まだまだ2回目ですが、日程の合った今回、4月以来のボランティア活動に参加してきました。
今年まだ2回目のボランティア・バス。今回の行き先は、石巻の鮫浦漁港。
http://www.kyohoku.jp/modules/pico/index.php?content_id=38
このバスは、なんと地元、山梨県北杜市から出発するのです。
山梨をいろいろ巡って、最後、東京の池袋で最終乗車で満車となり、被災地に向かいます。
夜の九時に出発し、池袋は12時。国見SAで朝食タイム。
鮫浦漁港には朝8時過ぎくらいに到着。
今回は42名の参加者で、3チームに分かれました。
1つは大きな土嚢袋つくり班。
2チームはホヤの養殖の床用の牡蠣の殻の選別を2件の漁師さんのところで行いました。
心配していた天気も1日もって、そんなに寒くない中、滅多にできない仕事のお手伝いに協力でき、なんか依頼者の笑顔を見たり、参加者で仲間みたいな絆が生まれたり、
したことの結果なんてすぐには分からないですが、
東北のことを忘れないことや、できる支援を無理なくすること、
話を聞いて伝えること、なんかでも良いのかなって思います。
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作業の報告も・・・山梨県人には縁遠い漁業の仕事で、新鮮でした。
今回は8時45分くらいに作業を始めて、昼食をとって1時15分までという作業でしたが、
畑に山積みされた牡蠣の殻から、ホヤの養殖の床に適した、深さのある殻を選別するのですが・・・単純作業ですが・・・・やり甲斐ありましたよ。
選別です。ホタテやムール貝の殻もありますが、ダメです。
深さのある、牡蠣の殻のみが選別されます。
昼休みの景色。手前の山が選別された適切な牡蠣の殻の山。
その奥で作業してます。水色のケースのあたりが作業ラインで、
その手前は、はねた殻の山です。これだけ前進してます。
↓少なくとも、まだ山があるところまで今回前進し、
その後ろの選別から落ちた殻の山の部分はできたぶんになります!!
なんで牡蠣の殻なのか・・・よくは分からないのですが、
それをこんなふうにつなげて、海にて養殖のところに置くと・・・・(この作業をした回もあるそうです)
こんな感じでホヤが付くのだそうです。
これは11ヶ月くらいのものだそうです。とっても小さいです。
しかし、市場に出るには4年位とのことです。
私たちの選別した殻に付いたホヤも、4年後くらいには市場にて食べられるかもしれません。
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そして、今回、このバスの貴重さを感じました。
隣りに乗車した子は、大阪からの参加者でした。
いろんなボランティアバスに参加したいが、仕事していると三連休でしか参加できないと。
今回は念願かなっての参加で、池袋からの参加で以外の交通費は4万近くかかったとのこと。自分の環境は恵まれているなと感じました。バスの乗車時間は長いですが、5千円の負担金だけですから。(お金の問題ではありませんが)
このボラバスの運営だって、厳しいとは思いますが、企画を続けている会社にも頭が下がります。また機会があれば参加したいと思いました。
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移動中の石巻の様子です。
まだまだ復興の途中です。
地盤沈下した農地。未舗装の生活道路。
被害の大きかった小学校。体育館も全て流されてしまったとのこと。
片付いていない瓦礫の山。でも石巻はまだ瓦礫は少ないそうです。
ほとんどが引き波でもっていかれたそうです。
この小学校もニュースに良く出た、火事にあった小学校。
このあたりはもう何もない感じでした。
すぐそばに、これも良くテレビで見た看板が。
「頑張れ!石巻!東北!!」
そして・・・石巻で「元気の湯」に浸かって帰宅となりました。
この元気の湯も、何種類も浴槽があって、疲れた体が癒されました。
その後、近くの横丁を散策したり、
その途中にケーキ屋さんもあったので寄りました。
表の張り紙に引かれて・・・ロールケーキ購入。
一番外はサクッ。中はしっとり。甘すぎず、美味しくいただきました!
そして帰路で・・・またもや国見で夕飯。
最後は「喜多方ラーメン」で〆ました。太ちじれ麺にチャーシュー、美味しかったです。
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微力ながら・・・「忘れない!東北!!、頑張ろう!東北!!」