るーたんの日記

山歩き・食べ歩き・旅のひとりごと日記

『日本百名山』を完登して・・・

2012-09-26 21:12:07 | 日本百名山

この数年。

良く山にご一緒していた方が、伊吹山で100名山の全登頂を迎えた時に、

自分も一緒に登頂して、改めて百名山を数えた際に75座くらいでした。

そこで・・・私にも火がついてしまったのですよね~。

その方ともっと前から知り合っていれば、

きっと一緒に百名山の制覇の日が迎えられたと思うのですが、

私が知り合ったのは、この10年くらいのことでした。

なんにしても、いつも天気と地図と・・・にらめっこの日々から、

ちょっと休養です。

仕事に専念です。

といいつつ、今週末は所属する山の会のバスツアーの予定です。

バスにてお手軽な百名山のツアーです。

となるとK駒かN鞍ですよね?

本日、山好きの職場の大先輩に「100名山・・・制覇しました!」と報告しました。

同じ職場の人には・・・まだ言っていません。

そもそも山を登った最初は、

25歳くらいの頃、仕事で仕方なく地元の「茅ヶ岳」に。

感想は散々・・・。足は豆だらけ。

そして、次がまた仕事上の付き合いで断れず、北杜市内の「日向山」に。

これが秋で紅葉がきれいで、見事に八ヶ岳が見えたのです。

この時に・・・山にはまりました!!

そこから・・・八ヶ岳の権現岳、などを経て・・・

割と次の年かな?8月の下旬に「白馬三山」を縦走。

これが百名山の最初。

続いて、初雪の「鳳凰三山」、「金峰山」・・・などと登っていきます。

その頃は、まだテニスや和太鼓にも興味があって・・・、次にマラソンにもはまり・・・。

マラソンが10kmで1時間を切って引退。

その頃に、先に登場した方と知り合い・・・いろいろ同行することに。

12月には四国や九州の山をめぐりつつ、忘年会や温泉の旅。楽しかったです。

特に印象に深いのは・・・・難しい・・・

九州なら、やはり久住山。独特で、また違ったコースに行きたい山。

あと雨だった宮之浦にもまた挑戦したい。

中国四国なら・・・意外に手ごわかった剣岳。

地元の女性3人で行った鳥取の旅、大山も楽しかった!!

近畿なら・・・わざわざ同窓会の前に登った大峰山。奥深かった~。

北陸は白山。信仰の独特な感じと見事なお花畑は圧巻。

北アルプスなら・・・やはり穂高は綺麗ですね。

縦走した、表銀座・裏銀座・今年の新穂高から折立も印象的でした。

中央アルプスは、日帰りの空木がきつかったけど、良い山でした。

南アルプスは、白根三山の縦走もよかったですが、

なんといっても荒川三山と聖の縦走。唯一の4日間の山でした。

きついのですが、仲間と楽しく・・・味わった山でした。

北関東のあたりでは・・・林道の運転に難儀した皇海山。

苗場山や巻機山の地とうのある姿には感動しました。

東北では、平ヶ岳の玉子石。確認したときには感動しました。

暴風で諦め、リベンジした早池峰山。

同じくリベンジの鳥海山。あんなに怖いとは・・・新山山頂。

蔵王で昨年、ヒッチハイクで乗せていただいたご夫婦の暖かさ。

今年の飯豊のゆっくりドキドキ登山。避難小屋泊の女子一人旅で、前泊の宿が真っ暗。

北海道はどこも。ただ最後前の幌尻は、6人のツアーに参加し、3日間。楽しかったです。

18kmの林道歩き。魚釣り。ガールズトーク。

展望の無かったトムラウシと旭岳は・・・いつか縦走したいな。

利尻も快晴で、秋田のご夫婦と知り合って礼文観光まで。

最後には飛行機が飛ばず、フェリーとバスを乗り継いだ波乱・・・忘れられません!!

おもいつくまま・・・・感想でしたが・・・ハプニングがると、印象に残るものです。

そのうち・・・記録をゆっくりまとめたいですね。・・・

どこかでご一緒した方、助けていただいた方、お話した方・・・・。

いろんな方の支えとご協力の中で、無事完登を迎えました。

ありがとうございました!!


日本百名山・100座目『後方羊蹄山』

2012-09-24 21:06:23 | 日本百名山

そして・・・速報です。

今回の北海道で予備日として取っておいた1日で・・・

最後の後方羊蹄山に登ってきました!!

とりあえず速報です。

天気にも恵まれ、倶知安コース(比羅夫)からのピストンでしたが、

時間があったので、お鉢めぐりもして締めくくりました。

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下山すると雨にも遭いましたが・・・良い山でした。

静かに100名山を達成しました!


99座目『幌尻岳』

2012-09-24 20:58:39 | 日本百名山

速報です!!

念願の幌尻岳、行ってきました!

新冠林道から、ゆっくり3日をかけて。

思いがけなく参加した札幌のツアー。

女子6人にガイドさん2名。

楽しく山荘を過ごし、

肝心の幌尻岳のアタックも・・・

暑すぎず・・・雲もなく・・・感動の山頂でした!

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山頂から戸蔦別岳方面。

この日の山頂は、

新冠ポロシリ山荘に宿泊していた私たち8名+1名と、

チロロ林道から日帰りという若者だけでした。

夕張岳や海、雌阿寒、トムラウシ、旭岳らしきも確認できました。

少し紅葉も始まって・・・念願の山頂。

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山頂から北カール。

その上の稜線は、幌尻山荘からのルート。

道がしっかり確認できます。

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新冠コースのお花畑から奥新冠ダム。

その手前の青い屋根の山荘に向かって下山です。

ガイドさん曰く、

「新冠コースは日高の山の奥深さが味わえるコース」だとか。

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味わいのある山荘。

奥には頂上は見えませんが、幌尻岳への稜線が見えます!

林道歩きは片道19km、約5時間と長かったですが、

宿泊者9名で・・・楽しく・・・・過ごして、

忘れられない99座目となりました!


質問です!『後方羊蹄山』

2012-09-17 07:48:18 | 日本百名山

いよいよ、私の日本百名山もあと少し。

いよいよ、今度は幌尻と羊蹄山にでかけます。

幌尻は・・・なんと現地のツアーに参加し、新冠から安全に確実に行くことにしました。

長い林道歩きらしいですが・・・急がず楽しむ予定です。

そして最後が「羊蹄山」。

この登山口、真狩か倶知安コースかだと思うのですが、

決めかねています。

できれば時間的に短いほうで、安全なほうが良いのですが。

なにか情報ありましたら・・・是非!お願いいたします!


98座目『鳥海山』

2012-09-17 07:24:29 | 日本百名山

この三連休の前半。

7月のリベンジで「鳥海山」に行ってきました。

98座目、登頂です!!

まずは速報のみ!

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ようやく、追記します!!(H25.1.8)

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まず、いつものように、仕事は時間までして、すぐに電車に。

そして山梨から東京に。

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新しい東京駅が完成しかけたころでした。

東京を21:20発、夜行バス「ドリーム鳥海号」です。

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なんと、今回は往復利用で15,790円。

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象潟駅に5:15に着。駅には自販機しかありません。

7月に無念、雨で断念した際に下見しておいたので、

食料は購入してきたのですが、その時にコインロッカーがあったので期待していたら・・・・

なんと、改修工事でなくなっていました。

仕方ないと、バスの待ち時間、もって登るしかないと荷物整理。

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7月に来たときは全く雲の中で見えなかった全貌が、

朝から見えます。

今日は・・・期待できますかね!?

でも、暑そうなので・・・・かえってそれが心配でした。

6:10にブルーライナーという象潟と鉾立間のバスに乗車。10人くらい。往復3000円。

夜行バスの人が半分、そのほか半分。

往復夜行を使ったのは自分だけでした・・・。貧乏なので仕方ない・・・。

しかし駅の待ち時間に上野発の寝台電車が停まりました。

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これでも片道良かったかな?と思いました。

金額もそんなに変わらなかったです。

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そして、バスは6:45に鉾立に到着。

みんな早速登り始めますが、

私は諦めきれず、開いていた鉾立山荘さんに、荷物を預かっていただけないか相談。

そしたら、責任はもてないですが、待合室に置いていっても良いですよと言われ、

もしやに備えて準備していた、着替えなどをまとめた袋を片隅に置かせていただきました。

ありがとうございました。

そして、7:6に出発、1015m。

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登山口で、下山中に今朝、熊を見たという人が!

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10分で展望台。

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8:2、賽の河原、1430m。真ん中のちょっと右あたりの道を尾根に上がります。

ここまでは順調です。

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8:30-45、御浜小屋で休憩。鳥海湖を眺めながら。水が少ないです。

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そして、向かっていく先です。

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手前のピークまで登ると・・・・そこが御田原で・・・

なんと・・・下るなんて・・・・

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8:55、御田原、1655m。八丁坂。ここから下り。

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御田原岐まで下り、また登り返します。9:3、1600m。

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9:30、七五三掛分岐。どう進もうか悩んでいましたが、

登りは千蛇谷コースと決めました!

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分岐からすぐはしごの登りがあって、そこにこんな看板。

左に・・・・すぐに下ります。

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見える、最後の雪渓をわたり、左に上っていくのが千蛇谷コース、

右の谷の端が外輪山コース。

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ここからはひたすら登ります。

⑥とかあり・・・確か小屋が⑩です。

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⑧あたりで振り返ると、来た雪渓、御浜小屋、

そして日本海も見えました。

山梨県人ですから、海が見える、こういう登山というのは、

本当に嬉しい・感動ものです。

9月の3連休、小屋締めの準備なのか、ヘリが何往復も上空を飛んでました。

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結構、分岐からは暑くて・・・ようやく⑨。

その先は開けていそうと期待したら・・・

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まだ先でしたが、あの上が小屋のようです。

10:55に御室に到着。2030m。トイレもあります。

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鉾立から、いろいろハプニングもありましたが、無事9合目で昼食。

4時間。

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昨日東京駅の地下で買った、高菜で巻いたおにぎり!

遠くからはなだらかな裾野をもっている鳥海山ですが・・・実は

新山は岩がゴロゴロ・・・

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9合目には鳥海山大物忌神社。と御室。

そして、あのゴツゴツした新山に臨みました!!11:15出立!

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途中、危険な感じの場所、道が不明な場所あります。

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こんな狭いところ、あのゴツゴツした岩山の上で下ります。

天気の悪い日、雨天時、などは注意したほうが良いと。

晴れすぎても、良く見えすぎて怖かったです。

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そして地図では20分で新山の頂上とありますが・・・・

それ以上かかった気がするくらいで・・・岩ゴツゴツの頂上に。

証拠写真。でも時間は20分で11:35に着。

せまくてわがままも言えず、こんな写真です。

もちろん自分の証拠写真は、別にありますが・・・

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頂上は狭かったので5分くらいで写真だけ撮って、下山。

途中で撮りました。

岩の感じは・・・こんなフウというか・・・もっと厳しかった。

あまりの恐怖心から、同じ道を戻ろうかとも思ったのですが、

頑張って、天気が良いので、外輪山コースを目指しました!

頂上の直下を、時計回りに来た時より左に進み頂上を巻いていくと・・・

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胎内くくりがありました。もちろん通過はしてきましたが・・・

98座の中で・・・

こういう岩って、あまりないような・・・・

でも、新山から抜けるまでは怖く、写真もろくにありません。

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ようやく、安心エリアに出たので、向かう先です。外輪コース。標柱が見えます。

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外輪山の縁に出ました。12:5。

せっかくなので七高山に行ってみたかったのですが、

新山の恐怖の疲れと、バスの時間が心配だったので、ここは断念。

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外輪山から新山です。

左に御室の小屋なので、見えないあたりを登り、

雪渓の残っている上くらいのピークが頂上です。

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アップにしてみました。良くみるとザックや人が確認できます。

でそこを、雪渓の辺りに出てきて、その左を下って、外輪山に出てきたということです。

新山に行かなくても、小屋からも行けそうですね。

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外輪山からは本当に良く見えます!

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外輪山のコースはこんな感じで、下りです。

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何度も新山を振り返ります。外輪のコースも千蛇谷のコースも確認できます。

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外輪山から、千蛇谷コースと御浜小屋方面・・・・

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小屋が見えなくなります。。。

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千蛇谷コースを確認。暑くて長かった。

先に展望の外輪をとるか、あとに楽しんで下るかは・・・

私は後でゆっくり写真も撮れたし、良かった。天気ももったし。

1:25には七五三掛に戻り、ここからは同じコース。安心。

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これから向かう、鳥海湖、御浜小屋です。

最後に1回下って、登らないとなりません・・・

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御田原分岐から最後の登り。

登山道は綺麗に整備されています。

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2:5に御浜小屋に到着。最後に眺めを満喫。頂上方面は雲の中。

あとは、ちょっとバスの時間を気にしながら下りです。

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登山口の案内板。今朝の熊情報が。3:25着。下り4時間弱。

天気も暑かったですが、無事で何より。

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バスは4:20発なので、トイレと荷物の回収と、休憩です。

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鉾立山荘様、ありがとうございました。

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バスで戻るとき、日本海に夕陽が沈んで、綺麗でした。

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5:00象潟駅に戻り。

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駅前のおみやげ屋さん「茶房 くにまつ」さんで、無料のレンタサイクルを借りる。

そして、今だから話せますが、この当時はコインロッカーが駅改修工事で、

使用不能だったので、荷物まで置かせていただきました。

さらに、夜行バスで帰るので、それまで海沿いの温泉施設に居たいのですが・・・・

と無理を言って、夜の9時まで自転車も貸していただきました。

本当に、ありがとうございました。くにまつ様!

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木の物が好きなので、帰りには秋田らしい「おすぎぼっち」という置物を

記念に買ってきました!

話は戻って、自転車を借りて、15分くらい海のほうに向かって、

「道の駅ねむの丘」で夜行バスまで、汗を流したり、ゆっくりしていました。

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この温泉からは、綺麗な日本海に沈む夕陽が見られると評判。

この日は、良い夕陽になりそうっだたのですが・・・でも満足!

閉店の9時くらいまで居て、その後は今度はやや登り気味の駅までのサイクリング。

途中のガストでお茶して。

最後には「くにまつ様」にレンタサイクルをお返しし、荷物のお礼を伝え・・・

22:20発の夜行バスで東京に戻りました。

さすがに・・・往復、夜行バスで鳥海山登山の人って、自分だけでした。

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秋田の土産は、いぶりがっこですね。たくあんの燻製みたい。(燻製か・・・)

翌朝の6:15に東京に、新宿に移動し、経費削減で高速バスで戻ってきました。

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7月に行く予定が、暴風雨のため断念していた鳥海山。

天気に恵まれ、本当に感謝です。

登りは七五三掛を左に、千蛇谷コースを登り、帰りは外輪山コース。

その外輪からは、新山・御室が良く見えました。

本当に「意外なほど怖かった」鳥海山でした。

この怖さは、剣とか、なんかポイントポイントにある、独特の怖さです。

登りも下りも厳しかったですが、1回撤退しているだけに、大満足です。

1回、撤退しドライブして下見したので、自転車で温泉もいけたし、

ガストも知ってましたが・・・・コインロッカーは困りました、焦りました。

そんな98座目でした。

(ようやく、レポ完成!)H25.1.10