海の日の3連休、何も予定が無いのと、天気がよさそうなので急遽、妙高に遠征することにしました。山小屋は混んでいるので、ふもとのペンションに泊まることにし、2山、ピストンです。この時期は雪解けで花が開きはじめ、苦しい登山もなごむ楽しい時期です。さて2山、どうだったか・・・。
妙高山はちょっとコースタイムが読めず、到着時間も遅れ焦って登ったのですが、ちょうどガスに覆われ、ゆっくり展望を楽しむでもなく頂上に着くと、なんと頂上だけ展望が良かったのです。お花もたくさんあって。明日行く火打山もくっきっり見えました。 頂上にテガタ?チドリかな、たくさん咲いていました。
<参考にならないタイム>標高は自分の時計です。
スカイケーブル乗り場9:40→片道1千円→頂上1230m、10時発。1715m林道合流11時→1745mヒュッテ11:10→1900m天狗堂11:30~45あと1.4km→2050m風穴12:05あと1.0km→2200m鎖場→2390m頂上13:10-35(標高誤差約ー60m)→天狗堂14:25→分岐1580m14:55→1325m麻平分岐3:35→1085m燕温泉登山口下山
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翌日は火打山です。花の百名山ということで、お花に注目ですが、あいにく稜線に出そうなところで雨です。そんな天気予報ではないはずだったのに・・・。昨日、妙高からあんなに良く見えたから、頂上に行く頃には、なんて期待しましたが、そう毎日いいことは続きません。しかし、急登で暑いピークを越えていたので、カッパも負担になりませんでした。そしてお花ですが、本当にたくさんありました。高谷池までに、キヌガサソウ、サンカヨウ、天狗の庭までにハクサンコザクラ、イワイチョウ、イワカガミ、アオノツガザクラ、ハクサンチドリ、ワタスゲ、雷鳥平までにタカネバラ、キンポウゲ、キンバイ、ウサギギク、ヨツバシオガマ、ネバリノギラン、ベニバナイチヤクソウ、マルバタケブキ、オダマキ、シャクナゲ、マイズルソウ、ゴゼンタチバナ、クルマユリ等等・・・。もうお花はいろいろたくさんでした。今年、たくさんサンカヨウとイワイチョウを見て、ワタスゲもこんなにたくさんはまた久しぶりでした。やはりお花の時期にはお花の山です!ヒュッテでトイレ借りられます。笹ヶ峰から黒澤までは緩やかな木道のハイキング。十二曲がりは本格的な急登りです。高谷池までも小ピークを2・3やりすごす横道な感じ。天狗の庭までは池周りのお花散策ですが、そこから頂上までは、また登山です。道中笹ヶ峰から頂上までが9kあるのか、「1/9」といったプレートあり。8/9からの最後が長かった・・・。
<参考にならないタイム>宿5時出発→笹ヶ峰着5:40、トイレ済ませ5:45発1320m→6:35黒澤1580mずっと木道→7:35十二曲過ぎのベンチ1905m→8:10富士見平2040m→ここからカッパ→8:50高谷池ヒュッテ(トイレ)9:10、2075m→9:30天狗の庭2125m→10:17雷鳥平2250m→11:00頂上2420m(誤差約ー40m)11:20→雷鳥平11:51→ヒュッテ12:40-13:00→富士見平13:30→十二曲14:05→黒澤14:23→駐車場115:10・・・ここから山梨まで戻ります・・・。
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今回の宿、良かったのでちょっと。
妙高高原の赤岩温泉のペンション「ルーエ」。 実はちょっと前まで友人と調整していて、日程が合わず一人旅に。前日に山小屋はネットで満員だし、麓に泊まろうと色々検索。そこで6800円で夜はフルコース付き、登山口までの送迎も有りというので問い合わせ。一人で1500円UP。それでも山小屋ぐらいの値段で、料理は満腹、お風呂もある意味、温泉でした。(なんか機械を設置し、自宅のお風呂が温泉になる機械付きだったのです)夕飯はサラダ・スープ・魚・肉・アイスも付いてました。あと写真のビールは自家製ということで、なんか独特の苦さのある美味しいビールでした。朝もちょっと贅沢な感じでしたよ。300円でおにぎりも2個用意してくれました。1日目、ここに駐車し燕温泉に下山し、そこまで迎えに来てもらいました。こういうサービスも嬉しいですよね。
ちなみに、下山した「燕温泉」なかなかいい感じの温泉街だったのです。また機会があったら訪れたいところです。あと「河原の湯」というのがつり橋の下にあって、これにも時間があったら入りたかった!!余談でした。