昨年の松本「山岳フォーラム」で著者の唯川恵さんとか田部井淳子さんの旦那さんとかのトークがあって、
思わずサイン本で購入した『淳子のてっぺん』・・・ようやく読み切りました。
2010年10月に亡くなった田部井淳子さんの、子どものころの話、どうして山に興味をもっていったかの話。
大学生になった時の憧れからのジレンマみたいな話が・・・なんか泣けちゃいました。
あの田部井さんでも、そんなことがあったんだと。
勤労者の山岳会でのあれこれ。谷川を岩場に通っているだけあって、死との対面もあったそうで、
その話もなんか励まされることでした。
旦那様とのなれそめや、旦那さんの海外遠征の話。
あの穏やかそうな旦那様、猿飛佐助だったの!?
夫婦の歴史は、なんか本当に唯一の形をうまく残したなって思いました。
2度の海外遠征にまつわる、裏方の話も興味深かった。
大きな山を登るのには、ちょい前の映画『神々の山嶺』で深町と羽生、羽生とハセツネさんのような、登頂をめぐるいろいろな話、とかおもしろいというか新鮮でした!