夜中の珍事件で目が覚め、思えばその後、隊長が出発したのは覚えているが、その後また寝たのか?!
3時頃に起床し、身支度を整えて外に。4時には出発したい。
なのに、下手なくせに…あのオリオン撮れないかな?って三脚出したり…第2小屋の前から。
どうにか、月光の写真も撮れ、昨晩の山岳医・看護師さんの話を聞いてしまったので、朝から心配で水を飲んでしまったので、
第1まで水を汲みに行ったり。
そのうちに、みんなが動きはじめ、トイレの渋滞が発生したり…出発は4:10になってしまいました。
この日は全然寒くなくて、薄いウインドブレーカーを羽織っただけでした。厚めのズボンは、完全に失敗でした!
テント場通過・・・コンテジなのでこんな画像(笑)
8月に確認した、テント場の上の剣(ニセ剣だね!?)
手持ちで撮ったオリオン座
そして、どうにか隊長の指令の5:5頃に、8合目御来迎場に到着!
しかし先客も多く、ヘッドライトをつけている人もいたりで撮影は難しかった。自分の三脚もミニで丈が短いのもあって…(涙;)
そんな中、月光に照らされるという甲斐駒の撮影に挑むが・・・
月光の甲斐駒ケ岳…難しい…どれが「撮れたっ!!」っていうものでもないし、カメラの小さなモニターで確認できるものでもなくて…
変わり映えしないですが…ヘッドライトが入ってしまったり…難しかったんです(涙;)
中途半端な構図よね…(笑)
2度目の七丈小屋のお弁当(^^♪ お酢のきいた、ずっしりおいなりさん+野菜とかの入った卵焼き!
ボリュームがあって、やはりここでは2つしか食べられませんでした。 そして、ややへこみ気味での日の出を迎える
夜明け前のグラデーション。金星が輝く。
鳳凰と富士山
雲海から登るご来光!!
雲海がとっても迫力があった。
コンテジだとこんなに真っ赤になったりして(笑)
たぶん、七丈小屋の朝食は4時半からだって言っていたので、素早く食べた人は、ここでご来光を見ていたかもです。
月光とは確かに違う甲斐駒ケ岳の色なんです。(その場では分からなかったですが)
月も入れたりして
隊長は「月が甲斐駒に沈む」って言っていたけど…そんな気配はないので、前進することに。
こっちはコンテジ。
手前の岩のラインを左から上がり、2本の剣が見えますね。あそこの裏側目指します!
鳥居を入れての構図は難しかった!!もっと離れればよかったけど・・・人も多かったのよ~
そうそう、前にも登場したけど、
17年前は鳥居は健在だったのよ!(ガスガスで記憶がないんだけど・・・(笑))
結構な岩場と鎖を越えて・・・
2本の剣がはっきりしてきましたよ~。左から攻めます!
日の当たり方で、また違う感じに。
山梨側は岩の隙間から木が育ち、独特の岩山だけど四季の感じられる景色になっていますよね。
8月はこの辺りで撤退だったんですよね~
奥の三角は北岳。その手前のとんがりは摩利支天ですね~!
待ってろよ~!
2本の剣の岩の下にはいろんな石柱が… そして…2本の剣の刺さった岩の眺めが!!
こういうふうに見えるんだ~!!
離れた方が絵になるのかな?
剣と奥に御来迎場。左は黒戸山かな。
圧巻の地獄谷の壁。摩利支天・・・気になる。
北側の眺め。いつか行きたい烏帽子方面。手前の紅葉の山は坊主山かな?奥が大岩で、雲のあたりの台形が鞍掛かな?
鋸に伸びる稜線。憧れだなあ~。左奥に御嶽山。北アも見えてきた。
岩の間から北岳・鳳凰・富士山。下には摩利支天。こんな上にきちゃいました。
頂上が見えてきました。右の奥です。
登ってきた尾根だって…剣の岩も小さくなってる!
途中にはこんな岩もあって・・・
「多聞天」とは?
そしたら、まず、(横手)駒ヶ岳神社本社。に到着。山頂の標識があるのは右の奥。
いろいろなものが奉納されています。こんな銅製のようなものも。
駒ヶ岳大神と北岳
摩利支天の頂上をみながらの大展望
山頂に移動です!
草鞋の奉納された山頂。
まずは八ヶ岳。
鋸岳への稜線。奥には北アルプス。
北アルプス
中央アルプスと御嶽山
そして憧れの周回コース!来年は!!
駒津峰の紅葉が綺麗♪ 奥には仙丈ケ岳。
そして先程までいた本社方面。摩利支天・鳳凰・富士山。何度見ても感動の絶景!
ここでヨッシー隊長ともに、残りのお弁当を食べたり景色を堪能♪
そして、このあまりの絶景と紅葉に、同じ道を帰りたくなくなった私は隊長と別れ、お金はかかるけれど北沢に降りることにしました!
荷物を置いてきた隊長は、七丈小屋に戻って黒戸を下り。どちらが早く戻れるのか!?
右のV字の谷は仙水峠。駒津峰からの紅葉が綺麗そうです♪
摩利支天と目線が同じくらいになって…また下ります。
そしたら…また摩利支天に登り返します!摩利支天に登るのは2回目。今回は甲斐駒ケ岳を再発見!寄り道です。
摩利支天の上には、たくさんの不動明王や剣が奉納されています。富士山の方を向いてます。
富士山側から撮ると、甲斐駒がバックに。
奉納された不動明王など。
この不動明王・・・イケメンですよね。そしてこの乗っている獣はイノシシなのかな?
あれ、前回と違う?
こちらは初めて、7年前に行った時に撮ったもの。胴の部分がさらに破損しちゃったのでしょうか?これもあの不動明王と同じものかな?
動物はこれ…イノシシですよね? せっかくの遺産ですから風化させたくないですね。ここまで荷揚げた皆さんの苦労をねぎらいたいですよね。
改めて景色を堪能し下山です。(といっても、完全にピストンですが)ここに寄る人って珍しいですよね。でも10人くらいと行き違いました。
圧巻の地獄谷の壁
ズームで黒戸尾根! あそこに戻れるのか?神業ですね!?
2本の剣が確認できますね。
そんなんでピストンで50分くらいかかっちゃいました(汗;)
次は駒津峰に向けて下山です。行く手の紅葉が素晴らしくて楽しみです♡
仙水峠までも楽しみ♪
次のポイントは巨大な六方石。
正面から見るとこんな感じ。見た感じより・・・結構登り返しました。
ようやく駒津峰。
鋸への道も山梨側とは違った雰囲気なんですよね。
甲斐駒も岩肌の白が目立って、違う雰囲気ですよね。よく見ると登山者小さく確認できます。
まだ奥には北アルプスが確認できます。
摩利支天の岩肌も紅葉。
仙丈ケ岳の手前は双児山。黄金の紅葉もキラキラ☆彡
今回は頂上で仙水峠の紅葉が綺麗と感じたので、仙水峠に下山。時間があれば栗沢山もと企んではいましたが、摩利支天に寄ったのでタイムオーバー!
それでも、向かう栗沢方面もなかなかの紅葉です♪
コースタイムどおりに仙水峠に到着。このまま北沢に戻っても、午後1時半のバスにはちょっと時間があるので、
栗沢山の最初の展望地まで行って、甲斐駒眺めてみようと思います!
約30分登ると、結構中腹まで全体が見えて良いでしょ~!!
本日歩いてきた、山頂から摩利支天、駒津峰、仙水峠への尾根が確認できます。
再び仙水峠に戻ってきました。バスに間に合うように、下山です~!
昨年の秋、サントリーの南アルプス天然水のCMが撮影されたのは栗沢山で、一気に人気が出たんですよね。
昨年11月に私も登ってますが、初雪の後で、アイゼン持っていかなくて冷や冷やしました。
この岩々の所も使われましたよね。
赤も入るとキレイな紅葉。
仙水小屋付近の紅葉です。
ここだけ、とっても赤の多い紅葉が綺麗でした。もちろん無料のお水もいただきました♡
ちょっと下ると、先ほどのCMの撮影地
岩を登っているシーン
丸太の橋もここのルートにあります。
最近改築され名前も変わった長衛小屋さん。 北沢峠の小屋はこもれび山荘になったんですよね。
ここから北沢峠のバス停までは緩やかな登り10分。午後3時15分、15分前に到着すればいいかなと思っていたら…とんでもない人!!
取り敢えず、3台が出ました。私は2台目。
だから、次の広河原から芦安は…多分立ち乗りかな?ってちょっと憂鬱に…
車窓からの栗沢山。なかなかの紅葉でした!惜しいことをしました。
そして現実に!なんとこちらもバスは3台出ていたんですが、立ち乗りも含めて結構ギュウギュウ詰め!
いつも感じるんだけど、立ち乗りも同料金てちょっと納得いか無いよね!? 黒戸の長い下りをさぼった罰だわ…
せめて芦安からは座れることを願うばかりでした!なんせ、今回は電車で長坂まで戻らないとならないのですから!!
約1時間、睡魔にも襲われつつも、話好きな滋賀から北岳に日帰り登山に来た親子のお父様と話したりで気がまぎれました。
そして芦安。どうにか座ることができました!!案の定、ここからは座ってちょっと寝ちゃいました。
しかし、甲府駅で電車に乗るより、竜王で下車した方が早いので、竜王でバスを下車。ここから甲府まで渋滞もしますから。
そして、竜王から中央線に乗って長坂駅で下車。タクシーで尾白川渓谷の駐車場に戻りました~!!長い回収の旅でした。
(日野春駅の場合、下車してタクシーがあるかどうかが不確定なんです。地元情報)
体力に余裕があるなら、韮崎で下車し、韮崎から白州行きの路線バスに乗り、道の駅はくしゅうで下車し、徒歩30分で戻る方法もあると思います。
今回は3連休の大混雑の中移動し、見事に苦戦を強いられましたが、平日とかだともっと快適に移動できると思います。
黒戸尾根の往復もお勧めですが、黒戸尾根と白い岩肌も満喫の周回もお勧めですね!
今シーズンはもうバスの本数も減ってきているので、ご注意ください。
今度は機会があれば長谷村経由で戻れないか検討してみます。(夏は茅野駅から直行バスがあったみたいなんですがね…)
*************
2日目は、白い甲斐駒ケ岳も久しぶりに見たくなって、お金はかかりますが北沢に降りてみました。
紅葉が丁度きれいで、今年3度黒戸尾根を頑張ったご褒美がもらえた気がしました。
この日は、よく考えると朝から月光と日の出の撮影も頑張ったし、素晴らしい雲海も満喫しました。
いろんな甲斐駒ケ岳を改めて見たり感じた2日間でした。3度目にして初めて山頂に立ちましたが、久しぶりの山頂も大満足です。
静かな黒戸尾根と日帰りコースで人気の白の長野側。やはり登りは黒戸をぜひお勧めし、七丈小屋泊ですね!
静かで渋くてカッコイイ。かわいい石仏を巡っての登りは信仰登山の雰囲気もちょっと味わえるのが粋な感じです。
下山したとたんに、天気も一気に冷え込み、崩れましたね。ラッキーな山旅に誘ってもらったヨッシー隊長には感謝ですね。
※隊長を置き去りに、楽な道を選んだ弟子。あの激混みは罰だったのでしょうね~!それでも…5時には戻れるんですね(笑)