昨日の冷たい雨から一夜明け、今朝は山が真っ白。
鳳凰三山
甲斐駒
鋸のギザギザもかっこいいよね。
もう、こんな山には・・・・寒くて登れないなあ。
昨日の冷たい雨から一夜明け、今朝は山が真っ白。
鳳凰三山
甲斐駒
鋸のギザギザもかっこいいよね。
もう、こんな山には・・・・寒くて登れないなあ。
昨日の夕方、用事で庭に出ると、細い月が鳳凰三山に沈むところだった。
急いで三脚で撮ってみたけど・・・・間に合わなかった・・・・(涙;)
甲府盆地から眺めると、御坂山塊の中に中に気になる三角の山があるという。
これは韮崎から
これは南アルプス市から。(左のとんがりは釈迦ヶ岳。その右の奥にも三角。こちらが節刀ヶ岳かと。)
私の中では、釈迦ヶ岳か節刀ヶ岳では?と思うのだが、位置からして、山友さんは節刀だと。
ということで、気になるお山の現地確認に行ってきました。
振り返ったところ、なんと節刀は10年位前に上芦川から大石峠に出て山頂をピストンした1回のみ。
十二は何回かルートも違って行っていますが、あの吊り橋を渡ったのはやはり10年くらい前に1回ではないかと。
そんな、あやふやな記憶の中・・・大石から周回の予定で、7時に地元出発で若彦トンネル経由で登山口へ。
駐車場から歩いて5分ちょっと。看板の有る登山口に。
当初は時計回りに淵坂峠からと思っていましたが、ここで大石峠からに変更!
(これがあとで考えれば、良い結果となりました!)
風もなく、素晴らしい好天の中、大石からぐるっと7時間をかけての周回となりました。8:35に出発。950m。
あるきやすい九十九折りの登りを途中で休憩を挟んで登りあげます・・・
まず大石峠。富士山の手前には十二ヶ岳。まだまだ元気!10:5-15。お茶休憩。
ここからは、稜線歩き。眺めも良くて気持ち良いです。写真も撮る人が変わると違うなあ~?
私は記録的に、あれもこれも風景は入れたくなってしまいます。
冬のはじまり・・・木曜に降ったと思われる雪はまだ残っており、予想外に初冬の山の雰囲気も味わえました。
獣の足跡も付いていたりして・・・(奥に!)
大石峠からは、小さなピークを3つくらい、しっかり越えます。その中には金堀山というのもあったようですが、確認できず。
甲府から見ると三角なので、近くだとどうかな?と興味津々でしたが、
予想外に向かっていく時は、横にずっしりしていて、山頂の木も気になって綺麗な三角には思えませんでした。
11:30-12:05。1665m。山梨百名山「節刀ヶ岳」に到着。ここでお昼。
予想外の姿にちょっと納得いかないけど、遠くから見た方が綺麗なのですかね?
この後、十二ヶ岳から見るとまた三角が確認できました。近すぎると駄目なんですかね?!
まだまだ先は長い。さて金山から下るか、十二ヶ岳経由で戻るか。・・・・登ってきた稜線が左、右は十二ヶ岳。奥には河口湖。
周回することにして出発!12:5。
金山にて。
金山の先の展望地。西湖が見えました!この日は、いろんな富士山の姿が見られました。
ところで、この界隈で富士五湖が全部見られるポイントってあったのかな?
今日一番の難所は、十二ヶ岳の手前、日陰の岩場。
先日の雪が踏み固められていて、斜度に加え、ロープとの格闘、慎重に登りました。
十二ヶ岳に13:05。ここが一番人が居たかもです。あっ、ワンちゃんもいます!
湖の入り方、雲のでき方、陽の当たり方で姿を変える富士山を1日眺めていました・・・・
奥には三ツ峠、その手前は黒岳。今日登った大石峠は真ん中くらいかな?その奥は釈迦ヶ岳かな?そのさらに奥は大菩薩か?
そして、いよいよ下りに入ります。安易に考えていましたが・・・・日陰が多く、残雪で予想以上に危険度が高く時間がかかりました。
例の吊り橋。ちょっと怖かったけど・・・やはり本日一番怖かったのは、手前の凍った岩場でした。
13:05に十二ヶ岳の山頂を出発し、十一ヶ岳に13:45。ちょっと緊張が続いたのでお茶タイム。
ルート上には登山者は少なかったのですが、下るにも日陰で雪が凍って危険なので慎重に進みました。
これからは、さらに凍結や降雪が見込まれ危険と思います。ご注意を!
十二ヶ岳は、予想外にめちゃくちゃ疲れました。ちゃんと12個のピークがあります。
一番きついのは、十一と十二の間ですね。
そして一番展望が良かった4ヶ岳から振り返ります。右奥には節刀もきれいな三角です。
パノラマ写真です。(なんかあんまり綺麗に反映されないなあ?)節刀の手前から。
こちらは多分4ヶ岳からです。富士山が逆光で見えない・・・。
最後は1ヶ岳。ようやく写真を撮る余裕が・・・14:40。次は毛無山です。
毛無山には14:50には到着。すぐ近くでした。ここで最後の展望。富士山と河口湖。
河口湖の奥には山中湖。ここで出会ったご婦人は、下界は紅葉が真っ盛りで駐車場がどこも満杯だったのよと嘆いていました。
ここから、あまりメジャーでないルート。淵坂峠を経由し、大石に戻ります。
先程のご婦人にこのことを話すと、気をつけてとか、
もしならここを一緒に下り、大石まで車で送りましょうか?とも言って下さったが、
もしもの時は戻ってお願いするかもということにして、とりあえず前進することにしました。
最初こそテープが少ないのですが、途中からはテープを頼りに、これでもかというくらいに下ります。
最初は緩やかですが、最後の15分くらいは膝にくるような急です!
本当にこの道で大丈夫かな?と山友さんと話しつつも、若彦トンネルが左横に見えるので大丈夫と前進。
すると急に左に下りました。下りた先は溝のような作業道のような・・・↓
15:35頃。右から下ってきました。振り返った分岐です。
こんな作業道っぽい感じから、登山道になり、ほとんど横歩きのようにゆっくり下り。
そして最後の最後に沢を一本渡り林道に出るのですが、そのポイントがわからない。
山友さんの携帯のナビと、二人の勘。
わずかなリボンを頼りにわたれそうな場所で沢を横断。最後は偶然のように林道に到着できました。
5分もしなくて朝の分岐に戻り、15:55。駐車場でおよそ16時に到着。休みを入れて7時間半。
思えば、当初は戻ってきた方から登ろうと思っていましたので、もしこちらから登っていたら、
朝一番からこの道で良いのか?不安で進むことになったかもと思われました、結果オーライかな?と締めとなりました。
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帰りは西湖の湖畔のいずみの湯で入浴。向かう途中の、河口湖畔のもみじが綺麗でした。
お風呂を出ると真っ暗。安全運転で帰宅となりました。
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「山梨百名山」を登り始めた頃は、とにかくピーク、というところが今思えばあったかもです。
振り返ると、記録もちゃんととっていないし、記憶も全然合ってなかった。(涙;)
でもこうして、改めて機会を得て登ってみると、節刀はこんなに登りやすくて展望も良いのに、
なんで一度しか登っていなかったんだろう?
十二ヶ岳は、こんなにきつかったっけ!?吊り橋はこんなんだったっけ?と、改めて感心するばかり。
十二はいろんなルートがあり、岩岩を通過しないルートもあるので、何度か来ていましたが、
今回は結構、予想外の残雪と縦走の疲れからか、岩場は本当に緊張しました。
しかしながら、今回の周回コースは初めてのルートで、新しいルートの発見もこれから楽しいですね。
この御坂山塊は、いつかずっと縦走してみたいと思ってはいるが、
三ツ峠、黒岳、王岳、三方分山・・・暑そうだし、陽も長くならないといけないので、秋頃が最適なんだろうなあ?
地図を眺めると、まだまだこの山域は登っていないコースもあるのでこれからもいろいろ挑戦していきたい。
山梨百名山・・・2巡目とするか・・・?!
あと、予想外にこの山域の尾根にはもう残雪があります。これから凍結することもあるかもです。装備は確実に!ですね。
流星は見えなかったけど・・・オリオン座。
1日遅れで綺麗に見えました!特大サイズで・・・
朝は朝で・・・・八ヶ岳も綺麗だった。
例の「PUMA」(プーマ)も、編笠山に出現してきました!
「週末は山梨にどうぞ!」