るーたんの日記

山歩き・食べ歩き・旅のひとりごと日記

9月22-23日「八ヶ岳一筆書き」レット小屋~観音平

2015-09-30 22:31:13 | 日本百名山

キレット小屋までの岩場の危険は終わりました。

ダイナミックな赤岳の展望はここで見納めかな?

次の目的地、権現に向かいます。

パノラマ写真。

 

ウラシマツツジ

紅葉もところどころ。

 

小ピークのツルネ。9:30。2445m。

振り返ると、キレットからも大分歩きました。アンパン食べたのは真ん中の小ピークですから。

乗鞍から穂高・鑓の北アルプスの山々。

中央アルプスから御嶽山。

正面に見えた所を登りきると、最後の一段が見えてきます!人がいる所は権現の分岐。

 よく見ると、その分岐に上がるには、手前に61段の梯子が。「源治梯子」!!

2回ぐらい休みました。(汗;)空いていてよかった。

振り返ると…こんな感じです~。ようやくほっとしました。

大分手前の山も大きくなりました。良く歩きました!一番奥には硫黄の丸い丘が。

赤岳方面の大展望もここで見納めです。

行く手の権現の分岐と、右はその先の東ギボシです。

まず分岐まで。10:10。キレット小屋から約1時間半。2104m。奥には最終の編笠山。

パノラマ写真。分岐からギボシと編笠。

 

とりあえず、権現は寄り道になりますが、すぐなので寄って行きます!

手前の岩岩です。奥は三ツ頭。その先に富士山。

 

山頂はイワイワ。剣も刺さっています。10:20。

 

戻って、最後の編笠山を目指します。下には権現小屋。編笠の鞍部が青年小屋。

さっきまでの登ってきた尾根。

よく見ると、源治梯子に人が取り付こうとしてます。

東ギボシで休憩。この辺りの紅葉が、黄色がきれいでしたね。

ウラシマツツジ

名残惜しい権現岳と三ツ頭。

ギボシも岩でザレて下りは危険です。

難所は終わりかな?ここはもう何回も通過しているので迷いはありません。

また、最後の展望を満喫してのろし台で休憩中。この日、権現に登ると言っていた山友さんにメール。

なんと三ツ頭付近でランチ中と。

アップ。映っているかな?

11:45、青年小屋に到着。飲み屋風の赤ちょうちんが目印。「遠い飲み屋」

あまり、ここまで水に困らなかったのですが、とうとう無くなり、

青年小屋から5分の乙女の水を汲みに行ってきました。

宿泊した展望荘では雨水の利用なのでお茶は補給できたのですが、水はなかったので、

持って来ていたスポーツドリンクとお茶で間に合うかと思っていました。

途中で補給もできたのかもしれないですが、今回はここの美味しい冷たい水がゲットできました。

青年小屋の後ろには平らで広いテント場。12:5、最後の登り突入。

編笠山を目指します。

振り返るとこんな感じ。ルート確認できます。

山頂の手前にヒカリゴケ。

そして、12:30、編笠山。今回の最後のピークです!2等三角点。

最後の振り返りの展望。これで見納め。本当なら天狗までは見えるはずだけど横岳くらいかな?

念願の稜線の歩きを快晴の中でリベンジで来てよかったです。

さて、これから観音平、もしくは小淵沢駅までの歩きです。

この日、展望荘から同じコースを歩いていた人1名。

途中で話したところ、お互いに観音平からどうしましょうか?と思案中でした。

さすがに、どうしようかと思ったのですが、まあ…横断道まで歩いてみましょうかね?と。

だんだん雲も出てきて、いつものポイントでは富士山も見えず。

押手川に13:20、2030m。慣れた道ですが、飽きてきました。

アキノキリンソウにトリカブト

森が明るくなって…

雲海に13:55、1880m。

どうにか、観音平の駐車場に到着。14:30、1515m。

時間もまだ大丈夫そうなので、ここから初めての観音平から下の登山道に挑戦です。

まず、ヒカリゴケがここにもあるようですが、

とても、そんな感じではない。

最初は登山道だったけど・…

あとは防火帯をまっすぐ下山。

人の通った後もあって、安心して下山。

お花はアザミくらい。

そのうち、開けて草原みたいになって、

ちょっと横に車道方面に曲がると…

お花も少し登場して

見慣れた風景の車道に脱出!15:10、1215m。

ここで、車道歩きにも疲れ、麦草峠までの車の回収も考え、

タクシーを呼ぶことにしました。一筆書きの歩きはここで終了!

****************

八ヶ岳横断道と鉢巻道路の交差点付近でタクシーに合流して小淵沢駅に。

小淵沢駅まで2530円。(観音平までだと4000円くらいらしい)

◇小淵沢タクシー:0551-36-2525(0120-362055 )

15:29の電車に乗って、茅野駅に移動。410円。

電車からアルピコタクシーさんに小型タクシーの予約。15:50、茅野に到着。

◇アルピコタクシー茅野営業所配車室:0266711181

改札まで運転手さんが来てくれて待っていてくれました。ありがとうございました。

運転手さんにswの混雑状況の話を聞いたり、蓼科の紅葉を見たりして1時間はあっという間でした。

麦草峠には16:50。金額は9900円でした。無事にマイカーを回収し、帰路につきました。

*****************

かつて、2009年7月24-26日、麦草峠から観音平まで縦走したものの、

あいにくの天気で展望がなく、いつかリベンジしたいと思っていたコース。ようやく歩くことができました。

好天に恵まれ、狙っていたリンドウ系のお花は確認ができませんでしたが、

ちょっと早い紅葉が満喫できて、記憶に残るSWの2日間となりました。

地元過ぎて日帰りでいろんなコースは歩いていますが、

稜線歩きは、若干確かにアップダウンはあって長くてきついのですが、

それ以上に展望満喫の気持ち良いコースです。

また季節を変えて歩きたいなと思いました。

 車山から見た6月の八ヶ岳。連峰ですね。  


9月22-23日「八ヶ岳一筆書き」展望荘~キレット小屋

2015-09-29 22:01:36 | 日本百名山

4時に目覚ましをかけ、ボチボチ支度。朝食は5:30の予定。

星も見たいなと、トイレに行きながら見ましたが、本日はガスでご来光も怪しい感じ。金峰山方面。

朝は早くに出かける人などでごたごたしだしました。

朝ごはんは5:15頃に呼ばれました。食堂の朝は反対側から日の出が見えるようです。

 

気になりますが、まずは朝ごはん。デザートのオレンジをたくさんいただきました。

 

朝のコーヒーもいただいて、外で日の出の写真なんか撮ったりして過ごします。

ご来光は5:30。残念ながら雲の中でしたが、なかなか幻想的な朝の景色でしたよ。金峰山方面。

日が差すとまた違う赤岳。紅葉が始まっています。左に富士山。

**************

本日も先は長いので、6時には展望荘を出発し、編笠・観音平へ向かいます。

 

山頂までは30分。ここは慎重に登ります。ここあまり好きでないのですよね。

日の出を見て下山してくる人もいて、すれ違いがちょっと怖いです。慎重に!

北アルプスはどんどん日が当たって様子が変わります。

幻想的です。

キツイ登りは、写真を撮ってごまかして…

日の当たった、穂高から槍の北アルプスの山々と雲海。

中央アルプスと御嶽山。

昨日から歩いてきた尾根。奥から天狗・硫黄・横が見え、展望荘もあんなに下に。

左の麓には行者小屋と赤岳鉱泉ですね。 

そして赤岳頂上山荘。6:50に到着。

東の空と山が雲海の中で…きれいですね。金峰山方面。

奥の標柱のポイントへ。

先ほどの赤岳頂上山荘と峰々。

赤岳の頂上!

 

富士山と南アルプス!

これから歩いていくキレットへの下りと、権現・編笠。

パノラマ写真。山頂から。

パノラマ写真。ちょっと下より赤岳を入れて。

さて、ゆっくり慎重にキレット越えです。7:10下山開始!

 

すぐに文三郎尾根の分岐に。キレットへは、2人がいる岩に取り付きます。

ちなみに、文三郎への下りもなかなかの様子。ここは1度登っただけだな。

ここで、昨日の展望荘で一緒になった若者グループとはお別れ。

初めての八ヶ岳、楽しんでいるようで良かったです。天気も良かったし。

この分岐からは、人も少なくなります。寂しいけど、静かです。

前回はこの日も展望がなかったので、今回展望が良すぎて、かえって怖いくらいでした。

振り返ると、もうこんなに頂上は遠く。

とにかく、キレット小屋までが難所の岩場の下り。慎重に!

行く手を見ると…不安が…。あんなところ行けるのか?稜線がくっきり。

まずは鞍部の尾根に見えるキレット小屋です。

ウラシマツツジの紅葉がところどころできれいでした。

すぐに真教寺尾根との分岐。

中岳と阿弥陀岳。文三郎尾根は中岳の手前を下りますね。

2番目の尾根から下ります。

梯子もあったり、緊張ですよ。

緊張続き…

ウスユキソウかな?

さらに、こんな岩場で。

谷を下ります…

見上げればこんな感じ。ちゃんとマーキングはあります。

さらに…振り返ればこんな感じ。

1つ目のピークの次がキレット小屋です。

気になるまだ登ったことのない中岳と阿弥陀。

阿弥陀の御小屋への稜線には気になるナギも。ここもいつか歩いてみたいコースです。

 

 

キレット小屋に8:35。2350m。

この周辺はコマクサも咲きます。お目当ての花はやはりありません。

途中の富士山

赤岳の直下の大天狗・小天狗かな?

赤岳からの道…始まった秋を感じながら、静かに黙々と歩きました。

キレット小屋からちょっと登った展望地で、休憩としました。

来た道がわかるのも怖いなあ…

そして、最後に向かう権現岳への道もなんとなくわかる。左は三ツ頭かな?

結構急で嫌になりそうですがあとひと登り。

栗アンパンで充電です!

滅多に歩かないコースで天気も良く。せっかく写真も撮ったので自分用に記録。

<最後に続く> 


9月27日

2015-09-27 23:34:27 | 日々の出来事

昨年の御嶽山の噴火から1年なのですね。

とてもあの映像に驚きました。

いろんな偶然が重なって被害は大きくなったはずです。

山が好きな人として、これらからの教訓を胸に安全登山につとめていきたいですね。

今日は十五夜。でもこんな月しか撮れなかった。

今日は、久しぶりに花見隊の皆さんと合流。

かわいいお花をめで、癒されました。ヒゲあり!

 

 


9月22-23日「八ヶ岳一筆書き」硫黄岳~展望荘

2015-09-27 06:23:39 | 日本百名山

硫黄岳で本日の宿、展望荘を確認。12:30。

あとは横岳まで1時間、宿まで1時間。

ヨウキさん応援の「黄色いてる坊主」を最近付けていますが、

これについて声をかけられたことはまだありませんね。

 

硫黄岳山荘。13:5、2545m。美濃戸を拠点にツクモグサを見に来ると、ここでトイレ休憩します。

とてもきれいな山小屋でここには惹かれたのですが、見たいお花があって前進なのです。

しかし、リンドウ系のお花は確認ができませんでした。(涙;)

 横岳の核心部まで登って、一度休んで、岩場に突入しようと思います。

硫黄からのくだりはこんな感じ。

山体が大きく、どこから登っても見えているのに登りごたえがあります。

目指す、横岳の頂上。

割と手前に山頂はありますが、核心部、慎重に行きます。

ウラシマツツジの紅葉がきれい。

振り返ってばかりですが、だいぶ登ってきました。

硫黄と横岳の間はウルップソウとコマクサの咲くポイント。保護柵があります。

紅葉シリーズ。チョウノスケソウ。   ウラシマツツジ。

チングルマの紅葉  こけももの実

 

グラデーションのウラシマツツジとダイモンジソウの紅葉

慎重に行く頂上直下の岩場。梯子もあり。

 

どうにか、横岳頂上。14:00、2829m。

ここで、累積の疲労もたまっているだろうし、しっかり休みます。

なにせ前回に縦走した際、この先の、お地蔵さんの手前で清里側のハイマツに転落した経験者なので。

ここを通過するときは、いつもお地蔵さんに感謝し、自分に戒めます。

あとはあそこまで!近いけど、ここからも岩ゴツゴツなんですね。

振り返れば・・・硫黄は結構奥に。

三叉峰。杣添尾根への分岐。ここからはツクモグサを見に来ますね。

この付近に、最後のコマクサあった!あと、コゴメグサ。

稜線上にはいろんな石碑もあったり、峰もいくつかある。

よく見るとありますよ。二十三夜峰。?

 

 

 イブキジャコウソウ、カワラナデシコ

黄色のウラシマツツジかな?奥はイワベンケイ。最後のイワギキョウ?

あと・・・地蔵尾根の分岐まで登って、その奥の展望荘まで。

振り返ると、こんな感じ。

 地蔵尾根の分岐。いつもここでお地蔵さんに感謝とお礼のあいさつです。

そして・・・くたくたになりつつも慎重に展望荘に到着!15:10。

1泊2食で9000円。モンベルカードの提示で500円割引。

前回の宿泊は、もう15年くらい前の初・赤岳、しかも開山祭の前日でした。

まだご主人はお花に詳しい北原さんでしたが、この方は息子さんでしょうか?!

展望荘は個室もたくさんあるようですが、私は大部屋。

下の段の一角です。たぶん5人くらいのスペースですが、この日は女子3人でゆったりでした。

昔泊まった時は、4人で個室を使った記憶が1回。

頂上山荘に縦走の時に泊まった時も、個室で快適だったイメージあります。

**************

受付時に、夕飯は3回目の5:30、ピンクのコップをいただきました。

 

なんと滞在中は、このカップで食事中の飲み物に使うほか、お茶とドリップしたコーヒーが飲み放題。

早速夕飯前に2杯ほど・・・

談話室で休んだり。富士山も見えてきました。寝床のシェラフはちょっと冷たくて、部屋が暗くてね。

金峰山も。

虹というかブロッケンというか…

歩いて来た道を振り返ります。

5:30からはバイキングの夕飯。ご飯も味付きで食べやすかった。

豚肉の角煮、鶏肉、天ぷら、漬物系などなど。

 色が分かれたカップは、夕飯とかの呼び出しの区分にも使っていました。

5時から夕飯はスタートで、15分ごとに呼び出されます。

5:15には「ピンクのコップのみなさんどうぞ~」みたいなアナウンスが流れます。

 

 夕焼けを眺めながらの食事となりました。

 ただ・・・肉の煮込みとか苦手なものもあったり、コーヒーの飲みすぎか?

ご飯も1杯で終わりました。デザートの杏仁豆腐とフルーツはお代わりしましたが。

 

食後は夕焼けを堪能。阿弥陀と夕焼け。諏訪湖も見える。

コンテジの画像ですが…

やっぱり、こーいうのズームしたくなります。穂高から槍。

 

6:30~は五右衛門風呂があるというので入浴。

山のお風呂は、尾瀬しか知りませんでしたが、結構快適で温まりました。

体を洗ってゆすいで、温まってということですが、シャワーも1つありました。

ちょっと星空もと思いましたが、ガスっているようで、湯冷めしそうだったので、

7時には布団に入り込んで、8時には寝ていたかもです。

********************

時々、目覚めはしましたが、よく眠れました。

*******************

翌日は4時に目覚ましをかけました。朝食は5:30の予定。

星も見たいなと、トイレに行きながら見ましたが、本日はガスでご来光も怪しい感じ。

朝はお弁当で出かける人などでごたごたしだしました。

***********

<続く>