るーたんの日記

山歩き・食べ歩き・旅のひとりごと日記

初詣・2つの『駒ケ嶽神社』へ

2018-01-08 11:13:58 | 山梨自慢・北杜市自慢

北杜市白州町には、2つの『駒ヶ嶽神社』があるって知ってましたか? 私は最近ちゃんと知りました。

こちらは、今回初めて訪問した「横手」の駒ヶ嶽神社。

そして、もうひとつは、日向山や甲斐駒ケ岳の登山口、市営駐車場からすぐの「竹宇」の駒ヶ嶽神社。

「横手」と「竹宇」のどちらも、白州町の地名であります。

地図上では良く見かけるのですが、今回気になって初めて横手、そしていつもの竹宇の両方に行ってきました(^^♪

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まず…横手駒ヶ嶽神社ですが…

国道20号の北杜市武川町の牧原の交差点を、須玉IC方面から来ると直進します。大武川を渡る橋の写真。甲斐駒は荒れ模様!

手前の鉄の斜めの棒は、この地にアトリエを構える「鉄のゲージツ家」の「くまさん」こと篠原勝之さんの作品です!

武川町内にはくまさんの作品が、ほかにもいくつかあります。橋の欄干の作品だったり、河原のゆらみずとか…。

更に進んで正面に…電柱あたりが笹の平でしょうか?右からが竹宇から、真ん中が横手からの尾根でしょうか?

T地路を右折、甲斐駒方面に進み、尾白川渓谷よりも手前、南(韮崎寄り)の県道沿いに、こんな入り口表記があります。

ここを左折し、登る感じで進むと・・・

左手に鳥居が・・・しかも3つも! ここかな?と散策すると・・・ 

こちらは「巨麻神社」とのこと。 

 

その足元、昔の作りですよね。基礎の石の上に建物がね。

隣りには・・・

秋葉神社。火の神様ですね。

こんな3面の石仏も。

そして・・・

一番通路沿いは…

八ヶ岳の眺めの良いここは、疫病の神様という「津島神社」

馬頭観音の馬が大きいこと!!顔と同じくらいありますね。この辺りが馬の産地だったからでしょうかね?

 

ここの一番道沿いに、かわいい石仏様を発見! おっ!右上に「一番」とあるような!!!

この3つの神社の鳥居だったんですね~。

 

さてさて・・・前進します 

 

そして、さらに進むと・・・

こんな立派な門柱が! その足元には・・・

2番の石仏!発見!

 

 そして、いよいよ横手駒ヶ嶽神社に到着! なんて省略された地図でしょう!(つり橋が太いですよね)

こちらの神社には宮司さんがいらしたり、御守りなどの販売もあります。

竹宇とはまた違った感じ。

文化13年は1816年、この年に小尾権三郎が黒戸尾根から甲斐駒を開山。2016年が開山200年で企画展もあったわけですね。

そして、しめ縄でわかりずらいのですが、この鳥居の手前に3番と4番の石仏がありました!!

ほかには境内になかった気がしますので、黒戸尾根の笹の平の分岐のちょっと上に27番の石仏があるので、

このルート上にその間の23体があるのか?確認したくなりますよね?!(笑)

ようやくの初詣。日頃の感謝と1年の健康をお祈りしました。

おみくじは・・・「中吉」!

境内にも気になるものがたくさん。

そして…境内の後ろに。

知人より、「こちらの境内には、甲斐駒に登れない人のために、山を模したものがあるそうですよ」と聞いていたので

それも確認したかったんですよ。・・・

七丈は子安大明神なの?!

摩利支天さんの中には…こんな立派な摩利支天さんが!

開山堂にはこんな立派な不動明王も。

ぐるっと本殿の後ろを巡ってみましたが、たくさんの石仏や霊神碑など…確かに黒戸尾根の雰囲気がありますね。

私のレポでは伝わらないと思いますが、後で宮司さんの奥様と話しましたが、

実際には山に登れない人のために、念仏(という言い方だったか?)を読み上げながら一緒に回ると効果があるんですよ。

とか話されてました。

実際にそばで感じてくださいな。

そして、最後に入り口の社務所というのでしょうかで、お守りを…

ですが、この「みてぐら」が気になってしまって・・・こちらを購入。

神に捧げるものを竹や木でできた台(くら)に置いて祀ったといいます。

駒ヶ嶽神社は馬のものが定番なのですが、干支のものもあるということで今年限定の「犬」にしました。

そしてもう一つは、昔の登山の際の御札を復活させたという木札のお守りいただきました♪

今年も無事に過ごせること…間違い無しかな!? 

木札の凝った組みひもは巫女のお子様が編んだそうです。ひとつだけあって、それにしました。

宮司の奥様かな?とお話しできましたが、またゆっくり山の話を聞きに来てください、

宮司と山頂目指す登山も復活しているんですよ、とかいろいろ教えていただきました。

登山の帰りに寄ろうかなと思っていましたが、ここだけで1時間以上いてしまいました。

またゆっくり、勉強してから再訪したいと思いました!!

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神社の所に登山届の提出箱もあり、トイレも有りました。

神社から5~10分くらいのところに登山口も確認。ここもいつか登ってみたいですね。

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ということで、こちらをあとに、せっかくなのでもう一つのいつもの竹宇の神社にも寄ってみます!

いつもの尾白川渓谷への道をすすみ

綺麗になったトイレは冬もOK

売店も営業中。元気なおばちゃんと話し込んでしまいました・・・パトカーは登山指導ですって!

登山届の記載台がオシャレに屋根も付きましたね♪台の部分も山脈を表現しているような?

十分くらい歩いていつもの竹宇駒ヶ嶽神社です。

この日も下山された登山者の方がいらっしゃったし、駐車場にもたくさん車ありました。

こちらの境内にも霊神碑とかたくさんありますが、横手と同じように登れない方のための

山を模しているとかなのかは未確認ですが、まだまだ知らないことばかりと感じました。

おじろの売店で、ユネスコエコパークのお土産、酒蔵の七賢さんに委託して作ってもらったという梅酒「呑めし」を購入。

「呑めし」は「呑んでみてごらんなさい」みたいな甲州弁! とにかく、甲州弁には「し」が付くのです!

「やれし」(やってみなさいよ)、「食えし」(食べてみなさいよ)、「行けし」(行ってみなさいよ)等

何かの機会に「みんなで飲むじゃんけ~!」と思います。

売店では甲斐駒ケ岳のピンバッチや尾白の湯の割引券もあるようなので、ぜひ寄ってみてください!!

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山岳信仰の山、神仏習合、先達はリーダーで亡くなると霊神碑を納めて山に魂がかえるとか…

奥深し黒戸尾根、今年も登りたいと思います!(雪のない時ですが)

  

甲斐駒ケ岳の山頂のちょっと手前、こちらが横手駒ヶ嶽神社の本社(奥宮)のようですね。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
明けましておめでとうございます。 (niceshotpete)
2018-01-13 09:00:01
どちらも、風格のある神社ですね。
竹宇駒ケ岳神社は、30数年前に黒戸尾根登ったときに訪れたはずなのに、全く見覚えがありません。
1月でも、黒戸尾根を登る登山者は多いのですか?びっくりです。
いつか、両神社に初詣して、黒戸尾根を登るっていう計画が、不意に降りてきました。
今年もよろしくお願いします。
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niceshotpeteさんへ (るたん)
2018-01-13 23:10:47
今年もよろしくおねがいします!
雪は大丈夫でしたか?
黒戸尾根は7丈小屋の小屋番さんが昨年から登山家の花谷さんの会社が管理しているんですよ。
その影響もあるのですかね?小屋は通年営業です!
北アなどは、この時期入山には林道2時間あるくとかありますが、ここはすぐ登山口なのも大きいらしいです!
今回の寒波でだいぶ白くなりました。挑戦してみてくださいね。
私も今年もまた花の時期に登りたいです!
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