小屋を4時に出発して、5時過ぎに8合目後来迎場で迎えたご来光!
************
昨日の夕焼けはなかなかだったから、本日の天気は午前中くらいもつかなと思ったのだけど、怪しい感じ。
取り敢えず、4時に小屋を出発し日向八丁に周回するか、天気次第では頂上のピストンか。
まず、小屋の1階に降りて、お弁当にしてもらった朝食をいただく。
暖かいお茶も用意してくれてあり、嬉しかったです。
酢のきいたお稲荷さんは、ボリュームがあって2つしか食べられなかった。卵焼きも野菜が入ったこだわりに驚きです!
※頂上をピストンする人は、不要な荷物は小屋に置いておくことができますよ!
小屋番さんにあいさつして、トイレを済ませて・・・4時10分ぐらいに出発です。
もう17年前に唯一、ここを登った時の記憶は全然ないのです。第2小屋の右を登って、テント場を越え…
ヘッドライトの歩きなので、慎重に進みます。10人のうち4番目に出発したかな?
途中、黒戸山の左は北杜の明かりか?
黒戸の手前に光るもの。あそこが七丈小屋だね。
行く手の上には雲がかかっているけれど・・・降られてはいなかったので・・・
ギリギリ、後来迎場でご来光に間に合いました♪ 5:5頃
8合目
ここまで来ると、ご来光が良い感じで見られるっていうので頑張ってきました。久々のご来光に感動!
でも、石の鳥居がなくなっていて・・・ザンネン!
ちなみに17年前の写真には…健在です!
素泊まりのお二人さんはここで朝食中。その匂いでか、テン×、オコジョ〇がウロウロ~
ここでネットを確認すると、午後は晴れるとのこと。もうちょっと登ってみることに。
ナナカマドの赤い実。オトギリソウ、ヤマハハコにアキノキリンソウ、リンドウ
ヤマブキショウマ
ミヤマホツツジ
タカネヒゴダイかな。葉っぱの切れ込み具合から。
こっちもかな?茎もちゃんと見てくればよかった。
そしたら、よく登場する岩場。
昔はこういうことで、鎖に願掛けしたんですね。
岩場が続きます。
・・・ちょっとした岩場の前でストックをしまっていたら、急に雨足が強くなりました。
カッパを着こみ(ようやく本領発揮のクラウドリッジの出番です!)…残りのお稲荷さんを食べたりして様子見。
なかなか回復の様子はなさそう。15分くらい休んで、・・・2740mくらい、6時下山を決めました!
頂上行っても展望はなさそうだし、狙っていた周回をするにも初めてのコースでガスって迷ってはもともこもないし…。
ちょうど休んでいたのは大きな岩の陰で雨宿りができましたが、誰かが遭難した場所だったようです。碑がありました。
きっとその方が見守っていてくれると、岩場や鎖…慎重に下りました。
?
ウラシマツツジとか、微妙に紅葉してます♡
途中、雷鳥さんらしきも見たけど、カメラには収められませんでした。
よくある2本の剣のアングルに似ているけど…、黒戸山と。
下りは注意していたけど、ヘッドライトでは気づかない、たくさんの発見があり、信仰の山を感じることができました。
テント場に戻りました
そして、小屋に戻って7時前。
小屋番のホーリーさんに報告して、またお茶をもらって、腹ごしらえして、ちょっとゆっくりお話もできました。
小屋での仕事の話、飛ばなかったヘリの話、貴重なお話が聞けて楽しかったし、仕事ぶり成長が見られて幸せです。
もう1泊して、明日は絶対天気だから狙いますか?とも一瞬考えましたが…今回は下ります。
また訪問します!
******
7時30分、トイレを済ませ、カッパを着こみ下山です。五合目までは慎重に!
雨上がりの森は、緑が一段と綺麗な感じです。
5合目でカッパは脱ぎ。
黒戸の森も苔が潤いを取り戻した感じです
日も当たり始めました。撤退を後悔しちゃうけど・・・
5合目まで15分なんて案内もあるんだね。
こ・ふたば・蘭とミヤマ・フタバ・蘭
下りは早いですね~
刃渡りの展望。正面は秩父ですね。
八ヶ岳は雲の中。
鳳凰の山。富士山は見られず。
寝ころんだ石碑さん。
この辺りで、登りの方々とすれ違い。知っている方に遭遇。
一組の方は、本日泊まって、明日は周回だと。良いなあ~引き返したくなりました。
もう1組は同じ会社の子たちでした。山にはまってくれたら良いですね。
雨で潤った森は、またきれいな感じです。
紅葉も綺麗なのかなあ?
また・・・山頂に立てるように・・・訪問したいですね。
午後2時頃には駐車場に戻りました。尾白川には人がたくさん!!
駐車場では、また売店でソフトクリームを。元気なおばちゃんと話していると…きゅうりも自家製味噌でご馳走様でした!
べるが通りからの眺め。天気は回復したのかな?
道の駅で買い物して帰りました。(白州米、望月農場さんのものありました!)
*********
今年の念願であった、甲斐駒ケ岳の七丈小屋「泊」がようやく叶いました!
静かな山小屋で過ごす時間ていうのは、やはりぜいたくですよね。
小さいけれど真心の山小屋を感じる泊りとなりました。
ぜいたくな天然水と展望、女性に嬉しく安心な女性スタッフさん。
今回スケッチした富士山の絵も、いつか色を付けてみたいと思います!
そして、最近芽生えたもうひとつの野望、周回は、今回は断念しました。
そのためには、陽が長い時期であることが必要で、この課題は来年に持ち越しになりますね。
また体力維持して、来年は叶えたいです。
自宅から本当に行きやすい所にある登山口のお山です。
また機会を作って訪問したい、甲斐駒ケ岳 黒戸尾根でした。
そしてまた頂上にも立ちたいですね♪
こちらは・・・かつての摩利支天・・・またいつか!