて10分くらい。

その途中では、今年初めての蛍も見ることができました!

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「ラムネ温泉」

とても素敵な温泉施設です。

長湯温泉郷のちょっと古びた中にあって、

ちょっと異色な感じ。

長湯温泉自体が、全体的に同じぬる目の泉質なのだが、

このラムネ温泉は、名の通り入浴すると肌に泡が付くのです。

書いてあったものには、もともとお湯の中にも小さな泡があって、

それが体について大きな泡となって見えるくらいになっているとか・・・・。

不思議なお湯ですが、ぬるくても楽しくっていくらでも入っていられます。

焼いた木と白壁のモダンなような建物。

一度お試しあれ!!

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どうやらここは外湯だけらしいですが、大丸グループとか書いてありました・・・。

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2日目は九重山に登って、その奥にある「法華院温泉」に宿泊です。

車ではいけません!(宿の軽トラックはうろうろしていましたが・・・)

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「日本の秘湯を守る会」の温泉です。

スタンプ帳を作ってしまいました。

(3年間に日本の秘湯を守る会の温泉宿に10回宿泊すると、1回無料となるのです。これから目指してみようかな・・・)

ミヤマキリシマの最盛期なので、前日の土曜は150人ぐらいの宿泊だったそうです。

翌の日曜は60人ぐらいでした。

ほとんどは登山者です。

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夕飯はこんな感じ。温野菜にお肉、デザートまで。

美味しくいただきました。

10時が消灯。食堂に1台TVがあって、みんなで見ます。

この日は、5月場所の千秋楽。日馬富士と白鵬の優勝決定戦、天地人もちゃんと見ました。

お部屋は・・・こんな感じ。この日は個室です。

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お風呂は・・・

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よくわからないですよね?

掛け流しですが、洗剤とかは使えません。

ちょっとぬるめですが、温まって眠りました。

標高1300mくらいにあるせいか、この夜は寒かったのです。

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そして翌朝、平治岳に登って下りて、坊がツルから見た法華院温泉。

昨日はあの谷間を下って泊まって、今日でお別れです。

いい宿でした。

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そして、長者原に戻って、4時半の大分からの飛行機に間に合うように身支度を整えます。

朝のタクシーの運転手さんお勧めの「やまなみ牧場 まきばの湯」へ。

牧場らしく内湯にミルクの湯がありました。

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露天は展望が良くて、九重を眺めて入りました。

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ということで、3日間で4箇所のお風呂に入りました。

九州って温泉大国ですよね。

黒川温泉、別府温泉にもまた挑戦したい!

あと秋田の玉川温泉に次ぐ放射線効果のある温泉が産田町とかいうところにあるとか?

次ぎにはそこにも!!


日本百名山『九重山』

2009-05-30 13:55:15 | 日本百名山

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長者原からタクシーで移動し、牧ノ戸から登ります。

標高1300m程度。

登り口には、トイレ・売店・駐車場となんでも揃えられる感じでした。

30分もすると・・・沓掛山手前の展望台です。

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この九州でここ沓掛山頂の付近でしか見なかった石楠花。

これはもしやすると「ツクシシャクナゲ」か?

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西千里浜。正面に九重が見えてきます。

左は星生山ですが、今回はパスしました。

体格の良いお兄さんに合流したところ、

お兄さんは山の監視員のような方で、いろいろ情報をくださいました。

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避難小屋で一休みし、あと20分で九重の頂上です。

登り始めると左、三俣山の奥に山頂がピンクに染まった山が。

それは明日行こうとしている「平治岳」と思われ、遠くから見ても本当にピンクでした。

ということで、最後はごつごつの岩山を・・・・

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三俣山をバックに。

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↑九重の最高地点の中岳より、九重を振り返ります。

一番左が九重で、その尾根を下り、池の周りを歩いて来ました。

頂上にはこんな登山犬も・・・はなちゃんです。

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さて今夜の宿「法華院温泉」に向かって、まだまだ長い道のりですので、進みます。

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避難小屋まで戻り、北千里浜を下ります。

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明日登る予定の平治岳と下にはラムサール条約?で保護になっている坊がツルの湿原。

今居る両脇にはピンクのミヤマキリシマと、疲れていますが、楽しんでおります。

下りですし・・・。

でもこれを下りきったところ日本の秘湯を守る会の「法華院温泉」なのです。

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最終日は、ミヤマキリシマが山肌をピンクに染めるパンフで度々お目にかかっている「平治岳」へ。

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下から見てもこんな感じで、ピンクです。

目線の高さに小さな花のミヤマキリシマが咲きます。

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平治岳の頂上直下あたりから。

坊がツルの湿原の先、山のふもとには昨日泊まった「法華院温泉」。

正面には三俣山、温泉の後ろには中岳。

最高の展望です。

九州の山の広さ感じました!

なんかミニ北アルプスみたいですよね・・・。

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そして長者原に戻ってきました。

感動のミヤマキリシマ。感心しました九州の山!

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追伸です。5月25日(月)平治岳に登って、坊がツルに戻り、雨池経由で長者原に11時ごろ戻りました。どうやら、雨池あたり以降でサングラスを落としたようです。もしご存知の方がいらしたら、教えてください!!(キスマークで、フレームがグレイ)


日本百名山『阿蘇山』

2009-05-27 07:41:20 | 日本百名山

この時期、ミヤマキリシマ(ツツジの1種)が山肌をピンクに染める山のパンフレットで憧れていた「阿蘇山」と「九重山」に行ってきました。

今回は、初日に関東から飛行機で熊本に入り、まず阿蘇に。なので、一番最短距離で頂上に行ける仙酔峡からのアクセスとなりました。
当初、往復ロープウェイのつもりが、切符売り場で片道しか売ってくれませんでした。気分かかわる人が多いのでしょうか?でも、自分たちも結局乗り場に戻るより、バカ尾根を下った方が時間的に無駄が無かったので下りてしまいましたが・・・。

さて山ですが、仙酔峡の駐車場あたりのミヤマキリシマは見ごろが過ぎていました。しかしうっすらピンクが残っていて、駐車場に停めるまでの長い渋滞を楽しくさせてくれました。ロープウェイで上がると、九州はきっと暑いだろうと思っていたのですが、火口駅はなかなか涼しい風が吹いていました。
歩き始めると、みんなでむせてしまいました。本当に硫黄ののどに刺激のある匂いがして、今インフルエンザ対策でマスクは持ち歩いていましたが、このときこそあのマスクが必要だったのではと反省しました。もちろん誰も山にはマスクは持ってきておらず、車の中だったわけですが・・・。
さてちょっと歩いて東展望所にくると展望が開けます。
九州の山の独特さを感じました。なんか山体が大きいのですね。
それに今も活動しているという感じが伝わってきました。
山梨にはない景色を味わいながら進むと、意外に時間はかからず頂上である高岳に。その手前くらいから山肌に這った様に咲くツツジ、ミヤマキリシマが現れました。小さくてかわいいのです。

頂上の高岳を越えて、仙酔峡への下り口を越えたあたりの南斜面がピンクでした。

まず第一のミヤマキリシマの群落との出会いでした。

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「あー、これが雑誌に良くある景色ね」と感動です!
1時間近くも食べたり、写真撮ったりして下山。
帰りは、ロープウェイ乗り場に戻る時間と歩いて下る時間を比較しても歩いた方が早かったので、歩きでバカ尾根を下りました。名前の通り、バカなくらい急なのです。でも登山の格好してますし、せっかくなので・・・でも本当に急で、岩がゴロゴロでした。

今日見えた花は、ミヤマキリシマ、マイヅルソウ、イワカガミくらいでしょうかね?

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<参考にならないタイム>
5月23日(土)仙酔峡ロープウェイ(片道750円)900m13:00→火口東駅1280m13:10→火口東展望所13:25→中岳13:55→高岳1592m14:10→高岳火口壁:写真撮影会15:05下山→バカ尾根を下る→16:10駐車場着