るーたんの日記

山歩き・食べ歩き・旅のひとりごと日記

この季節の定番「八ヶ岳のツクモグサ」

2013-06-25 20:40:46 | 山梨百名山

6月といえば・・・八ヶ岳のツクモグサを見ないわけにはいきません!!

今年は、完全に週末休暇に変わったので・・・

晴れそうな日曜、駐車場の心配のない・・・2年ぶりでしょうか?そま添尾根からの挑戦です。

この2年は美濃戸から地蔵尾根を上がり、横岳と硫黄を縦走し、周回していました。

よって・・・今年はホテイランは見られませんでしたが・・・

1日で20種類くらいのお花が見られたのではないでしょうか。

やはり・・・この時期の三叉峰(さんじゃほう)近辺はお花の宝庫です!

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6時45分に家を出発。7時30分にはどうにか路肩に駐車。

7時40分に出発。1780mくらい?

最初の20分は林道・狭い遊歩道歩きという感じです。

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時々、期待していなかった硫黄岳方面の稜線が見えたりして・・・

8時10分に川に到着。1900m。

このすぐ上りつくところは、昔は難所でしたが、

綺麗な階段が整備されていました。

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最初がやや急なのですが、

それから後半は・・・同じような傾斜の登りです。ひたすら・・・。

眺めもないので、励みは足元のお花です。

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今回、予想外にイチヨウランが道中10株くらい、点々と登山道沿いに発見。

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こういうことがあるので登りも楽しい。

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しかし、下山時には見つからないものですね・・・全部は・・・視線のせいですね。

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ほかには・・・キソチドリかな?

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3箇所くらいに点在。

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タケシマラン。名前はランですが、ユリの仲間なんですって。

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森の中は、このほかにコミヤカタバミ、

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イワセントウソウ(たぶん・・・ボケボケですが・・・)

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マイヅルソウ、

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分岐というか、稜線に出る手前くらいから、所々に雪。

お花観察などしながら・・・ひたすら登り、ようやく下りの分岐に。10時5分。2565m。

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このあたりで、ヒメイチゲ

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コイワカガミのつぼみ

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しばらくすると、展望が開けます。硫黄岳方面(小屋もあります)

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赤岳方面

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バイケイソウもたくさん。

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最後は、這い松になり、急な最後の試練の登りです。

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ようやく、三叉峰、11時、2785m。

登ってきた尾根と、奥には野辺山の野菜畑のマルチ。

ここで長い休憩です。お昼と散策です。

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まず、ウルップソウ、咲き始めていました。

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ツクモグサは終盤。毎年見に行かないとすっきりしません。

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このウルップソウとツクモグサは、本州では八ヶ岳と白馬でしか見ることができないといわれています。

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大好きな「チョウノスケソウ」目印は、小判の葉。

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意外に綺麗な「イワウメ」

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1箇所固まって綺麗に咲いていた「ミヤマシオガマ」

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1つだけ見た「イワベンケイ」

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稜線で見つけた「オーレン」

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これはなんだろう?

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オヤマノエンドウとチシマアマナ(白)

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ミヤマキンバイとクモマナズナ

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ミネズオウ

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ウラシマツツジ

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コケモモとイワヒゲ

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イワツメクサ

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ミヤマダイコンソウ

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ミヤマオダマキ・・・もうすぐ咲きそう・・・

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イワヒゲ

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コメバツガサクラ

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ツガザクラ

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キバナシャクバゲと赤岳方面。

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ハクサンイチゲと横岳方面。

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期待していなかった展望が、梅雨の合間に・・・感謝です。赤岳・阿弥陀方面。

梅雨の時期なので、足元の花だでも見られたらと来ましたが・・・・感謝・感謝。

そして、十分遊んで、12時50分に下山です。

下りもお花に注意して歩きましたが、

登りほど発見できません。

雨も降りそうだったので・・・やや、急ぎ足。

駐車場には3時5分に戻り。車はだいぶ減っていました。

今シーズンの、高山のお花もたくさん見られた八ヶ岳。

ここは、やはりお花の宝庫です。

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最後はギンリョウソウ

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そしてレンゲツツジ。

お花の名前も間違っているかもしれませんが・・・・

今週は、北岳も山開き。キタダケソウですね。

さて、週末はどうしましょうかね?


祝・世界文化遺産登録・決定!!『富士山』

2013-06-22 19:36:32 | 山梨自慢・北杜市自慢

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(塩見岳からの富士山)

6月22日(土)、本日午後、

無事に富士山の世界文化遺産への登録が決定となりました!

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(2月、山中湖の平尾山からの山中湖越しの富士山)

本当に紆余曲折の結果の登録。

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(H24.7 北岳から、間ノ岳と富士山)

まだまだ・・・・いろいろ問題はあると思いますが、

いろんな人に愛され、登られ、見られて・・・・感動を与える

日本人の心のよりどころの富士山。

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(H24.10 小仙丈ヶ岳から鳳凰三山・北岳・富士山)

守っていきたいものです。

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私のような山好きにとっては、

その見え方が励ましになり、目印になり、癒しになり・・・

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また。、久しぶりに富士山、登ってみたくなりました。


映画『くちづけ』

2013-06-18 23:49:31 | 映画

ちょっと前に何かで特番を見て、とっても興味があったのですが、

うる覚えな感覚で見に行って、予想外の内容に複雑な気持ちになりました。

映画『くちづけ』

http://www.kuchizuke-movie.com/

実は、この作品、すぐに独特な感じで始まる。

これが・・・最後にもリンクしてくる。

作品としても、なんか流れが独特でした。

とにかく、キャラクターが個性的過ぎて、引き込まれていく。

中でも、「うーやん」という男性を演じる俳優さん、宅間孝行さんと

竹中直人と貫地谷しほりさんの親子も見事!

知的な障害のある演技なのですが、本当になりきってみえます。

俳優ではなく、そういう子の話だと世界に引き込まれます。

笑ってしまう場面や、悲しい場面もあります。

最後は衝撃的な展開です。

この話が正しいのか、どうかは判断しきれません。

もう少し、福祉の手の行き届かないところの・・・こんな悲劇が

なくなるような世の中になればいいなと感じました。

また、この独特な作品。

なんと脚本と演出は、うーやんを演じた俳優さん自身だったと。

主役はまだやらないような、でもよく見る俳優さんでしたが、

そんなこともするんだと・・・ちょっと興味が出てきました。

いろいろ考えさせられる作品でもありますが、

人が言うように、ピュアなところも感じます。

ちょっと機会があったら、見て欲しい1本です。


映画『奇跡のリンゴ』

2013-06-18 23:27:44 | 映画

最近、見た映画を2本。

どちらもお勧めです!

まず「奇跡のリンゴ」

http://event.movies.yahoo.co.jp/theater/kisekinoringo_reviewer/

・・・それは、妻への愛でした・・・

あの、個性的な役者、阿部サダヲさんと新妻の菅野美穂さんが、

青森のリンゴ農家を舞台に夫婦を演じた作品。

リンゴ農家の苦労、田舎の苦労。

革新の苦労・・・と、いろいろ評価はありますが、

私は喜劇役者といわれる阿部さんが、よくここまで農業青年演じたと。

脇の両親、山崎勉さんをはじめ、

あと弘前の岩木山の景色も最高!!

梅雨で山に行けないときには、ちょっと映画などどうでしょうか。

昔の田舎の農家の生活とか、ちょっと思い出しました。

その家構えも立派。

ぜひ~!


山野草『カモメさん』

2013-06-17 07:16:17 | 山野草・高山植物

昨年に続いて、やはり気になっていたカモメさんを確認。

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今回はカモメさんだけを見に来ました。

中には虫が・・・

朝の雨も上がって、・・・・。

何回か行ったりきたりして、諦めようとして・・・・

最後に1つだけ、昨年と同じポイントで見ることができました。

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先週は早かったのかしら?

花が付かないと私には確認できそうにありません。

小さなお花です。

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内側の模様が、かわいいです。

今年も、確認できてよかったです。

凝ったカメラではありませんので・・・良くは撮れませんでしたが・・・

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今回は途中で・・・「おとしぶみ」ですかね?

初めて見ました。

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カモメさん:ラン科 ハクサンチドリ属

姿が鴎に似ているからだという説もありますが・・・いかに?