るーたんの日記

山歩き・食べ歩き・旅のひとりごと日記

『淳子のてっぺん』

2018-01-22 00:36:21 | 本・読書

昨年の松本「山岳フォーラム」で著者の唯川恵さんとか田部井淳子さんの旦那さんとかのトークがあって、

思わずサイン本で購入した『淳子のてっぺん』・・・ようやく読み切りました。

 

2010年10月に亡くなった田部井淳子さんの、子どものころの話、どうして山に興味をもっていったかの話。

大学生になった時の憧れからのジレンマみたいな話が・・・なんか泣けちゃいました。

あの田部井さんでも、そんなことがあったんだと。

勤労者の山岳会でのあれこれ。谷川を岩場に通っているだけあって、死との対面もあったそうで、

その話もなんか励まされることでした。

 

旦那様とのなれそめや、旦那さんの海外遠征の話。

あの穏やかそうな旦那様、猿飛佐助だったの!?

夫婦の歴史は、なんか本当に唯一の形をうまく残したなって思いました。

 

2度の海外遠征にまつわる、裏方の話も興味深かった。

大きな山を登るのには、ちょい前の映画『神々の山嶺』で深町と羽生、羽生とハセツネさんのような、登頂をめぐるいろいろな話、とかおもしろいというか新鮮でした!

 

 


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